【感想】トゲナシトゲアリ「棘アリ」|最高にロックな30分間!

 「ガールズバンドクライ」というバンドもののアニメが面白いです!

   主人公の仁菜がごく普通の17歳の女の子のはずなのに、妙にぶっとんでいて最高にロックです。


   バンドものだけあって、劇中で流れる楽曲がどれも良くて、すっかり気に入ってしまいました。


   ということで、MVの収録されたBlu-ray付きの初回限定盤を買ってしまったぜい。


   おまけで入っていたトレーディングカードは主人公の仁菜でした。


   全10曲で演奏時間は計32分。1曲あたり3分強。

   箸休めのミディアムテンポの曲やバラードは一切無しで、全曲怒涛の如く駆け抜けていきます。

   ハードロックのアルバムってこんな感じだよなーという印象。


    どの曲もギターとベースとドラムがバチバチやっていてハードです。

   また、初めてアニメで聴いたときはギターのバッキングが強めに感じましたが、アルバムでまとめて聴いてみると、キーボードがエモいですね。

   ギターソロはほぼなくて、キーボードがいいところをかっさらっている感じでしょうか。


   ①「名もなき何もかも」はキーボードとドラムが刺さります。そして音の絨毯爆撃みたいな歌詞を歌いこなしてるボーカルがすごいなと。

   ②「偽りの理」はサビの「淀んでる」を「ヨツンデル」って感じで発音しているのがインパクトあります。

   ⑤「爆ぜて咲く」はベースのチョッパーが生み出すグルーブ感や、ギターソロがかっこいいです。

   ⑧「傷つき傷つけ痛くて辛い」はBメロのあとに入るギターソロがかっけーのです。

   ⑨「運命に賭けたい論理」はキラキラ成分多めで、アオハルくさいのがいいです。「論理」が「ロンリー」と聞こえるサビもキャッチーでいい。


   どの曲もハードでかっこいいのでヘビロテで聴いております。


   いちおうアルバム名が「棘アリ」だから、「棘ナシ」も出るんのかな。

   アニメのOP、ED他もろもろ劇中で流れてる曲がまだまだ収録されてませんもんね。

   2作目も楽しみです。


   余談ですが、アニメの各話のサブタイトルは全て実在するロックの曲名だったんですね。

   変なタイトルが多いなーと思っていたのですが、7話のタイトルが「名前をつけてやる」だったので、もしやと思って過去のタイトルをググったら曲名でヒットしました。

「東京ワッショイ」とか「ズッコケ問答」とか、そんなタイトルの歌があったんですねー。びっくりです。

   あ、「名前をつけてやる」はスピッツの歌です。


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