【感想】三国山キャンプ場|3月の自転車旅①

   今年初キャンプに行ってきました。

   場所は津幡の「三国山キャンプ場」です。

   家族で行くつもりで予約したのですが「まだ寒いから」とフラれてしまい、今回は一人キャンプになりました。

   一人ならということで移動手段は自転車にしました。自転車でキャンプに行くのは2,3年ぶりです。


   タイトルに「旅」と書きましたが、金沢からキャンプ場まで30km程度と近いので、旅よりもキャンプがメインの2日間でした。

三国山キャンプ場 自転車旅


1日目 出発!自由だ〜!

金沢から三国山キャンプ場まで

   いつも車で行くときは、わかりやすい西側から入るルートを取るのですが、今回は小回りが効く自転車なので、普段は通らない南側から入るルートで行ってみることにしました。

   ガーミンで記録した地図は次のとおりです↓

金沢~三国山キャンプ場 南側ルート


   まず旧8号線を東へ進んで、津幡高校の裏の県道218号線に出て219号線を左折し、最後は林道のような細い道に入ります。

三国山キャンプ場 南側入り口

   この最後の道はやや荒れていましたが、特に支障なく進めました。

   道の脇には残雪があり、ちょっと前まで冬だったことを思い出させてくれます。

三国山キャンプ場 3月 途中の残雪

   坂道を2,3km登ると「三国山キャンプ場」の看板が見えて、ゴール!

三国山キャンプ場 看板

   家を10時過ぎに出て、到着したのは12時過ぎでした。

   距離は約30km。2時間かかりました。


オートサイト①

   受付を済ませて、予約していたオートサイト①へ。

   ①はトイレに近く、区画も広いです。

三国山キャンプ場 オートサイト①

三国山キャンプ場 オートサイト①

テント&タープ設営

   昼食の前に早速設営開始!


   まずウィングタープを張ります。

   これは自転車旅用に買ったもので重量は700gと比較的軽いです。

   ネイチャーハイク製です。

三国山キャンプ場 ネイチャーハイクウィングタープ設営

   前方の180cmのポールはFiledoor製の伸縮式カーボーンポールです。

   これも200gと軽量です。

   持ってみると、重さをを感じないくらい軽いです。


   次にタープの下にテントを張ります。

   今回持ってきたのは3F UL GEAR製の「Lanshan1」です。

   これは先日登山用に買ったULテントで、テント本体は1kgを切っており軽量です。

三国山キャンプ場 Lanshan1設営

   荷物が限られる自転車ということで、どれもこれもなるべく軽い道具を選びました。


   完成したテントの前に座るとタープ越しにトイレ棟が見えます。

三国山キャンプ場 オートサイト①から見たトイレ棟

   これだけ近いと夜トイレに行くのも億劫じゃないですね。


スクエアクッカーで塩ラーメン

   テントとタープを張るのにモタモタしていたら、1時半を過ぎてしまいました。

   おなかが減ったので急いで昼食にします。


   とりあえずコンビニで買ったおにぎりを1個食べて、

   炊事棟で水を汲んで、

三国山キャンプ場 炊事棟

   ガスバーナーを準備して、

   モンベルのスクエアクッカーにサッポロ一番塩ラーメンを投入!!

モンベル スクエアクッカー サッポロ一番塩ラーメン

   スクエア形状のおかげで四角い麺がぴったり収まります。

   麺が柔らかくなったら、いりゴマをふりかけて、いただきま〜す!

モンベル スクエアクッカー サッポロ一番塩ラーメン

   うまい!

   袋ラーメンのなかでは塩ラーメンが一番好きです。

   某漫画のよくしゃべる整くんも塩派らしいので嬉しい限りです。


三国山社へ

   日が落ちるまでまだ時間があるので、自転車で出かけてみることにしました。

   行き先は管理棟の奥の道の先にある三国山社です。

   奥と言っても、今回は裏から来たようなものなので、実は来るときに近くを通ってきました。

三国山キャンプ場マップ

   出発の前に、管理棟の前で「自販機に何があるかな〜」とうろちょろしてたらスタッフに話しかけられて(怪しまれた!?)、そのついでに三国山社のことを聞くことができました。

「三国山」という名前は加賀・能登・越中の三国の境目にあることに由来していて、三国山社にはこの三国から毎年持ち回りで神主を出しているとのことです。へー。


   という蘊蓄を聞いた上で三国山社に行ってみます。


   しばらく車道を上ると、「三国山社」と書かれた標識が2つ出てきます。

   1つ目(手前)は通り過ぎて2つ目(奥)の標識から登ることにしました。(下の写真↓)

三国山社 登山口 奥の標識

   だいたい10分くらい山道を登ります。

   明け方まで雨が降っていたこともあり、足元はぬかるんでいました。

   軽〜い登山のつもりで行ったほうがいいかもしれません。


   しばらく進むと分岐路に出ます。

   上りたいので右に進みます。


   さらに進むと頂上が見てきました。

   お社と木に隠れて鳥居が見えますが、鳥居の正面はあちらを向いています。

   こちらは裏道で、表の道は別にあるようです。


   社の横を通って頂上に到着!

