3F UL GEARのテントLanshan1を初めてキャンプ場で張って、1泊してきましたので感想を書きます。
なお、設営手順などは前回の試し張り記事で紹介しています。
Lanshan1設営
今回はタープの下にLanshan1を設営しました。
テント中央のポールには試し張りのときはトレッキングポールを使いましたが、今回は実験的にタープポールを逆さまにして使ってみました。
ポールの長さは125cm強です。
ポールがフライを突き破らないように、尖っている先端を下に向けて地面にねじ込み、ポール下端のグリップ部をフライの裏地に当てるようにしました。
イレギュラーな形ですがこれでも設営できました。
但し、ポールが逆向きであることやポール径が細いことから、耐久性には不安が残ります。
この日は風がほとんどなかったので、耐風性能はわからず。。。
ぐるっと外観を見て回ります。
試し張りのとき同様フライをピンっと張れず、フライが地面に擦れています。
フロアシートの紐をもっときつく引っ張らないとダメなのかな。
中に入るとわかるのですがフロアのバスタブもきれいに作れてないんですよね。
テントの設営手順は、
- グランドシートをペグダウンする
- フロアをペグに引っ掛ける
- フライをペグに引っ掛ける
- センターポールを立てる
- 残りの前室やフライをペグダウンする
設営自体はそれほど時間はかかりません。
ただ、もう少しきれいに張れないものかと、何度もラインのテンションをかけなおしていたら、思ったよりも時間がかかってしまいました。
きれいに張るには慣れとコツが要りそうです。
Lanshan1前室
前回写真を撮り忘れた前室の様子です。
靴とガスバーナーとミニテーブルを置いても余裕の広さ。
また前室を向いて座った時に頭の少し横辺りが天井が最も高くなる(約120cm)ので高さにも余裕があります。
前室で火を使うときにスペースが広いのはありがたいですね。
それだけでテントが広く感じます。
夜のLanshan1
Lanshan1には天井にランタンフックがあります。
ここにランタンをかけて灯りをともしてみました。
外から見るとテントが透けて良い感じ。
これならカーキじゃなくてグレーやグリーンの方がきれいだったかな。
一泊した感想
この日は3月で夜の気温は2度以下まで下がりました。
でもインナーテントが4season用なので、すきま風で寒いということはなかったです。
もしもフルメッシュの3season用だったら寒かったのかなぁ。
また結露もほとんどありませんでした。
背面のインナーがフライに触れていたため少し濡れていましたが他は大丈夫でした。
シュラフも濡れていませんでした。
なにせフロアが縦に長く230cmもあるのでシュラフがインナーテントに当たることもないので。
結露については、入り口上部に大きなメッシュがあるのもよかったのかもしれません。
収納について
テント本体の収納は驚くほど簡単です。
適当にたたんでぐるぐる巻いてスタックバッグに押し込みます。
あとは圧縮して両脇のバックルを留めるだけです。
これでコンパクトに収納できます。
何回もやり直さなくていいし、毎回違う巻き方でも収納できてしまうのでほんと便利です。
まとめ
ということで、実際にLanshan1をキャンプ場で使ってみました。
感想は、
- 軽いので自転車に積載して移動しやすい
- 前室が広いのでガスを使って調理しやすい
- 室内も広いので荷物が邪魔にならず寝やすい
- 夜の結露もあまりなく起きたときの不快感が少ない
です。
次はいよいよ夏の登山デビューですかね。
まずは白山。次は北アルプス。
果たして2000m越えの環境で支障なくテントを張って泊まれるか?
体験してきます!
⇒(追記) 夏にLanshan1を担いで槍穂縦走してきました!(槍穂縦走 テント泊の旅|1日目 上高地から横尾へ)
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