ロク漫 第266回|スピッツの過去作レビューも掲載!「スタジオ・ボイス1993年11月号で漫遊記」

 

 

   今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「スタジオ・ボイス1993年11月号で漫遊記」でした。


「スタジオ・ボイス」って洋楽のバンド名?と思ったら、雑誌名でした。

   音楽も扱っている総合カルチャー誌だそうです。

   今回紹介する’93年11月号ではスピッツの作品がレビューされています。

   みなさんどのアルバムだったかわかりますか?


オンエアリスト

① 夢じゃない / スピッツ

② Human Behaviour / Bjork

③ Louie Louie / Iggy Pop

④ Lamban / Ami Koita

⑤ Cath Carroll / Unrest

⑥ Maria Lisboa / Amalia Rodrigues

⑦ Chains / His Boy Elroy

⑧ LOVIN' YOU / 横山輝一


Crispy!

「サウンド・ボイス」は音楽雑誌ではなくカルチャー雑誌であり、草野さんは「おしゃれ」「美容室に置いてある」「意識高い系」と言ってました。

   2009年に休刊し現在はは年2回発行しています。


   今回ピックアップされた’93年11月号ではCDが全18作レビューされていて、そのなかにはアフリカのバンドもあります。

   そんな雑誌のスタンスを草野さんは「王道じゃないバンドをあえて紹介する天邪鬼さ」と称していました。

   ではスピッツのどのアルバムが取り上げられたか!?

   それは4作目の「Crispy!」でした。


   草野さんは嬉しくて雑誌を2冊も買ったそうですが、その一方でサブカルとか排除して売れ線を狙ったはずの「Crispy!」が取り上げられたことにやや納得がいってないようでした。


「Crispy!」って評価の難しいアルバムですよねー。

   たしかに初期のスピッツにしてはポップでわかりやすいです。

   でも売れ線かというとなんか違う。

   やっぱり天邪鬼な雑誌にレビューされるような変な作品というのが妥当な評価なんじゃないかなーと思います。


「あ、俺この人と結婚する」

   草野さんがむかしビョークさんのライブを観に行ったときのことも話していました。

   そのライブでビョークさんの歌声を聴いたときに「あ、俺この人と結婚する」と思ったそうです。

   この話は以前にもされていましたね。(→その声に惚れちゃう女性ロックボーカルで漫遊記


   それにしても声を聴いただけで結婚って。どんだけ運命を感じたんだろう。

   でもそのときビョークさんはすでに既婚者だったそうです。

   ……「運命の人」という歌を作った草野さんなのに「運命」に対する直感力はあんまり当てにならないですね(^_^;)

   

YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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