三国山社 山頂 鳥居

   晴れているので展望が最高!

   遠くの山々や内灘の海が見渡せます。


三国山社 山頂 遠くの山並み

三国山社 山頂 内灘の海

   春の日差しがあたたかい。

   芝生に座って遠くの山々を見ながらぼおっと過ごします。

   いいなぁ、こういう時間。

   山に行きたくなります。

   本当の春までもう少し。

三国山社


   帰りは道を間違えました。

   たぶん間違うだろうなぁと思ってたら案の定でしたね。

   行きにあった分岐点を見逃して、下りていってしまいました。

   途中で間違いに気づいたのですが、何処に出るか知りたかったので、そのまま下りてみました。

   出たのは、予想通り1つ目の三国山社の標識の立つ登山口です。

三国山社 登山口 1つ目(手前)の標識

   車道には「三国山社」と書かれた標識が2つあるのですが、どちらからでも「三国山社」に行けることがわかりました。

   1つ目(手前)の標識から登った方が社まで近いですが、その代わり山道が少しだけ急な気がします。

   2つ目(奥)の標識から登ると全体の距離は長くなる代わりに、車道が多い分、山道が少し楽になります。

   行きは1つ目から登って帰りは2つ目に下りるのがよいかもしれませんね。

   と言ってもたいした距離ではありませんが。


焚き火の小枝を集める

   社から戻ったら、焚き火のための小枝を集めました。

   朝まで雨が降っていたのですが、意外と道に落ちている枝は乾いてました。


夕飯と焚き火

   夕飯はカレーライスです。

   といってもご飯を炊くだけで、カレー自体はレトルトです。

   あとはシャウエッセンとししとうを持ってきたので焼いて食べるくらい。

   ししとうは醤油をたらして食べると酒のつまみになっておいしいし、手間いらずなのが素敵です。

100均のテーブルと夕食

   お米はお社に出かける前に水に浸しておいたので、時間は十分。きっと美味しく炊けるはず!

   と思ったのですが、やや失敗しました。

   強火にかけて沸騰したら、火を弱めて10分くらい炊くのですが、火が強かったのか5分くらいで水分がかなり飛んでしまいました。

   やむを得ず水を追加してさらに10分ほど炊いたのですが、芯が残ってしまいました。


   ちょっと芯が残っても食べれないほどではないので気にせず、湯煎したレトルトカレーを掛けて食べます。

   腹が減ってるので辛いものはおいしいぜい!

レトルトカレー

   ご飯を炊く間に、となりではミニ焚火台に小枝をくべて小さな焚火を作っていました。

   焚火台はSOTO製の「ミニ焚火台Hexa」です。

SOTO製「ミニ焚火台Hexa」

   その焚火を利用して、カレーを食べながらシャウエッセンとししとうを焼きます。

シャウエッセン&ししとう on SOTO製「ミニ焚火台Hexa」

   シャウエッセン、ただ焼いただけなのにうめー。

   ししとうも直接醤油を垂らすと焦げた醤油の味がしてこれまたおいしいー。

   まあ自転車旅行だとこれくらいしか作れるものがないのですが(^_^;)


   いつもの家族キャンプや遠出の一人旅と違って、近場のキャンプ場のため、テントを張ってからの自由時間が長いのが良いですね。

   一人で自由に過ごすだけで、わけもなく楽しいです。


次回へ続く

   さてさて、だんだん日が暮れてきました。

   日中は太陽が出て暖かかったのですが、夜が近づくと少しずつ寒くなってきます。


   果たして3月のキャンプ場の夜はどれほどの寒さなのか?

   一人で何をして過ごすのか?

   ひとりの夜は長いぞー。


   ということで、記事の方も長くなってきたので次回に続きます。

   ⇒ 後編はこちら(【感想】三国山キャンプ場|3月の自転車旅②


コメント