G.W.に予定しているファミリーキャンプの前に新幕のゼインアーツ「KUKU-2」(クク2)を試し張りしてきました。
近くの公園で一人で設営から撤収まで練習しました。
設営にかかった時間は30分程度(ガイロープのペグダウンは省略)で、大人一人でも戸惑うことなく設営できました。「設営が簡単」という謳い文句は本当です。(なおメーカーは2人設営を推奨しています)
ファーストインプレッションを言うと、想像よりもリビングは狭く、寝室は広く感じられました。(まだ実際に前室(リビング)にテーブルを入れたり、インナーテント(寝室)に寝袋を敷いたりはできていませんが)
また公式ホームページには書かれていませんがリビングのドアはメッシュにできます。
夏場は四方をメッシュにして開放すれば風通しもよく、涼しく過ごせそうです。
KUKU-2設営
早速、設営の様子を書いていきます。
収納されたKUKU-2を公園の広場に置きます。
なかからポールを取り出し、一通りつなげます。
どれもけっこう長いです。
テント本体を広げます。
この日は風が強かったので飛ばされそう……。
メインフレーム(A型)にリッジポールを接続して逆Y字にします。
リッジポールとメインフレームの嵌め込みはぴったり噛み合わないと奥まで入らないのでちょっとだけ手こずりました。
メインフレームを4箇所グロメットに嵌めて立ち上げます。
シャキーン!見事な逆Y字!
ここは一人でできるか心配でしたが無事に持ち上がってくれました。
なお、グロメットに付いているループは色分けされていて、メインフレームはグレーのグロメットに差し込みます。
立ち上がったフレームにフックをポチポチ取り付けていき、本体を吊るします。
一番高いところも踏み台なしでなんとか届きましたが、トランクカーゴなどに上って作業するのが安全だと思います。
ここまでできれば完成形が見えてきました。
サブフレーム2本とリアフレーム1本をスリーブに通してグロメットに止めます。
あとは本体の12箇所をペグダウンするのみです。
今回は試し張りなのでガイロープのペグダウンは省略しました。
ただ、クロスしているポール2本をガイロープで巻くところだけは練習がてら、1か所だけロープを張ってペグダウンしてみました。
説明書の図がいまいちわからなかったので、えいや!でやってみましたが、ん-たぶんちょっと違うかなぁ。でもしっかり固定されているように思います。
そんなこんなでまずは本体の設営完了!!
KUKU-2外観チェック
出来上がったKUKUI-2の外観をぐるっと見てみます。
テント本体
斜め正面。
斜め後ろ。
メッシュ
続いて正面をメッシュにしてみます。
両サイドもメッシュにしてみます。
おお、これは風通しが良さそう。横からも出入りできるのもいいですね。
後ろもメッシュにします。(写真はインナーテントを付けた後に撮影)
上の写真でテントの背面がぐねっと右に偏っているのは最後部のペグダウンの位置がずれているからです。
急いでペグダウンしたので手順が説明書通りじゃなかったからですかね、失敗しました。本番では気をつけます。
インナーテント
最後にインナーテントを取り付けます。
天井に6か所あるフックにインナーテントを吊るします。
なおインナーテントのどっちが前か後ろか見分けるのに苦労しました。
フロア側は4か所フックをリングに引っかけます。
あとは前方2か所をペグダウンしたら寝室の出来上がり!
思ったよりも天井は高く、なかは広かったです。
寝室は奥に行くほど天井が下がっていきますが、入り口近くなら余裕で立つことができました。
寝室の広さはいかほどか?
BUNDOKのフォールディングマットを4枚敷いてみました。
56cm幅のマット4枚が余裕をもって横に並びました。そのうえ、奥に大人が1人寝るスペースもあります。
贅沢を言わなければ家族5人が寝られそうです。
ちなみに奥の空いたスペースに僕が寝たらこんな感じ↓
天井が近いですが、インナーテントの後ろの壁が外に向かって斜めに立ち上がっているおかげで、思ったほど圧迫感はありませんでした。
KUKU-2の特徴でもある背面の出入り口。この内側のスペースに靴を置いてみました。
後ろの出口は狭いし低いですが、大人でも出入り可能です。
荷物置き場にするとしたら、70Lのトランクカーゴを置くのもありかも。
ポケットは入口側に左右に2個ずつ付いています。
また向かって左側にのみコンセントを取り込む穴があります。(開閉可能)
インナーテントの三角のメッシュ窓を開けてみました。
本体のサイドのドアと重なっているので、横からの風を取り込む効果がありそうです。
最後にインナーテント側から正面の入口を見た写真です。
比較物となるテーブルなどを置いてないのでわかりづらいですが、これがリビングの広さになります。
実はインナーテントがけっこうせり出していて、思った以上にテント内のスペースを圧迫していました。寝室が広いのはありがたいのですが、その分、リビングが狭くなっています。
おそらく120cm長のテーブルを置いて、椅子を5つ並べたらほとんど余白はなくなるのではないでしょうか。ラックを置くとかなり窮屈そうです。
今回はやりませんでしたがフロントパネルを跳ね上げて前方を広く見せるのが必須かなぁ。5人で過ごすなら。
まとめ
ゼインアーツ「KUKU-2」の試し張りをして、次のことがわかりました。
- 設営は簡単。大人1人でもできる。(2人推奨)
- メッシュが多く風通しがいい
- 寝室は思ったよりも広く公称4人だがギリギリ5人いけそう
- 前室(リビング)はやや狭め。5人で過ごすならモノの配置に工夫が必要
試し張りをしてほぼ思った通りの作りだったので安心しました。
あとは実際にキャンプで使ってみてどうかですかね。
今回は風が強かったり急いでいたりで、きれいに張れなかったので次はもっときれいに張りたいです。
G.W.のキャンプで使うのが楽しみです!
実際にKUKU-2を張って家族でキャンプしてきました!
⇒【レビュー】ゼインアーツ KUKU-2|家族5人で1泊キャンプしてきた!
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