<ネタバレあり> ゴースカvol.7 07/29 Zeppなんば 感想 ~奇跡のように楽しい一夜!!

   7月29日にスピッツの「ゴースカvol.7 Zeppなんば」に参戦してきました!

   いやー、もうほんと奇跡のように楽しいライブでした。
   普段は聴けない曲がいっぱい聴けて、しかもどれもが聴きたかった曲で。
   レアでマイナーだけど決してマニアックではない、ファン垂涎の最強のセトリでした。

   そんなライブの感想を書き綴ります!!

   セトリはところどころ忘れてしまったので、11月の会報に掲載されたら追記する予定です。
   まあ、細かいところは置いておいて、盛り上がった気持ちを書きとめておきたい!そんな気分で臨みます。


   ネタバレありなので、ライブ参戦前でネタバレNGの方は退避してくださいませ。

   ネタバレなしの感想(台風を回避して大阪駅でカレー食べてタワレコ寄ってZeppなんばに来ただけの記事)は こちら

ネタバレ押し下げ用の写真その1
Zeppなんば


ネタバレ押し下げ用の写真その2
ゴースカポスター

   ということで、ライブの感想スタート!!



ゴースカvol.7 07/29 感想

1曲目が「船乗り」

   なんというかですね、1曲目からしてやられました。
「船乗り」はライブで聴きたいけどこの先たぶん聴くことはないだろうなと半ばあきらめていた曲の1つでした。
   それがいきなり来たので、今日はきっとすごいことになるぞ!って、おかしなスイッチが入りました。1曲目からいきなり興奮マックスです。
   ただ、初めて聴く曲が1曲目だったので、いまいちノリきれなかったというのは内緒の話。

会場アンケート第3位「歌ウサギ」

   ゴースカは事前にアンケートで歌ってほしい曲を3曲選びます。この日の第3位の曲は「歌ウサギ」でした。
   僕は3050ツアーのときにすでに聴いていたのですが、それでもまた生で聴けてよかったです。当たり前ですが前回よりも近かったので草野さんがアコギを演奏する指の動きをまじまじと凝視してました。まるで魔法のような。
   ライブでの「歌ウサギ」の存在感は圧倒的で、心の奥底まで響きました。

   歌い終わった後のMCで草野さんが「歌うとおじさんに思われるアーティスト」という特集を雑誌で読んで、スピッツが圏外だったのを見たことを、「セーフ!」ってポーズをつけながら話してました。(かわいいなぁ!)
   で、歌うとポイントが上がる例として、スピッツなら「歌ウサギ」って紹介されていたんですって!

全体アンケート第51位「インディゴ地平線」

   スピッツメンバーが51歳の年ということで、全体アンケートで51位のインディゴ地平線を歌ってくれました。これも聴くの初めて!!
   イントロからAメロまでの粘っこい重量感のあるメロディラインと、サビでふと軽くなる上昇感が好き。
   ライブでも最後はふわっと身体が軽くなったような気がしました。その感覚に浸っていたくて、なんとなく天井のライトを見上げていました。

ダンスミュージックは最高だった「ババロア」

   個人的にものすごく楽しかったです。ずっと飛び跳ねてました。BPMも速すぎず、ダンスミュージック的なドコドコ感のおかげで、踊りたくなります。むかしよくトランス/テクノ系のクラブに通っていたことを思い出しました。
   だけど、会場はあまり飛び跳ねてなかったですね。あれれれ。一人だけノリが違った。汗

日ごとにバックダンサーが増えてるらしい「恋のバカンス(崎山龍男)」

   事前のアンケートでスピッツにカバーしてほしい曲を1曲投票し、何を演奏するかは上位3曲の中から当日観客が選ぶという企画がありました。案の定(?)、珍しいもの見たさで選ばれたのは﨑山さんが歌う「恋のバカンス」でした。
   いつもはドラムセットの奥に隠れている﨑山さんが前面に立ち歌が始まります。﨑山さんはコーラスもやっているので当然歌も上手くて(もっと声が太くなれば十分ボーカルも有りなくらい、渋くてかっこよかったです)、曲調もノリノリで会場全体が沸きました。
   ただですね、後ろに置かれた立て看板のチア姿のメンバーのイラストやチープなギミックが……そして後半にそこから飛び出したニセ﨑山さんのチアダンスが……おかしくておかしくて、最後はずっと下を向いて笑いっぱなしでした。
   歌が終わった後に、﨑山さんがコーラスで草野さんが入ってくるのが心強いという話をしてました。それと、チアの看板は最初は1枚だけだったのが2枚に増えたそうです。だんだんバックダンサー(?)が増えていくのかな。このままいくと最終公演では看板の数がすごいことになってそうですね。

