【レビュー】BOOX Leaf2③|ホワイトとブラックどちらがいい?専用ケースは必要か

    前回、アンドロイド電子書籍リーダー「BOOX Leaf2」の初期設定から電子書籍を読むまでをレポートしました。

   次はより詳細な試用レポートを書く予定でしたが、あらためて読み返してみると「BOOX Leaf2」のスペックや、カラーの違い、アクセサリーについて書いていないことに気づきました。

   今回はいったん立ち止まって、BOOX Leaf2の基本的な情報をお話します。

BOOX Leaf2


BOOX Leaf2のスペック

   以下、SKT社のホームページから抜粋です。


OS:Android 11

CPU:クアルコム4コア 

RAM:2GB (LPDDR4X)

ROM:32GB (eMMC) 


ディスプレイ:フラット7インチE Ink Cartaスクリーン

解像度:1680×1264 (300 dpi)

タッチ:静電容量方式タッチ


WiFi:802.11b/g/n/ac

Bluetooth:BT 5.0


バッテリー:2000mAh(スタンバイ状態で26日)

スロット:USB-C (OTGサポート)

スピーカー:あり

マイク:あり

Gセンサー:あり


寸法:166×137×6 mm

重量:ホワイト 170g / ブラック 185g


   アンドロイドのVer.は11です。

   最新ではありませんが電子書籍を読む分には十分でしょう。


   RAMが2GBなのは心もとないですが、今のところなんとかなってます。

   ROMは32GBしかないので、電子書籍はマイクロSDカードに保存するのが基本です。


   ディスプレイは7インチ、1680×1264 (300 dpi)です。

   漫画を読んでいて画質が粗いと感じることはありません。

   電子ペーパーとしては高画質なのではないかと思います。


   バッテリー容量は2000mAhであり今どきのスマホと比べると半分程度です。

   ただし電子ペーパーはもともと消費電力が低いので読書中にバッテリーゲージがガンガン減っていくということはありません。

   ただバッテリー持ちがものすごく良いという印象もないです。

   これからもっと使い込んで電池持ちについては調べていきたいと思います。


   スピーカーが付いているので本体から直接音楽を聴けます。


   重さは200gを切っています。

   アスペクト比4:3の7インチという大画面ですが片手で持てる軽さです。


   ところでBOOX Leaf2は色によって2種類の重さの記載があります。

   ホワイトが170g、ブラックが185gです。

   これは色によってディスプレイの特徴が異なるからです。


ブラックかホワイトか

   ブラックとホワイトではディスプレイの特長が異なります。


   ブラックはパネルの上にカバーガラスが貼られています。

   そのためベゼルとディスプレイの間に段差がなく、完全にフラットです。またパネルへのダメージも軽減してくれそうです。

   デメリットとしては重量が15g重くなることと、画像のコントラストが低くなることです。


   一方、ホワイトは画面の上にガラスが貼られていません。

   そのためブラックよりも重量が軽いです。またガラスがない分、画像のコントラストが高くなります。

   デメリットはベゼルとディスプレイの間に段差ができることと、パネルがカバーガラスに守られていないためパネルへのダメージが心配なことです。


   公式の見解では、ホワイトは「E Inkの文字がくっきりと綺麗に表示され」るため「電子書籍リーダーとしてお使いになるのであればホワイトモデルがおすすめ」とのことです。

   ちなみに僕はパネルがフラットな方が良いと思ったので迷わずにブラックを買いました。

BOOX Leaf2

   ホワイトは持っていないのでわかりませんが、ブラックだからと言ってコントラストに不満はないです。

   また実際に使用してみるとフラットでよかったと思うことがあります。

   パネルの端をタッチするときは段差があると不便そうだからです。

   特にBOOXシリーズ固有のUI「ナビボール」は画面の隅に隠れているので、パネルの端をタッチする操作はよくあります。


   また他のサイトのレビューを読むとホワイトは画面が少しフニャッとしているそうです。

   硬質なブラックのほうがタッチ感も良さそうに思います。


   ということで僕のおすすめはブラックです。

   今のところ使っていて不満はありません。


専用ケースは必要か

   BOOX Leaf2には専用のスリーブケースがあります。

   本体やパネルを保護してくれまし、開閉に連動してオートスリープしてくれます。

   しかし111gは重いですし、6800円は高いです。

   またレビューによると価格ほどクオリティは高くない出来のようです。

   というわけで、僕は専用ケースは買いませんでした


   いちおうパネルの保護のためにサードパーティ製のフィルムを買いました。

BOOX Leaf2 保護フィルム

   不器用なのでうまく貼れずに上端に気泡が入ってしまいましたが(^_^;)

BOOX Leaf2 保護フィルム

   パネルに蛍光灯が反射するのが気になっていましたが、低反射のフィルムを貼ったおかげで映り込みが減り、読書に没頭しやすくなりました。


   またカバンに入れて持ち歩く際に擦れて傷がつかないように100均でスリーブケースを買いました。


マイクロSDカードは何GB?

   僕は128GBのマイクロSDカードを購入して挿しています。

   十年弱のうちに買い集めた書籍(主に漫画)を全部ダウンロードして詰め込みましたがまだ32%しか使用していません。あと86.5GBも残っています。

   あと20年は容量に困らないですね。

BOOX Leaf2 マイクロSDスロット

まとめ

   今回のお話を整理します。

  • カラーはブラックを購入。コントラストに特に不満なし。パネルがフラットなのでおすすめ
  • 専用ケースは重いし高いので買っていない。保護フィルムと100均のスリーブケースを別途購入
  • マイクロSDカードは128GBで容量十分

   次回は(次回こそは)、BOOX Leaf2のより詳細な紹介をします!

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