さよなら能登。能登半島一周 自転車の旅 3日目

   今回が能登半島一周の最終日です。(前回の記事はこちら
   午前中はあいにくの小雨でしたが、途中から晴れてくれました。
   ほぼ帰るだけ、の”移動日”程度のつもりでいましたが、それなりに見どころはありました。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 なぎさドライブウェイ 砂像

3日目コース

穴水
のと鉄道沿線
能登島
七尾
七尾線沿線
金沢

走行距離 100km超
走行時間 6:15 - 15:15(休憩含む)

   手元のGPSウオッチで計測したMAPです。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 MAP

3日目ポイント

  • 最初はのと鉄道沿線を走るので、ひなびた駅舎や「花咲くいろは」のモデルになった駅やラッピング車両を見ることができます
  • 能登らしい景色は七尾が最後です。海の幸も七尾の「能登食彩館」が食べ納めです。思い残したことはないか再度チェック!




1)穴水駅

   朝ちょっと立ち寄ってみたら、ちょうど「花咲くいろは」のラッピング車が停車していました。ラッキー。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 穴水駅

能登半島一周 自転車の旅 3日目 穴水駅

2)能登大仏

   穴水から少し南下して左手に折れると案内があります。
   2003年ごろに建てられたそうです。
   小雨の朝に、静かに鎮座する青銅の大仏はなかなか趣きがありました。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登大仏

3)能登鹿島駅

「能登さくら駅」の愛称で呼ばれているそうです。
   桜はほぼ散っていましたが、満開の時期に来るととっても綺麗なんだろうなぁ。
   駅舎もかわいいです。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登鹿島駅

能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登鹿島駅

4)西岸駅(ゆのさぎ駅)

能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

   石川を舞台にしたアニメ「花咲くいろは」の聖地のひとつです。
   アニメのなかに出てくる「ゆのさぎ駅」のモデルになりました。
   放送からだいぶ時間が経っていたので、すっかり忘れていましたが、この日、駅の4km手前くらいで思い出して、あわてて立ち寄りました。行きすぎてなくてよかった。

   待合室のなかはアニメのポスター等でいっぱいでした。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

   nano.RIPEのサインも。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

   ホームには「ゆのさぎ駅」の看板もあります。薄れてしまってますが。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

   待合室の思い出ノートは36冊目までありました。新元号「令和」にも対応とな!
   僕も一言残してきました。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 西岸駅 ゆのさぎ駅

5)能登島

   内陸を進むよりも、能登島に渡ったほうが距離は若干短くなるようです。
   写真はツインブリッジ。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登島

6)能登食彩館

   七尾にある道の駅です。
   ここが能登らしい最後の観光地ですかね。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登食彩館

能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登食彩館

   実は3日間、海の幸を食べそびれてきたので、ここで贅沢にも海鮮丼(シャリ大盛り)を食べました。
   うん、おいしい。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 能登食彩館

7)七尾線沿線

   七尾が終わったら、あとは帰るのみです。(といっても金沢までまだ70kmほどありますが)
   まずは羽咋を目指します。
   七尾から羽咋に向かうには2つのルートがあります。
   国道159号線と県道2号線です。

   おすすめは県道2号線です。
   一部でJR七尾線が並走しているので、運が良ければ「花嫁のれん号」が見られます。
   赤系のあでやかな車両です。
   僕もこの日見ることができました。(残念ながら写真は撮れず)

   また、県道2号線は国道に比べてさびれているイメージでしたが、以前走ったときよりもコンビニが増えていました。途中の休憩にも困らないと思います。
能登半島一周 自転車の旅 3日目 県道2号線

   羽咋からは初日に通った「能登海浜自転車道」を走ります。
   ただ、一般道と「能登海浜自転車道」との接続点がわかりづらかったです。
   車道に書かれた「自転車マーク」に従って進んだら「自動車専用道路」に乗り入れそうになりました。
   迷いはしませんでしたが、正解はどう進めばよかったのだろう???




能登半島一周 感想

   3日間で約370kmを走破しました。
   能登の大自然を堪能し、独りで思いにふけり、布団で寝れることのありがたさを再認識しました。
   パンクやトラブルに見舞われるこもなく、だいたい晴れていたので、良い思い出しかない素晴らしい3日間でしたね。

   久しぶりに自転車で旅をして驚いたのは、十数年前に比べてロードレーサが増えたこととファミリーキャンプが増えたことです。
   前回、能登を自転車で一周したときはG.W.ということもあって自転車の人には全くと言っていいほど会いませんでした。(夏休みは学生の一人旅によく遭遇します)
   でも今回の旅ではロードバイクで走ってるグループに何回も遭遇しました。
   しかもみなさんテントやシェラフなどを持たない軽装で、話してみると、宿泊はホテル利用なんですよね。
   僕のなかでは自転車旅行=一人旅=貧乏旅行=キャンプ、野宿という図式だったので、びっくりしました。
   逆に、ロードの人は、僕が能登一周だけなのに装備が重いことにびっくりしていました。いや、泊数に関係なくテントだと荷物が増えるんですよ。
   ほんと、文化の違いを感じました。

   それから、ファミリーキャンプの多さです。
   1日目に泊まったキャンプ場は前回は誰もいなくて夜は心細いくらいだったのに、今回はファミリーキャンプでいっぱいでした。
   途中で見たキャンプ場もファミリーキャンプ用の大型テントがいっぱい立ってました。
   むかしはキャンプをすることはけっこうハードルが高かったと思うのですが、キャンプもずいぶん市民権を獲得したもんだなぁと、時代の流れを感じました。

   ということで、久しぶりに一人旅をして、環境の変化を感じたのもまた新鮮な体験でした。

   妻の許しが得られればまた大型連休には旅に出かけたいな。
   次は登山かな!??