前回に引き続き、富山の閑乗寺公園キャンプ場に家族でキャンプに行ったお話です。
今回は第2キャンプ場の杉木立サイトで、テント設営をして一泊した感想を書きます。
夜には展望台から美しい夜景を見ることもできました。
閑乗寺公園キャンプ場のテントサイトについて
閑乗寺公園キャンプ場はもともとスキー場だったそうで、斜面を囲むようにキャンプ場が広がっています。
公園内には大きく分けて第1キャンプ場と第2キャンプ場があります。
また第2キャンプ場のなかには展望サイトと杉木立サイトがあります。
それぞれの特徴を整理します。
第1キャンプ場
- 麓にあるため、管理棟に近い。トイレが近い。シャワー室が近い。遊具が近い
- オートサイトとフリーサイトがある
- 電源はない
第2キャンプ場
- 中腹にある
- 管理棟から遠い。シャワー室が遠い。遊具が遠い。トイレが遠い。坂を登らないといけない
- 電源がある(有料)
- 展望サイトは眺望が良い。その代わりお値段が高い(+1500〜+3500円)
- 杉木立サイトは眺望がない。その代わりお値段は普通
今回はまだ4月で夜が寒いだろうということで、電源のある第2キャンプ場の杉木立サイトに泊まりました。
なお予約は公式ホームページから行えます。そのときサイトも指定できます。
杉木立サイト①
麓の管理棟で受付をしましたら、車で中腹の第2キャンプ場まで移動します。
オートサイトなので車を横付けできます。
僕らが選んだのは杉木立サイトのNo.1というサイトです。
設営スペースが段々に2つあるというやや変則的な形状のサイトです。
テント設営
それではテントの設営開始!
6x8スペース
まずは一番上の6x8のスペースにテントを張ります。
我が家のテントは今年からキャプテンスタッグの「CSクラシックス DXオクタゴン 400UV UA-46」になりました。
去年は試し張りをしただけだったので、この日が初めてのキャンプ投入となります。
テントのフロアサイズは直径4mです。
ホームページの情報ではサイトサイズは6m x 8mとありますが、直径4mの400UVを張ると、横幅はちょうどいい大きさでした。
サイドのガイラインが2本ほど飛び出しましたが、狭くてテントの向きや位置に悩むということはなかったです。
これが5mサイズの大型テントになると設営はちょっと厳しいかもしません。
4x6スペース
つづいて、中二階の4x6スペースには4.7m x 4.3 のオープンタープを張りました。
サイドの屋根の高さを落としたりして、こちらはちょっとぎりぎりな感じですね。
テントとタープの位置関係はこんな感じ。
写真の手前がテントで、奥がタープです。段々になってます。
サイト電源
今回第2キャンプ場を選んだ最大の理由、それは電源の確保です。
なんと杉木立サイトには6x8と4x6のスペースそれぞれに電源が付いていました。(つまり合計2個!)
電源BOXの外観↓
管理棟で借りた鍵で蓋を開けることができます。
なかには挿し口が2個見えます。
最大2Aなので、よほど無茶な使い方をしない限りブレーカーが落ちることはないと思います。
蓋の下に穴が空いているのでケーブルを通して閉めることが出来ます。これなら雨でも安心ですね。
実はキャンプ場で電源を使うのはこれが初めてです。
なのでテントなのなかで電気ファンヒーターが動いて暖かい空気を出したときはちょっと感動しました。
電気ファンヒーターを「強」(1200W)にしてしばらく経つとテントの中は暖かくなりました。
杉木立サイトで過ごした2日間
とにかく遊び場が豊富
テント設営後は、みんなで展望台に登って眺望を楽しみ、その後斜面を下って、遊具で遊んで友情の鐘を鳴らして、公園内を上下縦横ぐるっと一周して満喫しました。
このあたりの詳細は前回の記事をご覧ください。
この日は虫取りはしませんでしたが、草木が多いし小川も流れているので夏は昆虫採集をしても楽しそうです。
夕食
テントに戻ってきたら、夕食です。
今回は電源があるので、ホットプレートを持ってきて、テントのなかで餃子パーティをしました。
夕飯待ちの間にゲームをする子どもたち↓
餃子を焼いているところ↓
テントが広くなったのでテントのなかでご飯を食べたり、ごろごろ過ごしたりしやすくなりましたね。
夜の焚き火
夜は隣りに張ったタープの下にオイルランタンを立てて、焚き火をしました。
薪は特に買ったりしなくてもあちこちに落ちてる枝を折って焚べればOK。
管理棟で買ったレインボーに光る謎の袋を投入!
