今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「ブルースロックで漫遊記」でした。
ブルースロックと草野さん
草野さんは「ブルースロックはそんなに詳しくない」と断ったうえで、ざっくり次のように説明していました。
「ブルース」はアメリカの黒人のなかで歌われた労働歌、霊歌です。 魂の声を具現化したような曲が多い。
そんなほんまもののブルースに影響を受けて60〜70年代に流行ったのがブルースロックです。
ブルースにはこれまでのポップにはない魂を揺すぶる感じがあります。
しかし草野少年にはブルース・ロックは退屈に感じました。泣きメロもないし。
そのなかでも草野さんがかっこいかなと思えた曲を今回は紹介します、と話していました。
たしかに今回のオンエア曲は退屈ということはないですが、どれも渋かったです。
ギターを始めると音楽も広がる?
印象的だったエピソードを1つ紹介します。
④「Strange Brew / Cream」の曲紹介のときのことです。
「(昔は)ハードロックやサイケを期待してレコードを買ったらブルースっぽい音だとがっかりした。
中学生の耳にはおじさんっぽく聴こえた。
でもギターを始めてからはブルース・ロックのほうがコピーしていて楽しかったので聴くようになった。
ペンタトニックスケールの練習にもなった」
これまで退屈だと感じていたブルースがギターを弾くようになってからは楽しく感じるようになったというのが、なんだかいいなぁと。
やっぱり聴くだけではなく実際に弾くようになると好きな音楽も広がっていくんですかね。
僕ももうちょっとギターを弾けるように練習しようかなぁと、人生何度目かの誓いを立てるのでした。
オンエアリスト
① ドルフィン・ラヴ / スピッツ
② All Your Love / John Mayall & The Blues Breakers
③ My Heart Beat Like a Hammer (Take 2) / Fleetwood Mac
④ Strange Brew / Cream
⑤ Iʼm a Mover / Free
⑥ Same All Over / Canned Heat
⑦ Baby's Got Me Crying / Chicken Shack
⑧ Rock Me Baby / Johnny Winter
⑨ むかでの錦三 / 上田正樹とサウストゥサウス
以下、簡単に草野さんの各曲のコメントを記載。
①「ドルフィン・ラヴ」は「ブルースの定番のコード進行に則った歌(あまりにブルースのイメージはないが)」ということで取り上げていました。
②「All Your Love / John Mayall & The Blues Breakers」は草野さんのなかでブルース・ロックというと浮かぶバンドだそうです。イギリスのブルース・ロックを牽引したバンドでもあります。
⑤「Iʼm a Mover / Free」はブルース・ロックとハードロックの中間のような曲。Aメロはワンコード。
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
- ロック大陸漫遊記 2024 No.2
- ロック大陸漫遊記 2024 No.3
- ロック大陸漫遊記 2024 No.4
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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