先日、試聴したソニーのワイヤレスヘッドホン"WH-H910N"を購入しました
カラーはアッシュグリーンです。
今は使い始めて4日ほどになります。
僕にとっては初めてのワイヤレスヘッドホンということもあり、ただ音楽を聴くだけでもいつもと違って楽しく感じられます。(線がないだけなのに!)
ただ、事前に店頭で試聴したにもかかわらず、家で落ち着いて聴いてみると、思っていたのとは違う部分も出てきました。
現時点の評価は良し悪し半々といったところです。
今回は"WH-H910N"の開封から、セッティング、そしてファーストインプレッションまでを書きます。(店頭でも試聴していますが所有して初めて、という意味で)
次回は無線/有線、スマホ/ウオークマンで使用した詳細な感想を書く予定です。
目次[非表示]
1) WH-H910N 概要
”WH-H910N”(以下H910N)はソニー製のワイヤレスヘッドホンです。
BluetoothのコーデックはSBC、AAC、LDACに対応しています。
aptxが含まれていないのが残念。
ノイズキャンセリング機能(以下、NC)あり。
連続再生時間は35時間(NC未使用)です。
更に上位機種に”WH-1000XM4”(以下XM4)があります。
XM4に比べると、音質とNC性能で劣りますが、その代わりH910Nはコンパクトさとおしゃれさ(?)で優ります。
2) 開封 & 外観チェック
2-1) 開封
まずは外箱。
内容物は、ヘッドホン本体と、充電用のUSBtypeCケーブルと、ポーチなどです。
2-2) 外観
塗装や細かいデザインはカラーごとに少しずつ違うようです。
僕が購入したグリーンは表面がマットな仕上がりになっていてザラっとしてます。
全体のフォルムとイヤーパッドとでツートンカラーになっているのがおしゃれ。
ヘッドホンと言えば黒や白といったなかでこのマットなグリーンは個性はあるけど目立ちすぎないので気に入ってます。
低反撥ウレタン素材を採用したイヤーパッド。
頭長部分。
頭の当たる内側は柔らかくなっています。
3) セッティング
3-1) ペアリング
電源ボタン長押しでペアリングモードになります。(LED青色2回点滅)
まずはスマホとペア設定してみます。
スマホ側で操作すると、イラスト入りでこんな表示が出ました↓
あとはOKすれば、あっさりつながりました。
3-2) アプリHeadphones
スマホの場合、ソニーの”Headphones”アプリをインストールするといろいろ調整できるようになります。
ヘッドホンとつなげてアプリを立ち上げると、今つながっているヘッドホンの絵と、コーデックが表示されます。
アプリのなかには「ステータス」「サウンド」「システム」のタブがあります。
一番お世話になるであろう「サウンド」を開くと、「外音コントロール」「イコライザー」「音質モード」「DSEE_HX」の項目があります。
4) 本体の操作
ヘッドホン本体は左側に物理ボタンとNFCが搭載されています。
ボタンは「電源」と「C」です。
「C」はカスタムの略だそうです。デフォルトでは外音コントロールが割り当てられています。
押すたびに「NCオン」→「アンビエントサウンド(外音取り込み)」→「外音コントロールオフ(何もしない)」と推移します。
本体右側はタッチセンサーになっています。
上下になぞると音量アップ/ダウン、前後になぞると巻き戻し/早送りです。(巻き戻しは死語らしいですが)
中央ダブルタップで再生/一時停止です。
指でなぞっての操作は、パッドが見えない状態で行うので上下前後の感覚がつかめず、最初こそ誤ったりもしましたが、すぐに慣れました。
便利な機能として、右側を手で押さえると、再生音が小さくなって外音を取り込んでくれます。
リビングで家族に話しかけられたとき、コンビニのレジでの店員さんとやりとりするとき、電車の中でアナウンスを聴きたいときなど、ヘッドホンを外さなくてもいいので重宝しそうな機能です。
5) 装着感
イヤーパッドが前後にも上下にも動くので、側頭部にぴったりフィットします。(赤矢印が可動部)
また、イヤーパッドに低反撥ウレタン素材を採用し立体縫製することで圧力を分散させているそうです。
ただ、ヘッドホン全体がコンパクトなためイヤーパッドも小さめです。そのせいか耳の輪郭とパッドの間に隙間がなく、やや窮屈にも感じました。
とはいえ疲れるほどではありません。
6) ファーストインプレッション
まずはスマホ(SHAP”AQUOS sense2 SH-M08”)につなげてYoutubeMusic(サブスク)などを聴いています。
LDAC未対応のスマホなのでコーデックはAACです。
とりあえず……、
線(ケーブル)がないって便利だーーー!!
音楽を聴きながらパソコンの作業をしていても、手や肩周りが(線で)うるさくないってのは、とても快適です。作業効率も上がる(気がします)。
音質も無線だから悪いということはないです。
ヘッドホンに内蔵されたDAC/アンプがいいのか、音はクリアです。サラウンド感もある。
試聴したときから感じていたとおり、低音の極端な誇張はなく、低音から高音までフラットな印象です。
だからといって、つまらない音ということはなく、きらびやかさがあります。
ただ、試聴したとき以上に、音が軽いと感じました。(微妙なところですが、「重くない」は誉めてますが、「軽い」はやや悪いイメージ)
次回に続く
次回は、H910Nをより深く掘り下げて感想を書いていきます。
無線/有線の違い、スマホ/ウオークマンの違い、ノイズキャンセリングの効果、携帯性の良さ、など。
先に少し述べると、有線接続の音が非常に悪くて、一時は立ち直れないくらいショックを受けました。(追記:勘違いでした。詳細は「感想その2」を参照)
また僕は普段はイコライザーを敬遠して使わないのですが、ワイヤレスヘッドホンというものはイコライザーをアレコレいじることもふくめて楽しむものなのだと思うようになりました。
コンパクトでワイヤレスヘッドホンとしては申し分のないH910Nですが、いったいどんな結論が待ち受けているのか!?
次回に続きます。
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