火の色が青く変わりました。
就寝
1年ぶりのキャンプということでみんな興奮していたのか、なかなか寝れず、寝たのは22〜23時頃でした。
夜になると寒いので、電気ファンヒーターは600W(弱)でつけっぱなしにしておきました。
僕は寒くなかったのですが、それでも妻はちょっと寒かったと言ってました。
ちなみに就寝時の配置はこちら↓
写真は翌朝撮りました。
家族5人が、縦向きに左右に2人ずつ、横向きに1人で寝てました。
テントが広くなったので寝るスペースはだいぶ余裕ができましたが、それでもテーブルやあれこれをテント内に置いたので、けっこうごちゃごちゃしてますね。
朝食
朝は外にテーブルを運んでタープの下で食べました。
定番のカップうどんと、適当にパンを少々。
日が出れば暖かいです。
撤収
8時頃には撤収を始めたと思うのですが、のんびりしていたら10時近くになってしまいました。
チェックアウトが10時なのでちょっとひやひや。
いつも撤収が遅いのでもっと早くなりたい。でも荷物も多いし、どうしたらいいんでしょうねぇ。
閑乗寺公園の夜景
1日目の夜に、展望広場の端にあるトイレに行くついでに展望広場から夜景を見ました。
第2キャンプ場は斜面の中腹にあるので、麓の第1キャンプ場に比べると展望広場までは近いといえば近いです。
といっても100m以上歩かなければなりませんが。
展望広場から見た砺波平野の美しい夜景がこちら!
普段夜景とか撮らないのでカメラの設定に苦労しました(^_^;)
夜景、すてきですね〜。
これだけでもここに来た甲斐がありました。
以上、閑乗寺公園第2キャンプ場で過ごした2日間のレポートでした。
トイレまでの道のり
さて、第2キャンプ場に泊まってみたい!となったときに気になるは「トイレ」ではないかと思います。
イラストマップを見ると第2キャンプ場のなかにはトイレがありません。
少し上にある展望広場に併設しているトイレを使うことになっています。
では第2キャンプ場からこのトレイまでの距離はどれくらいあるのでしょうか?
Googleマップで計測すると車道を使って210mありました。
遠い!
しかも行きは登りです。
これって下のように草地のほうからショートカットできないのでしょうか?
現地で確かめてみたら、できました!
下の写真のような草の斜面を上っていきます。
なので実際にはトイレまでの距離は200mもないと思います。
但し、坂道なのは変わりませんし、雨だと滑らないよう注意しないといけません。
僕が泊まった日は晴れていたこともあり、ショートカットして行けば夜中にトイレに行くのもそれほど苦ではありませんでした。
まあトイレに行くたびに奇麗な夜景を見られると思えば許せるかな(^_^;)
料金について
サイト代 1500円
人数代 500 x 5 = 2500円
ゴミ代 400円
電源代 500円
---------------------------------
合計 4900円
※サイト代は展望サイトの場合、もっと高いです。
む す び
今回初めて閑乗寺公園第2キャンプ場に泊まりました。
良かった点は、電源が使えたこと、夜景が美しかったことです。
難点はトイレが遠いことですね。
現地では草地を通ってショートカットできたので、地図から想像していたよりは近かったですが、それでも何度も往復するのは面倒でした。
寒い晩秋だと、電源のある第2キャンプ場にするか、トイレの近い第1キャンプ場にするか悩みそうです。
<メモ>
長男:11歳、次男:10歳、三男:7歳
コメント
コメントを投稿