今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「ライブハウスの思い出で漫遊記」でした。
今回のテーマについて草野さんは次のように言っていました。
「最近古い馴染のミュージシャンの訃報があったりして、むかしのライブハウス時代を思い出すことが多い。そこでインディーズのころのスピッツの話も交えながら当時をふりかえります」
ということで、スピッツのインディーズ時代の貴重な話を草野さんの声で聴くことができました。
どんなバンドが台頭していて、あるいは消えていって、スピッツとどんな風にかかわって、スピッツはどんな影響を受けていたかなど。
例えば、ライブハウスの店長から「お前らピーズを見習え」と言われたこと。見た目もよく自分たちよりもうまかったマーケッツというバンドが大学卒業とともにきっぱり解散したのに自分たちが続けていてもいいものなのかと悩んだこと。グルーバーズと初めて対バンツアーをしてマイクロバスで名古屋大阪京都を回り、ホテルの部屋でビール飲みながらだべったのが修学旅行みたいな気分で楽しかったこと。
オンエアされたバンド以外にもいろいろなバンドの名前が出てきました。ピロウズ、ウエルズ、マーケッツ、Mr.クリスマスなどなど。
若かりし頃のブームや永遠のライバル(?)のミスチルも登場したり。
ヒットしたバンドもあればそうでないバンドもあり。
さながらバンドものの青春群像劇を聞かされているようでした。
歴史を感じました。
最後に草野さんが当時のスピッツをふりかえって客観的に分析していたのが興味深かったので引用しておきます。
アマチュア時代、ウエルズやピーズなどすごいバンドを知ってスキルの違いを思い知らされショックだった。
でも今思うと﨑ちゃんはドラマーとして全然負けていなかったし、田村もテツヤも今聞くと昔の演奏も結構イケている。結局、ボーカリストの力量と曲の問題があった。これは決して卑下ではなく。
ハードロックやパンクが好きで、ビートの強い曲でお客さんを盛り上げたかったが浮かんでくるのはメロディアスなものばかり。それを無理やりパンクなアレンジで聴かせようととしていたのがその頃のスピッツだった。
未熟だったとは思うがそれがスピッツの独自の魅力として受け止めてもらえたのがバンドとしてラッキーだったと振り返ってみて思う。
オンエアリスト
以下、オンエアされた楽曲と草野さんの各曲のコメントを箇条書き。
① 死にもの狂いのカゲロウを見ていた / スピッツ
② バカになったのに / The ピーズ
- かっちりハイトなドラムビートに引き出しの多いギターとやさぐれたボーカル
- 当時ライブハウスの店長から「お前らピーズを見習え」と言われた
③ おりこうさん / THE BOOM
- アマチュアの頃はスカとかレゲエを取り入れたわかりやすいバンド
- 代々木公園のホコ天、路上演奏で知り合った。対バンもした
④ オレンヂバナナ / KUSU KUSU
- イカ天から火がついたバンドはたくさんあり対バンもしてた。そのなかでもクスクスが人気だった
- アフリカンビートの影響が強いバンド
⑤ いなごが飛んでる(東京タワーミックス) / フィッシュマンズ
- 独特のアコースティックロック
⑥ 遊ぼう / SKAFUNK
- ジュディマリのTAKUYAが在籍
- アマチュア時代に対バンが最も多かった
- ジャンルが違うけどなんか気があったバンド
⑦ Heavy Baby / The Groovers
- 初めて対バンツアーをした
- マイクロバスで名古屋大阪京都を回り、ホテルの部屋でビール飲みながらだべった。修学旅行みたいな気分で楽しかった
⑧ 風~The Wind knows How I Feel~ / Mr. Children
- アマチュアの頃からすごいよく練られたきれいな曲を作っていてスマートな印象
- しかし当時は見た目も音もアクが強いバンドが人気が出る傾向だった。ミスチルにしてもスピッツにしても当時は地味なバンドと思われていたかもしれない
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
- ロック大陸漫遊記 2025 No.2
- ロック大陸漫遊記 2025 No.3
- ロック大陸漫遊記 2025 No.4
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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