モニャモニャはラリホーをとなえた ~スピッツ「モニャモニャ」感想

「モニャモニャ」はスピッツの15thアルバム「醒めない」の9曲目に収録されています。
スピッツ「醒めない」

   モニャモニャはアルバムのジャケットにも写っている大きなドラゴンのような生き物のことです。

   ’16年の「醒めない」金沢公演のアンコールのMCの際に、クジさんの前に置いてあったモニャモニャのぬいぐるみをメンバーが持って、なにか寸劇(?)のようなことをやっていました。田村さんが、「これ毎回やるの?」って苦笑してたのが印象に残ってます。
   そのときのメンバーの会話がなんだか楽しそうだったので、ライブが終わってからモニャモニャのぬいぐるみを買いたくなりましたが、いやいや、俺男だし、普段そんなにぬいぐるみとか興味ないしと気付いて、すんでのところで踏みとどまりました。危ない危ない。

「モニャモニャ」は抑揚のないとろ~んとした曲調が特徴です。
   ふわふわとした歌詞と優しいメロディ。暑くもなく寒くもない自分にとって最適な環境の部屋に招かれたような、そんな心地よさがあります。
   そうえいば、ジャケットの女の子もモニャモニャに体を預けて毛並みを撫でながら気持ちよさそうです。歌の印象はまさにあんな感じ。

   ただ、心地よすぎて、ドライブ中に流れると眠くなるんですよね。
   曲順も「ハチの針」の後ということで、余計に静かに感じてしまいます。
   まるで眠くなる呪文のようです。

   むかし妻が運転中に「モニャモニャ」がかかると早送りで飛ばしていたので、「ちゃんと聴こうよ~」って文句を言っていたんですが、先日自分も運転中に無意識に早送りボタンを押してました。ごめんなさい。