XDP-100R感想(3)~初めて外に持ち出してみました

   Pioneer製DAP「XDP-100R」の感想(レビュー)の第3回になります。

   使用して5カ月が経ちました。前回までの記事では、自宅のNASとWi-Fi接続してネットワークオーディオプレイヤーとして使っていると書きました。基本的な使用方法はその通りで、今でも変わっていません。マイクロSDカードも未だに買ってませんし。
   ただ、先日初めて外に持ち出して使用する機会がありました。試験勉強で図書館に行くことになり、音楽を聴くのにDAPを一台持っていきたかったのです。
   外に持ち出すとなると、NASに音楽データがあるだけでは困ります。本体側の内蔵メモリに音楽を移したい。しかし、いちいちPCにUSB接続して音楽アプリを立ち上げて転送するのも面倒くさい。
   そこで、メディアプレイヤーアプリ“BubbleUPnP“のDownload機能を初めて使いました。(“BubbleUPnP“については軽く第2回目の記事で紹介しています)
   LIBRARYで決定したNASのなかから、目的の音楽アルバムを選択して、Downloadを押すだけです。
    転送速度は無線環境にもよると思いますが、1アルバム350MB(FLAC)であれば、お出かけ前の身支度中にサッと取り込めます。計測してませんがたぶん2,3分程度。
“BubbleUPnP“を使ってDownload

   なお、デフォルトのダウンロードフォルダは内蔵メモリのなかの「BubbleUPnP」フォルダになっていますが、ダウンロード先は、”Setting”のなかの”Download”から変更できます。(SDカードがないので)試してませんがたぶんダウンロード先をSDカードに変更することもできると思います。

   こうして無事NASから音楽アルバムを内蔵メモリに取り込むことができました。さあ、勉強道具とXDP-100Rを持って図書館に出発です!

   図書館では、イヤホンにONKYOの”E700M”を使って音楽を聴いてました。セミオープン構造なので周りの音もかすかに聞こえます。あんまり音楽だけが大きいとかえって集中できないので、自分にはちょうど良い音環境です。おかげで勉強も捗りました。
   やはりDAPは外に持ち出して使うものですね。どこでも自分の好きな音楽が聴けて便利です。まあ、当たり前ですが。

   ところで、今回初めてXDP-100Rを外に持ち出し、外で使うのもありだなぁと思ったわけですが、まだしばらくはSDカードは買わないつもりです。内蔵メモリだけでも32GBもありますから。
   初期状態で空き容量がどれだけだったかはわかりませんが、いま確認したところ音楽ファイルを除いた空き容量は15GBほどでした。CDをFLAC形式で保存したとして、30~40枚は保存できます。これならまあ十分ですね。
   家ではネットワークオーディオプレイヤとして数百枚のアルバムを聴き、外に出るときは、”Download”で新しいアルバムを取り込んで、いっぱいになったら古いアルバムを削除していくという方法で、しばらくは運用していこうかと思います。

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