【レビュー】アシックス"MAGIC SPEED4"|高いクッション性がふかふかの落ち葉の上を走るよう

 カーボンプレートシューズをこれまで履いていたデカトロンの”KIPRUN KD900X”からアシックスの”MAGIC SPEED4”に乗り換えました。


 特に”KIPRUN KD900X”に不満があったわけではなく、単純に1年走って走行距離が1000kmを超えて買い替え時期になったタイミングで”MAGIC SPEED4”がちょうどセールで安かった、という次第です。


初体験!アシックス カーボンプレートシューズ"MAGIC SPEED4"

 実は去年の秋ごろから”MAGIC SPEED4”が気になっていました。

 というのは10月に出場した金沢マラソンでスタートブロックに並んでいるときに、周りの4,5人が同じシューズを履いていました。それがイエローカラーの”MAGIC SPEED4”だったのです。

 さすがにこんなに多くのランナーが履いているならこれはすごく性能がいいに違いないと記憶に止めました。


 その後、2月のAmazonのセールでポイント還元こみで15500円程度で購入し、天気の良くなる4月まで待って(住まいが北陸なので冬は雨と雪でシューズが汚れるので)、最近になりようやく履いて走ることができました。


 ということで、”MAGIC SPEED4”を履いてハーフを試走した感想を書いていきます!


 まずは外観とサイズ。

アシックスMAGIC SPEED4

 カラーは「スージングシー」です。

 淡い青系になるのかな、珍しい色ですが、他の人と被らなそうで価格も安かったのでこれにしました。

 サイズは27.5cm3Eです。28cm2Eも試しましたが、幅広なこちらの方がフィットしました。(参考までに172cm、64kg)


 上の写真の靴底の中央の黒い部分が反発力を生み出す元となるカーボンプレートです。


 続いて横から見た写真。

アシックスMAGIC SPEED4

 ミッドソールが厚いですね。

「FF Turbo」の文字も見えます。

 これは軽量で反発性に優れた素材だそうです。


 で、実際に履いてみたのがこちら。

アシックスMAGIC SPEED4

 早速ハーフを走ってきました。

 その第一印象は「地面を蹴るたびに靴が沈み込む!」でした。

 クッション性がすごいのです。固いアスファルトの上なのに、ふかふかの落ち葉の上を走っているようです。


 僕にとって”MAGIC SPEED4”は2足目のカーボンプレートシューズになります。

 1足目の”KIPRUN KD900X”を履いて走ったときは反発力と推進力がすごくて、ぐんぐん前に進む感じに驚きました。

 そして2足目の”MAGIC SPEED4”はクッション性がハンパねぇ感じです。


 ハーフを走り終えたとき、足や膝の負担がいつもよりも小さかったように思います。

 まだまだ走れる感じがしました。

 これならフルマラソンも後半失速せずにいける??


 スピードなら”KIPRUN KD900X”、クッション性なら”MAGIC SPEED4”といったところでしょうか。

 特に下り坂での足へのダメージが小さいのは嬉しい。


 一言でカーボンプレートシューズと言っても特徴はいろいろなんだなと思いました。


1年走った"KIPRUN KD900X"

 最後に、1年愛用した”KIPRUN KD900X”を紹介します。ありがとうご苦労様の意味もこめて。


 ”KIPRUN KD900X”は初めてカーボンプレートの凄さを体感したシューズなので思い入れがあります。


 外見もだいぶ汚れましたし、インソールも一部が千切れたりと、だいぶボロボロになっちゃいました。

1年使った KIPRUN KD900X

 アウトソールも踵の方が剥がれてなくなってますし。

1年使った KIPRUN KD900X

 後継の”KIPRUN KD900X2”も発売されたので、ほんとは次もKD900Xシリーズを買いたかったのですが、2万円を超えているので、おいそれと手が出ませんでした。


 とはいえデカトロンブランドも好きなので、短い距離はデカトロンの"JOG FLOW 100.1"を履いて、長い距離はアシックスの"MAGIC SPEED4"を履いて、というふうにうまく使い分けていこうと思います。

 ランニングシューズもなんだかんだで高いですからね。エントリーモデルもうまく使って長持ちさせていかないと……。


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