【レビュー】キャプテンスタッグ DXオクタゴン 400UV|ベル型テントのニュースタイル!

    子供が大きくなり広いテントがほしくなったので、キャプテンスタッグから出ているワンポールテント「CSクラシックス DXオクタゴン400UV」を購入しました。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46

   このCSクラシックスシリーズは3種類のテントが出ています。

  • UA-46 CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン400UV
  • UA-47 CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV
  • UA-35 CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UV

   上2つはワンポールテントと言っても側面が立っているのでどちらかというとベル型テントに近いです。

   下のUA-35はティピ型テントですね。


   今回僕が買ったのはベル型のUA-46です。

   UA-46とUA-47はサイズが違います。UA-46はフロアの直径が4m(400cm)で、UA-47は4.6m(460cm)です。

   どちらにしようか迷ったのですが、あまり大きすぎると狭いサイトで立てられないかもしれないと思ったので、一回り小さいUA-46にしました。

   それでも実際に立ててみるとものすごく大きかったです。大変満足♪


   それではUA-46の開封と中身を見ていきます。


UA-46 開封と中身チェック

   収納袋は白色です。

   おしゃれですね。ただ汚れないかちょっと心配。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 収納時

   そして思ったよりもでかい。

   今使っているノースイーグルのワンポールテント300の2倍以上はありそう。


   あと袋の生地が少し薄い気がします。

   数回使ったら破れないか心配です。


   説明書は収納袋に縫い付けられているタイプ。

   これならなくさないし、雨でボロボロになることもないので良いですね。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 説明書

   なかを取り出してみました。

   左から、フライ(テント本体)、インナーテント、ペグ、ポールです。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 収納袋から取り出した中身

   ペグは赤色です。トンカチ付き。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 ペグとハンマー

   赤は目立つのでキャンプ場でなくすことが減りそう。

   そして数えらたら32本もありました。多っ!

   ただ実際に使ったのは20本くらいだったように思います。


   ポールは3本あります。

   センターポールと前後の入口用と。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 ポール3本

   せっかくなのだからキャンプに行ってテントを張ってみたいところですが……

   あいにく今は冬が近づいて寒いのでキャンプには行けません。(妻が「もうオフシーズンです」と連呼して許してくれない)

   仕方ないので公園で試し張りしてみました。


UA-46 設営

① グランドシートを敷く

   まず別売りのグランドシートを広げます。

   この日は風が強かったのでペグで仮止めしました。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 グランドシートを敷く

② フロアをペグダウン

   次にグランドシートの上にフロアを敷いて、グランドシートと合わせてペグで止めます。

   この時点で8回ペグダウンしました。(八角形なのでそりゃそうだ)

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 フロアシートをペグダウン

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 赤いペグ

③ ポールを組み立てる

   3本のポールを組み立てます。

   入り口に使うポールの大きさはこんな感じ。

   大人よりも大きいです。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 入口のコの字ポール

④ センターポールを立てる

   いよいよセンターポールを立てます。

   テントの中に入ってごそごそ……。

   この作業がワンポールテントの一番いまいちなところです。

   靴を脱がなきゃいけないし。夏場だと暑いし。雨の日だと雨が入ってくるし。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 センターポール挿入

   まだふにゃふにゃですが、テントが立ちあがりました。


⑤ 入口を作る

   次は、入り口のポールを取り付けます。


   ポールの下側は左右にある嵌め具に嵌めて、上側は紐で3箇所結びます。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 入口 嵌め具

   この状態ではまだ入り口のポールは自立しておらずグラグラしています。

   張り綱(ガイライン)を2本ペグダウンするとようやく安定します。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 入口を作る

   同じ作業を後ろの入口でも行います。


⑥ 周囲のガイラインをペグダウン

   最後に側面の6本のガイラインをペグダウンします。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 設営 ガイラインペグダウン

   今回は試し張りということでガイラインを雑に張りましたが、ここはピンっと張らないと、見た目がかっこ悪いし、なかの空間も狭くなります。

   ただ、ピンっと張るのが難しそうにも感じました。

   というのは、テントの上の方と下の雨よけのような部分とをまとめて引っ張っているからです。(まとめて1つにしているおかげでペグの数が減るというメリットもありますが)

   来年の春にキャンプをするときはもっと丁寧にきれいに張りたいです。


⑦ 完成!

   これでひとまず完成。

   ぴったり30分かかりました。

   初めての設営でしたがそれほど戸惑わずにできました。

   逆に言うと慣れてもそこまで時間短縮はできないかも。

   設営自体は簡単で一人でもできますが、なにせデカいので大変です。


   では、完成したUA-46を観てみます。


UA-46 外観とテント内の様子

入り口

   入り口は高いです。

   高さがわかるように入り口に僕(170cm)が立ってみました。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 入口の高さ

   庇(ひさし)は僕よりも少し低いくらいの位置にあります。

   これなら出入りの際に窮屈はしませんね。


   小さいながらも庇があり、入り口は前傾しているので雨も入りにくそうです。


側面

   横から見たところ。

   どっしりしてます。でかい。

   けっこうボコボコしたフォルムですが、これはこれでかっこいい!

