G.W.前半(4月末)に岐阜県の「みぼろ湖畔キャンプサイト」にて2泊3日のソロキャンプをしてきました。
オートサイトの他にソロ用のバイクサイトもあり、一人で静かに過ごすにはぴったりのキャンプ場でした。
みぼろ湖畔キャンプサイトとは
名前の通り、御母衣湖の湖畔に作られたキャンプ場です。
僕が住む金沢から見ると、白川郷のさらに奥にあります。
秘境とまではいいませんが、そうそう行けない奥地です。
オートサイト(電源あり/なし)とバイクサイトがあります。
今回止まったバイクサイトはソロ専用で、1泊1500円と安いです。
バイクサイト
バイクサイトの目の前には御母衣湖が広がり、横には(謎の)池があります。
バイクサイトに割り当てられた区画は4つと少なめです。
僕がこの日案内されたのはサイト④でした。
サイト④は下の地図のピンクで塗られた区画になります。
ではバイクサイトに行ってみましょう。
受付のある管理棟から砂利道を歩き、池の横を通ります。
バイクサイトには、数字の書かれた看板が立っているのみで、区画を示す明確な線はありません。
僕のサイト④は一番奥です。
広さはこんな感じ。
ソロだとテントをどう置こうか迷うくらいに広いです。
この日持参したテントはローベンス「バッククリーク2」です。
山岳用ですが広い前室が付いています。
テントと自転車を並べて後ろから撮ってみました。
目の前が湖なのが良い感じです。
管理棟・炊事棟・トイレ・自販機
テントを張った後、テント内の設備をぐるっと見て回りました。
まずは最初に訪れた管理棟。
ここは17時に閉まります。
ガス(キャプテンスタッグだったかのOD缶もありました)や薪の他に、カップラーメン、アルコールなども販売してました。
管理棟の横に灰捨て場。
こちらはゴミ箱。
続いて、バイクサイトに一番近い炊事棟。
シャワー室があります。
1回100円で5分、とリーズナブルです。
シャワー室は2泊ともお世話になりました。(自転車なので汗びっしょりなのです)
トイレは掃除が行き届いていてきれいでしたが、(大)は和式でした。
なお、キャンプ場の外にあるドライブインのトイレは洋式でした。
そして炊事場。
自販機はキャンプ場のなかにはなくて、外のドライブインのなかにあります。
ちょっとだけ遠いですが、普通に歩いていける範囲です。
炭酸がコーラしかなかったのが残念。
オートサイトA(電源あり)
オートサイトは管理棟を挟んで左右に分かれていて、Aが電源あり、Bが電源なし、になります。
バイクサイトの隣りがA(電源あり)です。
サイトは盛り土されています。
大型のテントを張ろうとするとやや苦戦するかもしれません。
銀色の箱が電源BOXと思われます。
オートサイトB(電源なし)
続いて反対側のBです。
AよりもBの方が、湖に面しているサイトが多かったように思います。
せっかくなら湖の前にテントを張って、湖を見ながらくつろぎたいですよね。
御母衣湖散策
オートサイトBのさらに奥へ歩くと、湖に下りることができます。
3日目の早朝に、ここまで歩いてきて御母衣湖をぼんやりと眺めていました。
静寂で神秘的な空気が漂っていて、心がすぅっと洗われた……ような気がします。
みぼろ湖畔キャンプ場に来たなら、朝の御母衣湖散策をおすすめします!
キャンプ場の生活
キャンプ場の紹介はだいたい終わったので、最後に僕の3日間のキャンプ生活を紹介します。
基本的には日中は自転車で移動していたので、キャンプ場にいたのは夜と朝のみです。
1日目
15時過ぎにキャンプ場に到着。
テントを張って、キャンプ場内を歩いた後に、自炊を開始。
基本的には登山のときと同じ要領です。
EPIガスのソロストーブでご飯を炊き、レトルトカレーを温めて、ぶっかけたら完成です。
疲れているときはピリッと辛いカレーがいいですね。ご飯が進みます。
夜は枯れ枝を集めて、ミニ焚き火をしました。
暗くなっていく湖畔を見ながら焚火をしていると、寂しい心地よさに包まれます。
一人キャンプの醍醐味ですね。
お隣のライダーも焚火をしてまったり過ごしてました。
自転車をこぎ疲れて、20時には就寝。
ちなみに、キャンプ場内には灯りがなく、夜になると、本当の闇に包まれます。
ぽつぽつと立っているキャンパーのテントの灯りが、目に暖かく映ります。
また、標高が高いのでG.W.とはいえ、夜は肌寒かったです。
用意したライトダウンジャケットとフリースが役に立ちました。
2日目
朝は4時起床。
朝もやの中の湖も神秘的できれいでした。
この日は高山市を自転車で往復しました。
復路で雨が降り出し、レインウエアを着ていたとはいえ、冷えました。
帰ってみると、テントも雨で濡れてました。
が、ほとんどの雨が玉になって流れ落ちてました。
ローベンスの撥水力、すごい。
濡れた服をテントの中のロープに吊るして干します。
夕方になっても雨が降っていたので、この日はテントの前室にガスコンロを置いて調理しました。
前室が広いと火を使うのも楽でいいです。
途中のドラッグストアで調達したウインナーとしし唐を焼いて食べます。
ウイスキーが疲れた体にしみます。
夜が近づくと雨も止んだので、外に出て、焚火をしつつ、しし唐を焼いてみたり。
2日目は雨予報だったせいもあり、お客さんは少なめ。数組しかいなかったと思います。
1日目以上に静かな夜を過ごせました。
3日目の朝
最終日は晴れてくれました。
早朝に湖畔を散歩して、テントを撤収して7時ごろに出発。
感想
キャンプ代が値上がりしている昨今、安価なバイクサイトプランを用意してくれいているのは嬉しいですね。
2泊で3000円は懐に優しかったです。
またG.W.前半(実は平日)ということもあり、お客さんが少なかったせいもあってか、夜が静かなのもよかった。
ゆっくり静かに物思いにふけれました。
キャンプ場内は外灯がなく、夜は真っ暗なので、ライトは忘れず持っていきましょう。
また自転車で泊まりに来たいですね。
次は太平洋側に抜けるルートで。
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