スピッツ「ネズミの進化」感想

 最近、スピッツの会報で紹介されていたRainbowの「Down To Earth 」をよく聴いています。(こちらで記事にしました。)
 自分が生まれた年にリリースされた古いアルバムなのですが、ギターがパワフルで、渋くてかっこいいです。ロックンロール!
 
 そんなわけで、今日は、スピッツの中でもロックな「ネズミの進化」の紹介です。12thアルバム「さざなみCD」の11曲目に収録されています。

強い敵に立ち向かう小さなネズミになる。だけどすぐ逃げ込むのもあり

  初めて聴いたのはさざなみCDが発売する前のライブだったと思います。ゴースカかな?
  イントロのギターが轟音で響き、照明の演出のせいか、「ネズミ」を連呼する草野マサムネが悪っぽく見えて、とにかくかっこよかったです。これは名曲だー!と思いました。
 ライブでは初めて聴く曲って歌詞が聞き取れないのですが、この曲ははっきりと聞き取れました。「いつか目覚めたネズミになる」「進化のための長い旅に出る」あたりの歌詞がぐさりと心に刺さりました。

  地味に好きなところは「小さなネズミになる」です。
 進化する=でかくなる、ではないのが良いです。小さなネズミのまま進化する、というのがスピッツらしい。小さいほうが狭いところに逃げ込みやすいですからね!
  強大なイタチの「ノロイ」に立ち向かうネズミの「ガンバ」みたいな。(あ、古いか)小さなネズミだからこそできることがあるんです、きっと。

* * *
 明日は待ちに待った月末恒例のタワレコのポイント10倍セールの日なので、タワレコに行って、CDを漁ってきます。といっても、今回は買うものは決まっていて、3月発売の「雨のパレード」の新譜を買ってきます。楽しみ♪