   子供たちも外観については「かっこいい」と言って喜んでました。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 側面

  ガイラインのテンションが弱いせいで、あまりきれいじゃないですが、これは次回の本番では改善します(^_^;)


小窓

   フライの下の方に小窓がついてます。(左右2箇所あり)

   外から見ると、小窓の上には雨除けがあります。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 小窓

   中から開けてみました。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 小窓

ベンチレーター

   天井のベンチレーターは4箇所。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 ベンチレーター

   UA-46はベンチレーターが天井4箇所+左右2箇所にあるだけではなく、大型の出入り口が前後に2箇所あるのが大きな特徴です。

   一般的なベル型テントはベンチレーターはいっぱいありますが入口は1箇所のみなので風の通りがいいとは言えません。

   UA-46は2か所の入口とベンチレーターを全て開放すると風が通って、暑い日でも快適そうです。


フロアの大きさをチェック

   テントのなかで立ってる写真を撮り忘れましたが、最高で2.5mもあるので頭が天井に当たる心配は全くありません。

   またテントの端は壁が40cmほど垂直に立っているので、端の方が低いティピ型と違い圧迫感もありません。


   広さについてはどうでしょう。

   テント中心に頭を置いて寝てみました。

   僕は身長170cmですが、壁にぎりぎり足がつきません。

   広〜い。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 大人が寝てみる

   実際に寝袋を並べてないのでわかりませんが、縦向きになれば左右に3人ずつ計6人が並んで寝ることもぎりぎりできそうです。両脇の人は狭そうですが。

   家族5人(大人2人+子供3人)なら余裕で並んで寝れますね。

   そうすると前後のスペースが空くので、かなりものを置けそう。


グランピングっぽくしてみる

   家に眠っていた絨毯を敷いて、その上にミニテーブルを置いてみました。

   ちょっとグランピングっぽい感じ。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 グランピング

   昼間は右に寝袋などをよけておいて、左半分をリビングにして過ごす、なんていうこともできそうです。

   鍋を囲んで食べたりしたら楽しいだろうな。


UA-46 インナーテント

   このテントにはインナーテントが付属しています。

   使っても使わなくてもいいのですが、リビングと寝室を分けたいときに使うと便利かも。


   とりあえず試しに付けてみました。(テントの左右どちらにも取付可能です)


   まずインナーテントをセンターポールの上下の留め具に止めます。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 インナーテント セッティング

   次にテントの側壁に何カ所か止めるところがあるのでドッキングします。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 インナーテント セッティング

   これで設営完了。

   下の写真は左が開放、右がメッシュの状態。もちろんフルクローズもできます。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 インナーテント

   インナーテントは一番高いところでも160cmしかないので広いテントのわりにはやや低い印象です。

   また端っこにいくにつれ急激に低くなります。(ここはなんとかならなかったものか)

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 インナーテント

   子供3人になかに入ってもらいました。

   子供はこういう狭いところが好きですね。「入って~」と言ったら嬉々として飛び込んでいきました。挙句の果てには「ここ子供の部屋でよくね?」ですって。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 インナーテント in 子供3人

   いちおう3人用ということですが、子供3人が寝るのがやっとかな。


   試しに大人(僕)が寝てみました。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 インナーテント in 大人

   う~ん、大人はどう見ても2人までですね。


   それにしてもインナーテントのフロアがしわくちゃなのが気になる。

   うまくピンっと張れませんでした。


UA-46 撤収

   撤収も30分かかりました。


   テントとグランドシートはまとめて収納袋に入れることができました。

   1回のチャレンジで袋に収まりましたので、収納袋のサイズはそこそこ余裕があると思います。(何度もたたみ直さなくても入ったという意味で)

   ただ、やっぱり袋の生地が薄い気がします。チャックをするときは子どもに手伝ってもらって二人がかりでギューッと絞ってやったのですが、ビリっと破けないかひやひやしました。


UA-46 まとめ

   想像以上に大きい!

   今回試し張りのみで、長時間テント内で過ごすことはできませんでしたが、室内はほんと大きくて広かったです。

CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46 正面

   そんなUA-46の特徴をまとめてみました。

  • 直径4m、高さ2.5mで広くて大きい。家族5人が余裕で寝られる
  • 大型の入り口が前後に2箇所あり、風が通る
  • ペグダウンは合計18本なので思ったほど多くない。いちおう一人でも立てられる
  • インナーテントは狭いので実用性は低いが、子供のウケはよかった


   特に大人と同じ高さの大きな入り口が前後に2つあるのが一般的なベル型テントにない特長だと思います。


   気になる点は、収納袋の生地が薄いこと。

   あと、テントが白色なので、夏場が暑くないかが心配です。

   風は通ると思うのですが。



   ああ、新しいテントを買うとキャンプに行きたくなりますね。

   冬キャンプは流石に寒いか……。

   来年の春のキャンプが待ち遠しいです。


関連記事

   その後、DXオクタゴン 400UVを実際にキャンプで使用しました。

   室内が広いので家族5人で過ごしても快適です♪

   1年間使ってみた感想とまとめはこちら↓

   CS「DXオクタゴン 400UV」を10泊使ってわかったベル型テントの選び方


   キャンプの様子はこちら↓


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