6月も半ばを過ぎ、蒸し暑い日が増えてきました。
それでも、暑い日でもランニングは続けたい!どんなにスローペースでも、休日には10km走りたい!
……と思っているのですが、気温が25℃を超えると、ランニングタイツを履いて走るのがかなり辛くなります。熱がこもって、まるでサウナ状態。外もサウナ、内もサウナの二重苦です。
かといって、タイツなしでショートパンツだけで走ると、今度は足への負担が増えて、これもまた辛い。
「タイツとショートパンツのいいとこ取りみたいなアイテムはないの?」と探していたら――ありました!
じゃんっ!
我らがデカトロンから登場している「KIPRUN トレイルランニングショートパンツ 2Way Run Ultra 900」です。
この商品、どうやらショートパンツの内側にショートタイツがくっついている仕様のよう。
えっ、なにそれ?って気になりますよね。
ということで、今回はこのアイテムを紹介していきます!
パンツとタイツ一体構造
まずパンツの裾を見てみます。
こんな感じでパンツの下に、パンツよりも少し長めの何が伸びてきています。
これがタイツです。
腰の部分を広げてみると、こんな感じ。
よくわからないと思いますが、パンツとタイツが一体になっています。
よくわからんのでとりあえず履いてみました。
……毛が見えててすみません。
赤のラインがショートパンツの裾で、青のラインがタイツの裾です。
タイツは膝よりも上にあります。短いです。
着圧はそれなりにあるので、走っているときに足の筋肉を多少なりともサポートしてくれます。ただのショートパンツよりはいい。
その他の機能も見ていきます。
前後の素材
パンツ部分は前と後ろで違う素材になっています。
上の写真の右側(前側)に比べて左側(後ろ側)は素材が薄くなっています。
走っているときに風の当たりづらい後ろ側は通気性を良くする作りのようです。
マルチポケット
続いてポケット類です。
ポケットはたくさん付いています。
前面ポケット
まず前面には500mlのフラスクが入る大型のメッシュポケット。
その裏にはジップ付きのポケットがあります。(写真では隠れてますが)
僕はここに家の鍵など落としたら困る小物類を入れてます。
メッシュポケットに500mlのソフトフラスクを入れてみました。
ん?ちょっとメッシュが浅い?
フラスクの上部がはみ出てます。
この状態でランニングしたら2回ほどフラスクを落としてしまいました。
スピードを上げたて前かがみになったときや、パンツの位置を調整しようと持ち上げたときです。
メッシュはあと1cm深く作ってほしかったですね。
500mlのフラスクを入れて走るときは落とさないよう注意が必要です。
背面ポケット
後ろにはジップ付きのスマホポケットがあります。
このポケットは少し小さめです。
僕が使用しているSHARPの「AQUOS sense6」はぴったり収まりましたが、最近のスマホはこれよりももう一回り大きいので入らないかもしせません。あるいは一度入れたらランニング中に取り出すのは難しいかも。
サイドポケット
両サイドにもメッシュポケットが付いています。
ここには携行食を収納できます。
僕はスポーツ羊羹や塩タブレットを入れました。
感想
この「KIPRUN トレイルランニング メンズ ショートパンツ 長距離 2Way Run Ultra 900」を履いて、実際に10kmやハーフマラソンを走ってみました。
まず、マルチポケットのおかげで、水やスマホ、携行食の持ち運びがとても快適でした。
ただし、先述の通り、ソフトフラスクがたまに落ちてしまうのがネック。ここはもう少しポケットの深さが欲しいところですね。
さて、肝心のパンツとタイツの一体型構造についてですが……これは本当に快適!
ロングタイツと違って丈が短い分、暑い時期でも蒸れにくく、それでいて適度な着圧があるため、タイツを履かないときと比べて下半身の安定感があります。
また、パンツの素材が薄手で通気性も良好。
そして何より、パンツとタイツが一体になっていることで、腰回りのゴムが一つで済むのがうれしいポイントです。
パンツ+ロングタイツの場合、ゴムが二重になるので、きつく感じたり、その部分に汗がたまったりして不快なんですよね。そういった煩わしさから解放されるのは大きなメリットです。
全体的に、「暑い時期に少しでも快適に走りたい!」というニーズに応えてくれる作りになっていて、夏のランニングにぴったりの一着です!
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