ほぼ4年ぶりにnano.RIPEのライブに参戦してきました!
今回は3月に発売されたばかりの8枚目のアルバム「光を運ぶもの」のリリースツアーです。
そのため新旧織り交ぜたセットリスト(しかも新が多め!)となっていました。
ライブの開催日は4月19日(土)、場所は金沢AZホールです。金沢2Daysの1日目です。
開場は17:00。10分後にはライブハウスに入場していました。
ドリンク代が500円ではなくて600円だったことにちょっとびっくり。こんなとこにも物価高の波が……涙。
フロアでは僕としては珍しく前の方、2,3列くらいというステージに近い位置に陣取り、開演を待ちます。
ライブは定刻どおり17:30にスタート。
一曲目の「光のない街」からボルテージ上がりまくりですごい熱気でした。
とにかくフロアの一体感がすごい。
2曲3曲と曲を追うごとにてっぺんなしに盛り上がっていきます。
個人的な前半のハイライトは「夢路」からの「マジックアワー」です。どらも好きな曲だし、ぴょんぴょん飛び跳ねるのにちょうどいいテンポなのでずっと跳ねていました。楽しい!
それから「ハナノイロ」を全員で合唱。めっちゃ大声で叫びました。
中盤戦はきみコさんがアルバムの中で最も暗い曲と紹介した「初期衝動」からスタート……と思いきやササキジュンさんがギターを間違えたみたいでちょっとやり直し。
なんでもnano.RIPEは通常チューンとドロップチューンの2種類の楽器を使い分けてるそうです。本当はドロップチューンなのにジュンさんが通常のギターを持ってたというミスらしいです。なるほど。
こういうちょっとしたアクシデントってライブならではで、逆にちょっと嬉しいですよね。
(と書きましたが「初期衝動」ではなくて「ジルコニア」だったかも)
「初期衝動」はベースのチョッパー(スラップ奏法?)がめちゃめちゃかっこよかったです。痺れました。
後半はもうフロアの熱量が臨界点を突破していて、「ジルコニア」か「面影ワープ」かいやその前くらいかな、みんながみんな、前方にワーッと押し寄せてきたので、汗まみれの野郎ども(自分含む)にもみくちゃにされながら叫んだり飛び跳ねたりしてました。す、すげー。
「ジルコニア」はラスサビ前のハンドクラップでのボルテージ上がりまくり感がたまらんかったです。
後半の個人的なハイライトは「リアルワールド」でタオルをぐるぐる回したことです。ライブ参戦数回目にしてようやくnano.RIPE公式グッズのタオルを回すことができました。感無量。(はよ、買っとけやって感じですが、毎回買わずじまいだったんですよね)
ちなみにこれがそのタオルです。ねこちゃん↓
アンコール前は「果てなきブルー」。
きみコさんのライオンズ愛を聞いた後(笑)に、みんなでサビの部分を歌いました。「照らせ 闇を……」のパートです。
きっと暗い闇も光で照らすことができる、光をみつけられる……そんな気持ちになりながら歌いました。
そしてアンコールの最後はアルバムのラスト同様に「星とぼくの座標」。
これがすごかった。部屋でCDで聴いているときから良い曲だと思っていましたが、生で聴くと全然違いました。厳かでいてあたたかい。
歌の最後の歌詞がすごく好きなのですが、目の前できみコさんが歌うことで、言葉に命が吹き込まれ、より心に響きました。
ちなみに好きな歌詞はここ↓です。
「生まれた光のその最期を見届けられずに果てようとも
生まれた証はぼくの中に誰にも見せずに輝くだろう」
「誰にも見せずに輝くだろう」というフレーズが、小さな僕らに寄り添っていて、優しい。
最後は激しい曲ではなくてバラードで終わる形でしたが、それも余韻があってよかったですね。
ライブの後にきみコさんが言った「あなたが生まれてきてくれてありがとう」という言葉も印象的でした。
みんなで盛り上げて、みんなで作ったライブ。元気をもらって、お互いに元気を分け与えたライブ。そう思える素敵なライブでした。
そして、ライブが終わってから気づいたのですが、なんと新譜からほぼ全曲演奏されていました。途中記憶があいまいなのでもしかしたら全曲かもしれません。
新曲を全部ライブで披露できるのって、「最新アルバムが最高傑作」と自信を持って世に送り出している証拠だと思うんですよね。
実際に演奏された新曲はどれも旧曲と同じかそれ以上に、盛り上がってたわけですから、ほんとすごいです。
nano.RIPEはやっぱりライブバンドなんだなと、あらためて実感しました。
そしてこれからも「最新アルバムが最高傑作!」と言える作品を世に出し続けてほしいと思いました。
次は間を置かずにライブに行くぞー!
コメント
コメントを投稿