前回に引き続き、五色ヶ原を縦走した感想を書きます。
2019年8月12~14日 晴れ テント泊
折立~薬師岳~五色ヶ原~立山(雄山)~室堂
詳しいコースはこちらの記事を参照してください。
初日なので、疲れることなく、サクサクと登れました。
ここまで富山地方鉄道できました。
トイレは駅を出て右手にあります。
わりと新しいですが、どうしてもそれなりに虫さんはいました。
折立行きのバスは「有峰口駅前」と「有峰口」の2種類がありバス停も違います。
自分が乗るバスはどちらか、時刻表で確認しましょう。
僕は9:45出発のバスで折立に向かいました。
どうにか日がある間にたどり着きました。
昨日とは打って変わって、テントの数は少なめでゆったりと静かです。
日が沈む前にテントを張ります。
せっかく五色ヶ原まで来たのですから、テントを張って少しでものんびりとした時間を過ごしたい!……と思ったのですが、雨が降ってきて、テントから出られなくなりました。
そうこうしているうちに夜。残念。
* * *
2日目の感想はただただ疲れました。
五色ヶ原でまったりと静かな時間を過ごしたいなら、行程を2日に分けるか、もっと体力をつけて早くたどり着けるようにするかしないとダメだなと思いました。
それから、昼間暑かったです。熱中症になるかと思いました。
夜も暑かったですね。セーターを着ることなくメッシュ生地の長袖のみで寝ました。昔はこんなことなかったんですけどね。
ほんときれいなところですね。やっぱり早く着いてのんびりとした時間を過ごしたかったな。残念。
ところで、室堂に降りる道を見逃しました。
手元の地図に載っている五色ヶ原ヒュッテが今はもう解体されて存在しません。
足元に「五色ヶ原山荘でキャンプの受付をしてください」という標識が置いてあるところで右に曲がります。
2019年8月12~14日 晴れ テント泊
折立~薬師岳~五色ヶ原~立山(雄山)~室堂
詳しいコースはこちらの記事を参照してください。
8月12日から14日の3日間、北アルプスの五色ヶ原を縦走してきました。 コースは標高の低い折立から室堂へ向かう、逆走(?)バージョンです。 ガイドブックでは三泊四日で書かれているコースを二泊で走破したため、かなりハードでしたが、北アルプスの大自然をおもいっき...
目次[非表示]
1日目 折立~薬師峠キャンプ場
1日目の行動時間は3時間50分でした。初日なので、疲れることなく、サクサクと登れました。
有峰口
有峰口の駅です。ここまで富山地方鉄道できました。
トイレは駅を出て右手にあります。
わりと新しいですが、どうしてもそれなりに虫さんはいました。
折立行きのバスは「有峰口駅前」と「有峰口」の2種類がありバス停も違います。
自分が乗るバスはどちらか、時刻表で確認しましょう。
僕は9:45出発のバスで折立に向かいました。
折立
10:30ごろバス到着。
準備体操をしてから10:40に出発。いよいよ3日間の冒険の始まりです。
三角点
ここでお昼休憩を取りました。
お昼はロールパン3個とソーセージ1本、チーズ1切れです。
これは高専のワンゲル部にいたときのメニューです。一人で登るようになってからも変わりません。
1600mを過ぎたころから風が涼しくなってきました。
太郎平小屋
三角点から太郎平小屋までの間は、一部が木道だったり、比較的楽に歩けます。
小屋の少し手前のベンチで休憩しているときに13歳の男の子と出会って話しました。
