ONKYOイヤホン E700M 感想その1 10日目

  春の購買衝動にかられて、前から目をつけていたONKYOイヤホン「E700M」を購入しました。10日ほど使ったので感想を書きたいと思います。

「E700M」はセミオープンタイプのハイレゾ対応イヤホンです。ONKYOの商品紹介ページを見ると「“あるがままの音”を追い求め、より繊細な音を再現する」ことをコンセプトとしています。
  発売してから1年半経ち、値段も9000円を切って安定しています。(17年4月時点)
  もうネット上で開封の儀やらレビューやらいっぱい出てますが、自分の手元に届くとやっぱり嬉しいので、とりあえず写真をどんっ。
ONKYOイヤホン E700M

  入手してから今日まで、主にXDP-100Rに刺して聴いていました。ONKYOの兄弟会社PioneerのDAPなら相性も良さそうなので。
XDP-100RとE700M。白と白でマッチしています。

  なお、これまでDAPの視聴に使っていたのはSONY製の「MDR-1R」とWalkman「NW-A25HN」付属のハイレゾイヤホンです。ですので、新しいイヤホン「E700M」の感想も、これらのイヤホンとの比較になります。




 良かったところ

  • 着け心地がいいです。一般的なカナル型と違って、付け根のところの扁平な部分が耳穴の外側にフィットしてくれるので、イヤーパッドを耳穴にズボッ、グリグリと入れなくても、そこそこ安定して装着できます。グリグリとしなくていいので装着感が軽いです
  • 普通のカナル型よりも周囲の音が聞こえます。リビングでイヤホンを付けて音楽を聴いていて、突然妻に話題を振られても対応できます。無視したり、「ええ!?」と聞き返したりして、妻の機嫌を損ねる確率が減ります
  • 音質は、他の多くのレビューで書かれているように、ナチュラルです。スピッツの「君と暮らせたら」など、アコースティックな音楽で、本領を発揮します。アコギがとても綺麗に響きます

いまいちなところ

  • 低音がやや弱い気がします。セミオープンなのでやむを得ないところかもしれませんが
  • 音の作りは飾らず質素です。それを良いと思うか悪いと思うかは人それぞれの好みだと思います。ただ、ちょっと個性が無い(弱い)なぁと感じました。また、XDP-100Rとの組み合わせだと、素朴×素朴で、人によってはますますつまらなく感じるかもしれません。

まとめ

「自然な音」という触れ込みが自分の感性に合っていたので、興味を持って購入しましたが、今のところ「良い。けれど、大きな感動もない」という感想です。もっと聴きこめばまた変わってくるのかもしれません。
  とりあえず、クセがないので、良いリファレンス機になりそうです。