やっぱり音が違う! ~ケンブリッジオーディオ「TOPAZ CD5」感想その2

   CDプレーヤーを「TOPAZ CD5」に買い替えて一月半が経ちました。
   CD5のエージングも進み、耳の方もCD5の音に慣れてきたころと思います。
   前回はファーストインプレッションを書きましたので、今回は1か月聴いてみた感想を書きます。
   率直に言うと「やっぱり音が違う!」です。
TOPAZ CD5

一カ月目の感想

   CDプレーヤーを買い直すまでは、音なんてアンプとスピーカーで決まるからCDプレーヤーは関係ないと思っていました。
   しかしそんなことはなかったです。
   音の源流であるCDプレーヤーが変わると最終的に耳に到達する音も違ってきます。
   比較機に何を使っていたかで感想も異なるとは思うのですが、今の僕のCD5の感想は次の通りです。
  • 音がすっきりとしていてクリア
  • 左右の音の分離度が高い。ステレオ感がある
  • 派手ではないが華やか
  • どちらかというと低音よりも高音が出ている感じがある
   とはいえ、思い込みなんじゃないの?という不安もあったので、別のプレーヤーでもCDを聴いてみることにしました。
   もともとCDプレーヤーとして使っていたSACD/CDプレーヤーは壊れてしまって今はもう無いので、代わりにBDプレーヤー(DENON製DBT-1713UD)にCDを入れて聴き比べてみることにしました。
   DBT-1713UDで聴くと音がこもっているというか音が縮こまっていて物足りない(気がする)。
   やっぱりCD5とは違う感じです。CD5の方が、CDを聴いていてワクワクします。

   まあ駄耳ですので、話半分で。笑

読み取り精度について

   一点だけ残念なお知らせを追加しておきます。
   レビューサイトでCDの読み取り精度が悪いというレビューを見かけ、最初は半信半疑でしたが、僕の方でも読み込みに失敗し再生準備までに時間がかかるCDを確認しました。
   そのCDは読み込みに1分ほど待った末に「No Disc」と表示されることが多々あります。もう一回入れ直すと読み込みに成功して、音飛びもなく普通に聴くことができます。
   再生できないわけではないし、今のところおかしなのは一枚だけなので、我慢できる範疇ですが、いずれ読み込めなくなるのではないかという不安がつきまといます。

まとめ

「TOPAZ CD5」は音質と価格のバランスがよく、コストパフォーマンスは高いと思います。
   もともと2万円弱の安価な製品なので、本気の高級オーディオ(そんなもの持ってないですが)には(たぶん)劣りますが、いまCDを聴くのに5万円内のCDプレーヤーを使っている人や、BDプレーヤーで兼用している人は、CD5の買い増しを検討してみてもよいのではないかと思います。

   ほぼおすすめなのですが、CDの読み取り精度については厳しい評価をせざるを得ないです。(同じような体験のレビューをネットでも見かけましたし)
   もしも「TOPAZ CD5」の購入を検討される場合は、読み取り精度に懸念があることをふまえて、CDを聴ける他の機種も念のため持っていた方が無難だと思います。

   以上、「TOPAZ CD5」の感想でした!

   もちろんサブスクリプションサービスも活用しますが、何だかんだでCDは買い続けていくと思うので、これからもCDプレーヤーの生産は続けていってほしいですね。