小屋の少し手前のベンチで休憩しているときに13歳の男の子と出会って話しました。
彼もテント泊だそうです。最初子供一人なのかと思ったら、遅れて両親が来ていたようです。それにしてもわりと大きなザックを背負っていたのに歩くのが速かったですね。驚きました。
薬師峠キャンプ場
14時過ぎに着きましたが、すでにいっぱい。
10年前に来たときも多かったですが、今回はそれ以上ですね。お盆後半に台風が来るというのもあり、お盆前半に集中したのかなぁ。
夜はご飯を炊いてレトルトカレー。
ご飯は二合炊いて、半分は翌朝に残しました。
この日はわりとうまく炊けたのでおいしかったです。
持ってきたバナナチップをおつまみに、ウィスキーをちびちび飲みながら、村上春樹のエッセイを読んで暗くなるまで過ごしました。
2日目 薬師峠キャンプ場~薬師岳~五色ヶ原キャンプ場
2日目の行動時間は12時間10分でした。
距離が長い、アップダウンが激しい、暑いと3拍子そろっていて、人生で一番ハードな山行となりました。
薬師峠キャンプ場
朝は4時起きです。
しかし3時ごろから起きているグループもいて、5時ごろにはテントの数が目に見えて減ってました。みんな早い。
なお、5時ごろにトイレが渋滞してました。大のトイレが2部屋しかないので。
補足として、トイレはわりときれいです。
薬師平
雲ノ平、水晶岳、そして遠くに槍ヶ岳が見えます。
これぞ北アルプス!という風景に思わず、両の拳を上げて、うおーって吠えてしまいました。
わくわく感が半端ない。
薬師岳山荘
薬師岳
快晴でしたので頂上は360度のパノラマでした!!
ここまでの疲れが一気に吹き飛びます。
でもこの日の行程の3分の1もまだ終わってないんですよね。ぞっとします。
前方を見ると、薬師平からは見えなかった立山(右)と剣岳(左奥)が見えます。
意外と立山はとんがっているんですね。
翌日の昼にはあの山頂に立っている予定……なのですが、遠いですね。
薬師岳山頂で、いつもフルマラソンを走るときに持っていく携行ゼリー(エナジーチャージ)を飲んでエネルギーを補給します。
歩を進めて、振り返ると、薬師岳のカールが美しかったです。
ここまでの疲れが一気に吹き飛びます。
でもこの日の行程の3分の1もまだ終わってないんですよね。ぞっとします。
前方を見ると、薬師平からは見えなかった立山(右)と剣岳(左奥)が見えます。
意外と立山はとんがっているんですね。
翌日の昼にはあの山頂に立っている予定……なのですが、遠いですね。
薬師岳山頂で、いつもフルマラソンを走るときに持っていく携行ゼリー(エナジーチャージ)を飲んでエネルギーを補給します。
歩を進めて、振り返ると、薬師岳のカールが美しかったです。
北薬師岳
北薬師岳でようやく3分の1でしょうか。
まだまだ続きます。
間山
北薬師から下っていくと間山に出ます。
遥か眼下に次に目指すスゴ乗越小屋が見えます。
スゴ乗越小屋
11:30ごろに到着。
この日の行程の半分まで来ました。
まだ半分です。体力は半分以下の気分ですが。
まだ半分です。体力は半分以下の気分ですが。
小屋の前のベンチで持ってきた昼食を食べます。
日が差し、気温が上がり、暑いです。
同じルートを来た男性がいて、今日は五色ヶ原まで行くのをやめて、ここで野営すると言ってました。
自分も一瞬ここでやめようかと迷いました。それくらい暑くて、体力も予想以上に消耗しましたから。
しかし、がんばって進みます!!
