今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「エモで漫遊記」でした。
エモとは?
「エモ」は'90〜'00年代にアメリカで起きたロックのムーブメントです。
もともとはインディーズのパンクロックから派生したエモーショナルハードコアであり、パンクロックに情緒的なメロディを乗せて、叫ぶようにエモーショナルに歌い上げるのが特徴です。
グランジもエモもパンクをルーツとしていますが、グランジはメタル要素が強く、エモはよりアングラなインディーズシーンから始まったという違いがある、と草野さんは話していました。(エモのバンドは見た目も普通。髪型も普通)
僕は「エモ」といえばメロディが美しくて、荒いギターの音の上に澄んだキーボードやピアノの音が乗っている、というイメージがあったのですが、それはエモのごく一部だったんだな、と知りました。
今回はどの曲もメロディがきれいなうえに感情がガぁっと上がる曲が多かったので好きな曲が多かったです。
気に入ったのは、草野さんがエモの代表曲と言っていた②「Holiday / The Get Up Kids」とギターが同じフレーズを繰り返す⑦「Never Meant / American Football」です。
特に⑦は聴いていると、とろーんとしてくるので、心地いいです。
草野さんもこういう曲を一度はやってみたいと言っていたので、ぜひスピッツでも!
オンエアリスト
以下、オンエアされた楽曲と草野さんの各曲のコメントを箇条書き。
① ガーベラ / スピッツ
② Holiday / The Get Up Kids
- エモと言えばまずこれ!
- エモシーンを代表する名曲
③ Lucky Denver Mint / Jimmy Eat World
- メロディアスでちょっと暗めのラウドロック
- スピッツがやりたかったものに近い
④ Adena / Smoking Popes
- 激しいバンドサウンドにメロディアスなギター
⑤ Seven / Sunny Day Real Estate
- 起伏が激しいが基本は内省的
⑥ Happiness Is All the Rage / The Promise Ring
- 1999年レコーディングでマイアミを訪れた際、CDショップでジャケ買いした。そのとき店主に「おー、わかってるねー」と握手された思い出がある
⑦ Never Meant / American Football
- ギターの同じフレーズの繰り返しで聞かせる曲
- 聞いているうちに気持ちよくなる
- スピッツもこういう曲調で一回やってみたい!
⑧ Gloria / Mineral
- エモ特集をするにあたって漁ってたら出会った
- イントロのユニゾンチョーキングがすごいかっこいい
- 泣ける
⑨ GONNA BE NO.1 / 西田敏行
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
- ロック大陸漫遊記 2025 No.3
- ロック大陸漫遊記 2025 No.4
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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