nano.RIPEの8枚目のアルバム「光を運ぶもの」を聴いています。
いつのまにかもう8枚もアルバムを出してるんですねー、早いなぁ。
何年にもわたってコンスタンスにアルバムを出し続けているのってほんとすごい。
今作もnano.RIPEらしい力強さと優しさが同居していてよかったです。
ギターソロもかっこいいし、ロックはこうでなくちゃ!と思えるアルバムでした。
タイトルが「光を運ぶもの」というだけあって、「光」という単語が多く出てきたように思います。
「降り注いだ光に目を細めて息を継いだ」(クライマックス)
「きみと笑う そんな日々が光だった」(光のない街)
「窓の外 溢れる光さえ愛しく思うから」(マジックアワー)
「照らせ 闇を 光れ 果てなきブルーよ」(果てなきブルー)
「生まれた光のその最期を見届けられずに果てようとも」(星とぼくの座標)
などなど。
他にも「星」や「月」のように弱い光を放つものが多く出てきました。
きみコさんが歌う「光」は遠い夢や未来、希望を表していたり、闇を照らすものだったり。弱くもあり強くもある。でもどれも優しい。
特にトリを飾る「星とぼくの座標」の一番最後の歌詞が優しくて好きです。
「生まれた光のその最期を見届けられずに果てようとも
生まれた証はぼくの中に誰も見せずに輝くだろう」
この曲は5分30秒ありアルバムの中で最も長いです。
たっぷり時間をかけて聴いていると、星空に漂っているような気持ちになります。
大きく広がっていく曲ですが、ホーンやストリングスに頼らずギターサウンドできっちり仕上げてくるところがまた素晴らしい。
いきなり最期の曲の感想を書いちゃいましたが、戻って、特にお気に入りの曲を紹介していきます。
まずは1曲目の「トロイメライ」。
オープニングナンバーらしい勢いがあります。
サビの「空っ風 遠い未来」の「っ」がアクセントがあって印象に残ります。
「トロイメライ」ってドイツ語で「夢」「夢想」「夢見心地」という意味なんですね。今調べて知りました。
3曲目の「クライマックス」も良かったですが、ここはあえて4曲目の「光のない街」をピックアップ。
鋭いナイフみたいな曲です。このイメージは後半の「ジルコニア」「初期衝動」「リミット」にも共通しています。
キラキラした曲もダークな曲も強いというのがnano.RIPEの持ち味ですね。
「絶望を知るほど強くなるのなら弱いままできみを想うよ」という歌詞にハッとさせられました。強さとは?
5曲目の「ぼくと大人とチョコレート」。可愛らしいメルヘンな曲かと思ってたら違った。
7曲目の「ジルコニア」から次の「初期衝動」の流れがすごくいい。どちらも超かっこいい!
「ジルコニア」は中盤の「キリがない衝動も……」のややラップ調のパートから切り込んでくるギターソロがめちゃめちゃ痺れます!ゾクッとします。
この曲の後半、ライブだと絶対、手拍子がすごいことになってるだろうな。
「初期衝動」は「歌っても 歌っても 歌っても 消えない衝動」という歌詞が刺さります。
始まりを鳴らせ!
10曲目の「リミット」。これもギターがかっこいいし、サビの弾んだ感じもいい。
11曲目の「マジックアワー」は今作で僕が一番好きな曲です。ベタですが、こういうキラキラした曲がやっぱいいですね。
日の出前や日没後に空が魔法のように美しく見える時間帯を「マジックアワー」と言うそうです。(いま調べた)
夕方の一瞬の風景って素敵ですよね。そこにはいろんな感情や人生の一部が詰まっている気がします。
そしてこの曲もギターソロが気持ちいい!跳ねたくなります。
12曲目の「果てなきブルー」、ラストの「星とぼくの座標」。
どちらも静かに始まってじわじわと上がっていくタイプの曲で、ラストを飾るにふさわしいです。
闇を照らす光を感じ、自分の中の光に気付かされる……そんな歌たちです。
この記事を書きながら「光を運ぶもの」を何度も通して聴いていてあらためて思ったのは「ササキジュンさんのギターソロめちゃかっこいいな!」と「きみコさんの歌声は心に響く!」でした。
nano.RIPE、すごいぞ。
ということで、久しぶりにライブにも行ってきます!
4月の金沢のAZです。
楽しみです♫
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