12時に小屋を発ちました。
ここで大きなミス。
午前中にあまり水が減らなかったので、荷物を軽くするために小屋で補給する水の量を減らして、2リットルのところを1.5リットルくらいにしたのでした。
しかし午前よりも気温が上がっていて、水を飲む量が増えてしまい、後半はのどがカラカラになり、水を節約しながら進む破目になりました。
ここから五色ヶ原まで水場はないので、晴れてる日は余裕をもって水を補給していってください。
スゴの頭
スゴ乗越小屋から五色ヶ原までの間に3つのピークがあります。
その1つがスゴの頭です。
小屋から下った後に登ります。
かなりの急登です。手も使ってよじ登る感じ。
暑くて熱中症になりそうだし、小屋に引き返したくなります。
がんばって登った後に待ち受けるのも……また登りです。
下の写真はスゴの頭を少し降りたところから見た越中沢岳。
下の写真はスゴの頭を少し降りたところから見た越中沢岳。
越中沢岳
スゴの頭から下って、また登ります。スゴの頭よりも標高があります。そしてスゴの頭同様に急登です。
50m登るごとに小休憩をはさみながらコツコツと進みました。
頂上に立つと遠くに五色ヶ原が見えます。
50m登るごとに小休憩をはさみながらコツコツと進みました。
頂上に立つと遠くに五色ヶ原が見えます。
しかしまだ距離にして4kmもあります。
15時を過ぎていましたが、頂上で今日室堂から来た人と会いました。
昼頃に暑くて熱中症になりかけて休んでいたそうです。今からスゴ乗越小屋を目指すと言ってました。
鳶山
本日最後のピークです。もう登りたくない、という気持ちでいっぱいですが、登らないと終わりません。
前二つのピークに比べると傾斜はやや楽です。
前二つのピークに比べると傾斜はやや楽です。
しかし体力の限界が近づいており、非常に辛い。
「ゴーシーキー!ゴーシーキー!」
山荘の前のベンチでまったりと休憩している登山客が見えます。
山荘でテントの受付をします。700円/人でした。
テント場はここから10分ほど下ります。
五色ヶ原キャンプ場
18時到着!!どうにか日がある間にたどり着きました。
昨日とは打って変わって、テントの数は少なめでゆったりと静かです。
日が沈む前にテントを張ります。
せっかく五色ヶ原まで来たのですから、テントを張って少しでものんびりとした時間を過ごしたい!……と思ったのですが、雨が降ってきて、テントから出られなくなりました。
そうこうしているうちに夜。残念。
* * *
2日目の感想はただただ疲れました。
五色ヶ原でまったりと静かな時間を過ごしたいなら、行程を2日に分けるか、もっと体力をつけて早くたどり着けるようにするかしないとダメだなと思いました。
それから、昼間暑かったです。熱中症になるかと思いました。
夜も暑かったですね。セーターを着ることなくメッシュ生地の長袖のみで寝ました。昔はこんなことなかったんですけどね。
3日目 五色ヶ原キャンプ場~雄山~みくりが池温泉(室堂)
3日目の行動時間は7時間10分でした。
雄山を登らなければ2時間は短縮できます。
なお行動時間はみくりが池温泉までのカウントとしました。
朝の五色ヶ原
昨日は散策できなかったので朝の五色ヶ原をいっぱい見て、いっぱい写真を撮りました。空気もいっぱい吸って、思い出に残るように。ほんときれいなところですね。やっぱり早く着いてのんびりとした時間を過ごしたかったな。残念。
ところで、室堂に降りる道を見逃しました。
手元の地図に載っている五色ヶ原ヒュッテが今はもう解体されて存在しません。
足元に「五色ヶ原山荘でキャンプの受付をしてください」という標識が置いてあるところで右に曲がります。
獅子岳
この日は雄山を除くと山を2回登ります。
その1つ目が獅子岳です。
一度下ってから登ります。
一度下ってから登ります。
どーんとそびえ立ってますが、道がジグザグのため、昨日のスゴの頭や越中沢岳ほど急登ではありません。
僕は休憩なしで頂上まで登れましたし、他の登山客も同じように休憩なしで登っていたように思います。
途中、振り返ると、今朝発った五色ヶ原が美しく広がっていました。
山頂からは黒部湖を見ることができます。
鬼岳雪渓
鬼岳は登らずトラバースします。
雪渓が2か所あります。
雪に触るとひんやりしてました。
龍王岳
室堂までの最後のピークです。
これからここを登るのかと思うと、うへぇーとなりますが、昨日の登山を思えばそれほどきつくはないです。意外とあっさり乗り越えられました。
なお、頂上は登らなくても次に進めます。
とはいえ、せっかくなので重いザックを置いてサッと登ってきました。ガスっていて何も見えませんでしたが。
それにしても、獅子、鬼、龍とすごい名前が続きますね。どれも退治してやったぜ!!
