スピッツ「ミーコとギター」感想

 2ndアルバム「名前をつけてやる」の5曲目に収録されています。
 アップテンポだけど切ない曲です。

スピッツ「名前をつけてやる」

 この歌に出てくるミーコという女の子が好きです。
 ミーコの声は強いけどはかなくて、ぎこちないギターはすごくせつなくて、ミーコが歌う恋のうたは聴くとうれしくなって。ーーミーコはギターの似合うとってもチャーミングな女の子なんだと思います。

 「憧れるだけで憧れになれなかった」という歌詞があるので、この歌をうたう男の子はミーコとは付き合ってはいなくて、たぶん片思いなんでしょうね。そして、女の子を「憧れ」としてしまっている時点で、きっとこの恋は報われないであろうことが予想できます。
 この女の子との距離の遠さが、十代の僕にはすごく共感できて素晴らしかったです。(ええ、もてませんでしたし、片思いしか知りませんでしたから)
 
 ただ、「ミーコの彼はミーコの彼じゃない / 誰も知らない」とか、「パパとミーコのような」とかいう歌詞を聴くと、なんか知ってはいけない闇があるようで、深読みは避けたくなります。

|Amazonデジタルミュージックストア 
|♪ ミーコとギター(名前をつけてやる

 まあ、両想いにはなれなくても、今日もギターを弾いてがんばっていこう!ということで。

コメント