今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「クラビネットで漫遊記」でした。
久しぶりの楽器縛りです。
ちなみに、クラリネットではなくてクラビネットです。
クラビネットは60年代にリリースされ、70年代に人気があったキーボードです。
ドイツ生まれの音楽家がクラビコードにエレキギターのマイクを付けて音を増幅したことで誕生したそうです。
草野さんはクラビネットの特徴について、
- ピアノとエレキギターのハイブリッドな楽器
- べきべきした音、リズムを際立たせる
- ロックよりもリズムを強調したいダンス向き
と話していました。
ちなみに、スピッツにはクラビネットを使った曲はない(たぶん)、とのことです。
ただ、今はシンセの音の中にクラビネットの音が入っているため楽曲に取り入れやすいそうです。
「クラビネットはウェットな曲よりもダンサブルな曲に合う。いつかそんな曲を作りたい」
と意欲的に語っていました。
オンエアリスト
以下、オンエアされた楽曲と草野さんの各曲のコメントを箇条書き。
① 祈りはきっと / スピッツ
② Superstition / Stevie Wonder
- クラビネットと言えばこの曲
- クラビネットのトレンドを作った曲なのではないかなと推測
③ Outa-Space / Billy Preston
- クラビネットのお手本のような曲
④ Trampled Under Foot / Led Zeppelin
- いきなりイントロから
- クラビネットの音はリアルタイムでは新しい音、イケてる音だったのかなと
⑤ Juicy Luicy / Klaatu
- カナダのビートルズと呼ばれていたバンド
- クラビネットはポップなアレンジでもイケるんだなと思った
- 途中からバンドの音に埋もれるのはクラビネットあるある
⑥ Lonely Teardrops / Blue Öyster Cult
- アンダーグランドなところもロックなところもポップなところもある
- ちょっとダークなところが魅力
- クラビネットが入ることで彼らの曲としてはおしゃれになってる
⑦ Free Ride / The Edgar Winter Group
- エレキギターの音が大きいのでクラビネットの音は埋もれ気味だがよく聞くとリズムを立たせている
- グルーブを補強
⑧ どんたく / サディスティック・ミカ・バンド
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
- ロック大陸漫遊記 2025 No.4
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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