多機能で万能!? ~ONKYO製AVアンプ「TX-RZ820」レビューその2 ネットワーク編


   3月末に購入したONKYO製AVアンプ「TX-RZ820」の感想の第2回です。
   今回はネットワーク機能について書きます。
   ……といっても購入してすぐに出張が続いたので、週末しか触れていないんですけどね。




1. ネットワークオーディオ

   最近のAVアンプは多機能ですごいですね~、なんて言い出すと爺くさいですが、ほんとに何でもできます。
   その一つが、ネットワークオーディオ機能です。プレイヤーを介さずに、AVアンプ(TX-RZ820T)だけでNASに保存した音楽を再生することができます。
ONKYO ControllerアプリのHOME画面

   AVアンプの本体からリモコンを使って操作することもできますが、曲探しが面倒なのでほとんどの方はスマホをコントローラとして使うことが多いのではないかと思います。
   デジタルメディアレンダラ機能が備わっているので、好きなコントローラアプリで操作が可能です。

1-1. BubbleUPnP

   まずは自分が普段よく使っているアプリ「BubbleUPnP」を使って操作してみました。
   設定を開いて、レンダラを「ローカルレンダラ」(スマホから音が出る)から「TX-RZ820」に変更します。
   ライブラリはNASを選んでおきます。ここは普段通りです。
   これで、NASから「TX-RZ820」に音楽を送る設定は完了です。
   あとは好きなアルバムを選んで再生すれば、TX-RZ820を通してスピーカからNASの音楽が流れてくれます。
BubbleUPnP設定

   気になった点として、アルバム一枚をフルに再生しようとすると途中で止まってしまうことがありました。
   これがどれくらいの頻度で起きるかわかりません。
   また、曲と曲の間のギャップはCD再生時よりも若干長く感じました。
   ライブCDのように曲間がつながっているようなアルバムだとちょっと違和感があるかもしれません。

1-2. ONKYO Controller

   ONKYO提供の「ONKYO Controller」も試しました。
   このアプリは操作画面が都会的でおしゃれですね。
ONKYO Controllerの再生画面

   残念な点として、いまいち操作しづらいです。慣れてないせいだけではないと思います。
   例えば、最初、「サーチ(虫メガネマーク)」が無くて困りましたが、画面を上にスクロールすると現れました。隠す必要なんてないと思うのに、なぜ初めから画面に表示しておかないのでしょうか。
   他にもいくつか操作に戸惑うことがありました。
   今のところアルバム再生時に途中で止まることがないですし、曲間のギャップも感じられません。

   操作性が良いのは「BubbleUPnP」ですが、「ONKYO Controller」の方が音楽再生中に止まったりせずストレスは少なそうです。

1-3. ネットワークオーディオとしての満足度は?

   使用時間もまだまだ短いので使いこなせているとは言えませんが、TX-RZ820を買った目的の一つであるネットワークオーディオ機能を使って音楽を聴くことができました。

   音質には不満もないですし、スマホを使えば操作性もそんなに悪くない。何より、専用のネットワークオーディオプレイヤーと違ってAVアンプの電源を入れるだけでよいので、電源を入れる手間も省けます。

   自分としてはネットワークオーディオプレイヤーはもう購入しなくてもいいやって気分です。「TX-RZ820」で満足しました。

   ちなみに、TX-RZ820の液晶には再生中の音楽のアーティスト名/アルバム名/タイトルが表示されます。
   しかし日本語非対応のようで、日本語があると、「****」という表示になりますす。あまり役に立たないですね。

2. クロームキャストビルドイン

   クロームキャストビルドインを使うと、PCやスマホからWi-Fi経由で音声データをAVアンプに送ることができます。Bluetoothよりも音質が良く、アプリのキャストボタンを押すだけでスタートできるので、素早いです。Bluetoothのペアリングのような煩わしい手続きは一切ありません。
   アプリ側でもクロームキャストに対応している必要があるのですが、とりあえず最近よく使う定額音楽配信サービス「Google Play Music」を再生できれば、OKです。
   ということで、善は急げ。スマホとPCで使ってみました。

2-1. スマホから操作

「Google Play Music」を立ち上げて、画面右上のキャストアイコンを押すと、キャストするデバイスを聞かれるのでTX-RZ820を選択すれば、設定完了です。
右上のキャストアイコンをプッシュ!

   あっさり「Google Play Music」の楽曲をAVアンプから再生できました。

   TX-RZ820とHDMIでつながっているモニターを見ると再生中の曲名とジャケットアートが表示されています。
   ただこのモニターに映された画面の反応(更新)はちょっと遅いです。
   次の曲に行くと、まず「Connecting.....」と表示されしばらくしてから音楽が変わり、曲名が変わり、最後にジャケットアートが変わるという風に、順々にもっさりと表示が更新されていきます。
キャストするとモニターにもジャケットアートが表示される

2-2. PCから操作

   まずグーグルクロームを開き、Google Play Musicを立ち上げます。
   ブラウザの右上に、雪国の縦型信号機みたいなボタンがあるのでクリックし、「キャスト」を選択します。
   キャストに成功すると、キャストアイコンが青色に点灯します。
   あとは楽曲を選んで再生ボタンを押すだけです。

   なお、スマホでもPCでもキャストされるのは音声のみで映像は送られません

3. Radiko

   インターネットラジオも聴けます。
   本体の「NET」ボタンを押すと、たくさんの項目がでてきて、そのなかにRadikoの名前があります。これを選択すると、ネット経由でラジオが聴けます。
   スマホからも同じように「ONKYO Controller」から「NET」→「Radiko.jp」の順でいけました。
radiko.jp(スマホより)

   最近の楽しみの一つでもある「SPITZロック大陸漫遊記」もちゃんと聴くことができましたよ!!

   まあ普通にFM/AMラジオチューナーも付いているんですけどね。笑

4. TX-RZ820でやりたい10のこと

    前回も載せた「やりたいことリスト」を再掲します。

  1. 5.1chスピーカ、各プレイヤーのセッティング (済)
  2. ネットワークのセッティング (済)
  3. ネットワークオーディオ機能を使って音楽を聴く (済)
  4. クロームキャストビルドインを使ってGoogle Play Musicを聴く (済)
  5. Radikoを聴く (済)
  6. SACDをHDMIから出力してDSDダイレクト再生する
  7. USBメモリに保存したDSD音源を聴く
  8. ライブBDを視聴する
  9. 映画BDを視聴する
  10. イネーブルドスピーカを設置してDolby Atmosを体験

   前回セッティングが完了し、今回はネットワーク関係を試すことができました。
   ネットワーク機能が充実し、音楽を手軽に聴くことができ、便利になりました。これだけでもAVアンプを買い替えた甲斐がありましたね。
   ただ、こうなるとCDプレイヤーがいらなくなってしまいますね。円盤収集家の自分としては複雑な気分です。