【感想】トゲナシトゲアリ「棘ナシ」|劇中歌たくさん!バレエティ豊かな2ndアルバム

   トゲナシトゲアリの2ndアルバム「棘ナシ」を購入しました!

トゲナシトゲアリ「棘ナシ」

   トゲナシトゲアリは今年の4〜6月に放送されたアニメ「ガールズバンドクライ」の劇中バンドです。

   このアニメは画面の1コマ1コマからロックの激情がほとばしっていて、毎回ワクワクしながら視聴していました。

   劇中に登場する楽曲はトゲナシトゲアリのメンバーが実際に演奏して歌ったもので、どれもメロディアスでキレキレのサウンドでかっこいいです。


   そんなトゲナシトゲアリの2ndアルバムが「棘ナシ」です。


   収録曲はOP/ED曲あり、劇中のライブシーンで歌われた楽曲あり、さらにライバルバンドのダイヤモンドダストや智ちゃんとルパさんのユニットbeni-shogaの楽曲あり。バレエティに富んでいます。

   前作「棘アリ」はトゲナシトゲアリの曲のみで構成されていてロックアルバムとしてかっちりと完成している反面、へそがないと感じていました。

   一方、今作はへそになる曲が要所要所にある反面、やや雑多な印象があります。

   どちらのアルバムも長所短所がある感じですかね。

   もちろん、2枚とも気に入っています!


   ということで、軽く全曲の感想を書いてみたいと思います。


①雑踏、僕らの街 

   オープニング曲です。

   初めて聴いたときはサビのボーカルがすっごい早口なのに驚いきました。わお、今風だぁ。

   キーボードも速弾きだし、これライブで歌えるんかい、と思ってたらYouTubeのライブ映像でしっかり演奏していて、さらに驚きました。

    エモくて疾走感もあって、めちゃめちゃかっこいいです。


②誰にもなれない私だから :

   エンディング曲です。

   バンドの機材を載せたマイカーで旅する様子を描いたEDアニメーションが青春っぽくていい。聴いているとすごくセンチな気分になります。

   サビの「今日もかわれないままだっていいんだ 君と歌っていたい」とBメロの「後悔ばかりで夜が終わらないや 朝焼けには誰かいて 心躍る」という歌詞が好き。

   また、Bメロから間奏に入るときのシンセの音が、鳥が風を切って空を飛んでいくようで胸がキュッとなります。


③ 空の箱 (井芹仁菜、河原木桃香) :

   アニメの1話目で仁菜と桃香さんが雨の中で歌うシーンで使われました。二人の出会いの歌ですね。

   物語後半ではバンドをやめようとする桃香さんに向かって仁菜がこの歌に出てくる「指先が震えようとも」という歌詞を口にして、引き止めるシーンがあります。ここ、すごく胸が熱くなりました。

   自分が書いた歌詞に救われた人がいる、ということ。そしてその歌詞がまた自分に帰ってきて自分に勇気をくれるということ。歌っていいなー、仲間っていいなー、と青臭い気持ちにさせてくれます。


④ 声なき魚 (新川崎(仮)):

   アニメの第3話で仁菜が初めてライブで歌った歌です。

   このライブシーンの演出がすごく怖いと思うのは僕だけ?


⑤ 視界の隅 朽ちる音(新川崎(仮)):

   ライブで演奏したらすっごく盛り上がりそう!

   かき鳴らすギターがめちゃめちゃ気持ちいいです。

   劇中でのライブハウスでの演奏シーンも大好きです。ドラムを叩いているすばるちゃんがわらっているところがすごくいい。

   こんなふうに楽器を演奏できたら楽しいだろうなーと思いながら聴いてます。


⑥ 心象的フラクタル(beni-shouga) :

   智ちゃんとルパさんのユニットのbeni-shougaの曲。

   エレクトロでポップな感じ。ゴリゴリなロックばかりの中にあって清涼感があります。

   アルバムの中盤にぴったりです。

   ところでボーカルの声は誰なんでしょう。


⑦ 空白とカタルシス:

   アニメ後半のフェスで歌った曲です。激しい!


⑧ 運命の華: 

   最終話の挿入歌として流れました。

   音が畳みかけてきます。勢いがすごいです。

   間奏でのギターソロからのキーボードソロという構成も痺れます。

   もっとも作中では、一生懸命作ったのに反響が小さく流行とマッチしていない歌という、なんとも不遇な扱いを受けていますが(^_^;)


⑨ Cycle Of Sorrow / ダイヤモンドダスト

⑩ ETERNAL FLAME 〜空の箱〜 / ダイヤモンドダスト:

   ライバルバンドのダイヤモンドダストの歌です。

   ⑧「運命の華」や仁菜の歌う③「空の箱」と比べると、ああたしかに大衆受けしそうなアイドルバンドっぽいキラキラとしたアレンジだなぁと納得します。ボーカルの声質もふくめて。

   どっちがいいという話ではなくて、単純に対比がうまいなと。


⑪ 闇に溶けてく:

   新曲。

「ネオンライトの隙間 走って」という歌詞がなんか好き。


⑫ 蝶に結いた赤い糸 :

「棘アリ」「棘ナシ」の2枚を通して唯一のミディアムテンポの曲です。しっかり聴かせてきます。他の曲と比べると内容もちょっと大人っぽいです。

   歌詞もいいし、乾いたギターの音もいい。

   この歌がラストを飾ることでアルバム全体がグッとしまりますね。


   ということで、前作同様、今作「棘ナシ」もリピートしまくって聴いてます。おすすめ!



   最後におまけでCDの初回特典を紹介!


   アクリルキーホルダーは桃香さん。

   ラバーバンドは緑色でした……って書いてたら、別の角度にすばるちゃんのイラストが描いてありました。写真を撮ったときには気づかなかった(^_^;)

トゲナシトゲアリ「棘ナシ」 アクリルキーホルダー ラバーバンド

   トレーディングカードは高校時代の桃香さんとダイダスのメンバー。

   まぶしい笑顔が切ない。

トゲナシトゲアリ「棘ナシ」 トレーディングカード

   他にはキャラクターの設定資料が付いてました。

   5人のライブ衣装を網羅してます。

トゲナシトゲアリ「棘ナシ」 設定資料


   さてさて、アニメの方は道半ばってところで終わってしまったので、2期があると信じて楽しみに待ってます!


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