スピッツ「テレビ」感想

　1stアルバム「スピッツ」の6曲目に収録されています。

　ノリもよく、ライブで一度は聴いてみたい曲の一つです。
　ファンイベント「ゴースカ」では「演奏してほしい曲アンケート」に毎回書こうか迷って、票が集まらなさそうだからと、結局書かずじまいでいます。

　歌詞というか世界観は初期の曲らしくよくわからないですが、メロディが気持ちいい。
　ハーフテンポのAメロから、ハイトーンのBメロを経て、駆け抜けていくようなサビへとつながり、良い感じにテンションが上がります。
　2題目のあとのCメロもわくわくさせてくれますし。

　「マントの怪人　叫ぶ夜　耳ふさいでたら　春の風によじれた」というサビの歌詞を聞くたびに、マントの怪人が何なのかわからないけど、わーってさけんで駆け出したくなります。
　風が強い日って、わくわくしますよね。それが、春の始まりの、晴れた空の下だったらなおのことです。
　自転車に乗って歌いながらどこまでも行きたくなる。
　春の風に運ばれて遠くへ。テーマソングが「テレビ」で、案内人はマントの怪人で。なんだか楽しいことが待っていそうな気がします。