今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「ロク漫的ワンヒットワンダーの神曲で漫遊記」でした。
なぜかその1曲だけ心に残っているという大ヒット曲を、あくまで草野さんの個人的見解でセレクトしたのが、今回の内容です。
僕はてっきり一発屋の話で、ヒットした曲よりはどちらかというとヒットしなかった他の楽曲に焦点を当てた内容になるのかと思っていました。そのバンドのマイナーな曲の例をあげて「俺はこっちの方が好きなんですけどね」とか草野さんが天邪鬼なことを言っている姿がすぐに想像できたので。
でも違いました。ヒット曲を素直に紹介していくという内容でした。
そして、どの曲も大ヒットしているというだけあって、神曲ばかり。ゴージャスな(?)選曲で、プレイリストを何度でもリピートして聴きたくなりますね。
特に②「 Semi-Charmed Life /Third Eye Blind」が軽快で気持ちよかったです。
それにしても「大ヒット曲」というのは難しいですね。
「大ヒット曲が1曲しかない」とも言えるし「大ヒット曲が1曲もある」とも言える。
これだけメジャーなスピッツですら大ヒット曲は「空も飛べるはず」「ロビンソン」「チェリー」の3曲しかありません。それも90年代に固まっています。
最近の「美しい鰭」もヒットしてますが、10年後に「大ヒット曲」として残っているかと言われると微妙な気がします。
そう考えると大ヒット曲が3曲もあるスピッツってすごいなと、あらためて思うのでした。
ところで「楓」が映画化されるというニュースが流れてました。
「楓」は発売当初はヒットしませんでしたが、いつのまにかスピッツの代表曲の1つになりましたよね。こういう売れてないけどあとでじわじわと広まった曲を特集するのも面白いのではないかと。
オンエアリスト
以下、オンエアされた楽曲と草野さんの各曲のコメントを箇条書き。
① プール / スピッツ
② Semi-Charmed Life /Third Eye Blind
- デビュー曲。
- ラジオでかけたくなるのがわかる。気持ちいい
- ラップが効果的。
③ Built to Last/ Melee
- スピッツのアカネとイントロが似ている。でもスピッツのほうが先
- 歌が始まると切ない
④ (I Just) Died In Your Arms / Cutting Crew
- 日本では車のCMで使われた
⑤ kiss me / Sixpence None the Richer
- 今でもテレビでBGMでかかっていたりする
- きれいな曲。これは売れなきゃうそだろ、って曲
- ライブを観たら音源以上に美しい歌声だった
⑥ One Of Us / Joan Osborne
- サビが印象に残る
- ギターもいい
- アメリカンロックは元気なヤツと気だるいヤツがある。これは気だるい曲代表
⑦ In a Broken Promised Land /New Radicals
- 元気が出てくる
- 90年代末にラジオで流れてた
- 屈折してるけど応援歌。「辛いこともあるけど君には歌があるよ」
- 後半で有名なシンガーをニセモノだとdisってる
⑧ MMMBop /Hanson
- 今でもラジオでかかる
- 変声期を向かえる前の男の子の声
- 世界25か国でチャートトップ
- 自然に体をシェイクしたくなるグルーブ
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
- ロック大陸漫遊記 2025 No.4
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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