【感想】杉ヶ平キャンプ場|人里離れた静かな山のキャンプ場

   富山県の八尾の山奥にある「杉ヶ平キャンプ場」に行ってきました。

   今回は家族ではなく、僕一人で自転車にキャンプ道具を積んで往復してきました。

(その様子は前回書かせてもらいましたのでよろしければどうぞ→クロスター日記②|キャンプ道具を積んで小旅行へ

ジャイアント クロスター 自転車旅行 杉ヶ平キャンプ場

   この記事ではキャンプ場の様子をレポートします。

   杉ヶ平キャンプ場について簡単にまとめると、

  • オートキャンプ場ではない
  • 利用料金はそこそこ安い
  • トイレもシャワー室もきれい
  • 飲み物の自販機はなく、管理棟でのみ販売している。但し、受付が終了すると買えなくなる
  • お客さんが少なく穴場。静かなキャンプを楽しめる

   です。


駐車場から受付まで

   キャンプ場は一番下が駐車場、一番上が管理棟になっています。

   その間にテントサイトがあります。


   管理棟まで車で上がることはできますが、僕は自転車で来たので、下の駐車場に止めて階段を上っていきました。

杉ヶ平キャンプ場 歩道

   ここが管理棟です。

杉ヶ平キャンプ場 管理棟 自販機撤去

   ネットで見た古い写真では管理棟の前に飲み物の自販機がありましたが、今はありません

   管理人の方に聞いたら売れないので撤去したそうです。

   代わりに管理棟のなかに冷蔵庫があり、管理人がいる間は販売しています。

   参考までに350mlの缶ビールが400円、ペットボトルが100〜150円。


   キャンプ場の使用料金はテント1張り660円、大人1人220円でした。


棚田のようなテントサイト

   テントサイトは細長いサイトが棚田のように段々に並んでいます。

   棚田は3列あり、駐車場から管理棟まで続く歩道を挟んで1列と2列に分かれています。

杉ヶ平キャンプ場 テントサイト

杉ヶ平キャンプ場 テントサイト

杉ヶ平キャンプ場 テントサイト

   1つのサイト自体は横に長いので2,3組のグループがテントを張ることは可能だと思います。ただ、なにせ幅が狭いので、奥の人は入口付近を通るときに肩身が狭い思いをしそうです。


   この日は自分をふくめて5グループくらいしかいませんでした。

   僕は駐車場に近いサイトをまるまる1つ独占して使わせてもらいました。


トイレとシャワー棟

   トイレとシャワー棟はテントサイトの上の管理棟の更に上にあります。

   ちょっとだけ遠いですが、山の中の人の少ないキャンプ場としてはきれいです。

杉ヶ平キャンプ場 きれいなトイレ

杉ヶ平キャンプ場 きれいなシャワー棟


   そしてなんとシャワー棟は24時間使えて無料なのです!

杉ヶ平キャンプ場 きれいなシャワー棟

   僕はこの日自転車で来て汗だくだったので、シャワーで汗を流してすっきりできました。


炊事場

   炊事場はテントサイトの中腹にあります。

杉ヶ平キャンプ場 炊事場

   管理人さんからはいちおう「お水は煮沸して飲んでください」と言われましたが、僕は気のせずそのまま飲みました。

   管理人さんもそのまま飲んでるそうですし。

   ま、自己責任で。


   ここ以外にも小さな水場が2箇所ありました。


テントを張る場所を決める

   僕がキャンプ場に着いたのは5時少し前と遅めでしたが、お客さんが少なかったのでテントを張る場所はわりと自由に選べました。

   とりあえず駐車場から2段目のサイトに決めます。

杉ヶ平キャンプ場 テントサイト

   ここはトイレから遠いですが、その代わりに他のお客さんから離れています。

   またすぐそばに小川の水が溜まる場所があり、持ってきたビールを冷やすことができました。


   ちなみに小川に缶ビールを沈めた様子がこちら。

杉ヶ平キャンプ場 小川で缶ビールを冷やす

   水の中に虫の死骸があったりしてあまりきれいではありません。

   しかし、途中のコンビニで買った缶ビールは2時間ほど背中のリュックに担いで温くなっていたので、水につけると冷えてくれました。

   虫の死骸は嫌ですが温いビールも嫌です。背に腹はかえられぬ!


   とりあえず管理棟で買った冷たい缶ビールを一気飲みして設営開始!!


テントとミニタープを張る

   Naturehikeのウィングタープと3FULGEARのワンポールテントLanshan1を張ります。

Naturehikeのウィングタープと3FULGEARのワンポールテントLanshan1

Naturehikeのウィングタープと3FULGEARのワンポールテントLanshan1

   今回はタープに対してテントを斜めに張ってみました。菱形のタープの辺にテントの入口を並行させるイメージです。


   こうすると、タープとテントとがかぶらないので、タープ下の有効面積を広げられるかなと。


   一段落したら、シャワーを浴びて汗を流し、ご飯を炊いて夕食の準備です。

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蚊、いるよね・・・

   少し気温の下がった夕方ごろ、けっこう蚊に刺されました。

   靴下を履いてなかったので長ズボンと靴の間のわずかな露出を狙われました。

   あわてて靴下を履きましたが、すでに遅し。

   10箇所近く赤くなってました。ちくしょー。


友達と夜を過ごす

   そうこうしているうちに、八尾に住む友達が登場!

   この日は友達と合流して飲んで語り合う約束をしていたのでした。

   最後にあったのがコロナ前だったので3、4年ぶりの再会です。


   しかし再会を喜んだのもつかの間、雷がごろごろ鳴って雨が降り出します。

   ここでタープが役立ちました!

   Naturehikeのウィングタープはソロ用で決して大きくはないですが、大人二人がぎりぎり雨をしのぐことはできました。小さくてもタープはあると便利ですね。


   近況を報告しあった後は、友達が持ってきた豚肉を焼いて食べて、ビールを飲んで、難しいようで軽い議論を笑いながらして、昔の話をちょっとしたりもして、10時を過ぎた頃に、それぞれのテントに入って寝ました。


   人里から離れていて静かな穴場のキャンプ場と最初に書きましたが、一番うるさかったのは自分たちかもしれません。(途中ちょっと声が大きかった)ごめんなさい。


   昼間は35℃近くまで気温が上がって暑かったですが、ここは標高が600mあるせいか日が落ちて夜になると涼しかったです。


朝のキャンプ場

   日が昇るのも早くなりましたが、結局前日の疲れもあって6時頃まで寝てました。


   Lanshan1越しに友達のモンベル「ムーンライト」を撮影。

モンベル ムーンライト

   特にチェックアウトもなく、8時頃に出発。


   友達と語り、よく飲み、楽しいキャンプでした。


   何もないですが何もないのが良いキャンプ場でした。

   次は家族とも来たいな〜。

   でもちょっと山奥過ぎるかなぁ(^_^;)


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