ついに聴けた!会場アンケート第2位「ハチの針」

   自分は「醒めない」ツアーでも「3050」ツアーでも聴き逃した(ハズレの日でした)ので、3度目の正直でようやく聴くことができました!ありがとうございます。
   サビも気持ちいですが、やっぱりCメロがたまらんですね。やんちゃでかっこいい!!またライブで聴きたいな。ライブの定番曲になってほしいっす。
   それにしてもこの日の2位が現時点の最新オリジナルアルバムの曲ということにびっくり。普通は古いアルバムから選ばれそうなものですよね。恐るべし、ハチの針。

ファン人気の「桃」

   ファン人気の高いこの曲、実は僕のなかでは普通よりちょっと好きくらいの認識でした。久しぶりにライブで聴いて、良さがやっとわかった気がします。特にAメロからサビへのドラマチックな展開にしびれました。

演奏後の拍手がすごかった「サンシャイン」

   イントロが流れた瞬間に思わず「うわあぁ」ってため息が漏れて両手で口を抑えてえしまいました。乙女かよ!
   アンケートでも投票した曲だったので女子化しちゃうくらい嬉しかったです。
   いつもならね、身体をゆらゆら動かしながら聴くのですが、このときばかりは棒立ちで聴きました。
「寒い都会に下りても変わらず夏の花のままでいて」という歌詞がすごく好き。生で聴けてほんとよかったです。
   歌が終わった後ずっと拍手してました。僕だけじゃなくて会場中が。
   なんかこのままアンコールの手拍子が始まるんじゃないかってくらいの長い長い熱い拍手でした。
   みんなサンシャイン、好きなんだなぁ。
「長い間封印していた曲」と草野さんが言ってましたが、これでまたしばらく封印なのかなぁ。さみしいのでまたいつか歌ってくださいね。

たたみこめ!「バニーガール」~「1987→」

   ラス1前の曲目は「バニーガール」「運命の人」「野生のポルカ」「1987→」でした。
   これは大盛り上がり!落ち着いた曲もいいですが、やっぱりライブでは飛び跳ねたい自分としては大満足の4曲でした。
   特に「野生のポルカ」はラストの大サビでは歌って飛び跳ねてたら息切れしてしまいました。腹筋もっと鍛えねば。

会場アンケート1位「スピカ」

   アンコール前最後の曲は「スピカ」でした。
   前回の名古屋会場でもたしか3以内に選ばれていました。人気だなぁ。
「猫になりたい」に続いて殿堂入りしそうな勢いですね。
   レア度は少な目ですが、ラストにふさわしい曲だと思います。
「幸せは途切れながらも続くのです♪」

 アンコール

   新曲披露のあと、恒例の撮影タイムでは「ハチミツ」が演奏されました。
   写真撮っていいって言われると、もう曲に集中できないので、本来のライブはアンコール前までと思っていた方がいいですね。そこまでに弾けきっちゃってください!!

お楽しみ抽選会あとのメンバーのコメント

   お楽しみ抽選会のあとに、メンバー1人ずつのコメントがありました。簡単に書いておきます。

田村さん「絶対にゴースカvol.8をやります!」
草野さん「50歳を過ぎてもまだまだやり足りない。一人でも見に来てくれる人がいる限りやります!」
﨑山さん「ゴースカはいつもと違うことができて楽しい」
三輪さん「﨑ちゃん、ありがとう!(忘れてしまった。ニュアンスだけ)」

ふり返って

   楽しい一夜でした。やっぱりゴースカは普段のツアーとは一味も二味も違いますね。
   冒頭でも書きましたが、普段はなかなか聴けない曲をたくさん聴けて嬉しかったです。
   だからといって決してマニアック過ぎるということはなくて、シングル曲が少ないことを除けば、どの曲もキャッチ―で、スピッツに興味があるけどメジャーどころしか知らないような人におすすめしてもOKな曲ばかりだったと思います。選曲のセンス、最高です!
   また、終わってみると初期のアルバムからの曲がなかった(一番古くて5thアルバム)というのも驚きでした。新しいアルバムのなかにもまだまだ聴きたい曲はいっぱいあるんだなぁと実感しました。あれもこれもと言い出したら、全曲、ライブで聴きたくなりますけどね。笑

   次のゴースカは2021年?東京オリンピックも終わってるのかぁ。遠いような近いような。
   3年後にまたゴースカにいけますように。元気に生きていきますよ!