富山大学立山研究所
ここの広場でお昼休憩にしました。
本当だったら、五色ヶ原から薬師岳、有峰湖まで一望でき、絶景だったようです。
あいにくのガスで全部が見えることはありませんでした。
一ノ越
ここまで来れば、あとは室堂に下るもよし、雄山に登るもよしです。
晴れていて、時間に余裕もあったので、雄山に登ることにしました。20年ぶり3度目です。
重いザックは石垣に置いて、水筒とカッパだけをミニリュックに詰めて出発です。
※小屋の人に聞いたら、邪魔にならないように石垣にザックを置いていくのはOKとのことでした。
雄山
登りながら、室堂平から雷鳥平の景色を見ていると、来てよかったと、心の奥からしみじみと思いました。
大自然と、人の手の加わった建造物とが織りなす雄大でカラフルな光景が素晴らしいです。
登っている人を見ていると、けっこう小さい子も登ってましたね。
小学3年のうちの長男もいけそう??……でも根性ないしなぁ。
小学3年のうちの長男もいけそう??……でも根性ないしなぁ。
山頂はあいにくのガスで何も見えませんでしたが、山頂の新鮮な空気を吸い込むと、体の奥から何とも言えない独特で神聖な気持ちが湧き出てきます。ようは「やったぜ、3000メートルだーー!」っていう喜びです。単純ですね。
登拝料500円を払って、山頂の神社をお参りします。ここが3003mです。
神主さんと祈念し、最後はお神酒をもらいました。
「雄山が少しでも高くなるように、次来られたときは河原の石を持ってきてください」と言われました。
足元を見てみると、名前の書かれた石がいくつかありました。
雄山の渋滞について
シーズン時は渋滞していると、新聞に書いてあったので心配しましたが、思ったほどではありませんでした。
登りと下りのルートが分かれているのもありますし、疲れた人は休憩のために横によけて道を譲ってくれるので、わりと自分のペースで進めました。
あと、自分も疲れていていつもほどペースが出てなかったのもあるのかも。
みくりが池温泉
再び一ノ越に戻り、賑やかな大通りを歩いて室堂方面へ向かいます。
すぐそこに見えてる室堂が遠かったです。あらためて担いだザックがずっしりと重いし。
足に限界がきてます。
そして暑い。標高2500mもあるのになぜ!?
一時間かけてみくりが池温泉をめざしました。
振り返ると、雄山がきれいです。風景がアルプスって感じですね。
途中の池もよかったです。写真映えします。
脱衣所がちょっと狭いですが、温泉は気持ちよかったです。700円也。
記念に温泉名の入ったコースターをもらいました。こういうのってちょっと嬉しいですよね。
ついでに食堂で黒チャーシューラーメンを食べました。富山ブラック。疲れた体にしょっぱい味がしみます。
室堂ターミナル
温泉を出て少し歩いたらゴールです。
立山の湧き水を汲み、お土産のお菓子を買ってバスに乗ります。
シーズン中ということでバスは臨時でたくさん出ていました。
家に帰ってから、湧き水は煮沸も兼ねて、お茶にして飲みました。子供たちは物珍し気に飲み、「おいしかったかな??」「何も変わらない」って感想をもらしてました。
五色ヶ原縦走 感想
- 薬師岳のカールが綺麗に見れた!
- 北アルプスの遠景が雄大だった!
- 五色ヶ原が美しくて、もっとのんびりくつろぎたかった!
- 久しぶり(10年以上ぶり)に標高3000m以上の場所に立てて感無量!
- 薬師峠キャンプ場から五色ヶ原キャンプ場を一日で行くのは辛かった!
- もっと体力をつけるか、荷物を軽くしないとダメだと思った!
- 10年ぶりに縦走したけど体力が衰えてなくてよかった、むしろランニングのおかげで体力は増してたかも
二泊三日の一人旅を許してくれた妻と家族に感謝します。
楽しかったので、来年の夏もまた行きたいなー……ダメかなー。