【レビュー】ガラガラ山キャンプ場 オートサイト|海が見える広い敷地はワクワクがいっぱい!

   福井県のガラガラ山キャンプ場にG.W.に行ってきました!

   海が見えて敷地は広くてきれいで、とっても良いキャンプ場でした。


   今回はガラガラ山キャンプ場のオートサイトに泊まって、敷地の上の方にある遊具や広場で遊んだ感想を書きます。

   また今春発売したばかりの「ゼインアーツのKUKU-2」のテントを初めて張って過ごしたので、興味のある方はテントにもご注目ください。

ガラガラ山キャンプ場 管理棟

チェックインと料金

   チェックインは12時からです。


   僕らは12時に到着できるように自宅を出発したのですが、北陸道の通年工事の渋滞に巻き込まれて1時間以上遅れてしまい、チェックインできたのは13時過ぎでした。


   料金はオートサイト料4500円+大人200円x2=4900円。


   受付ではオートサイトのNo.1を指定されました。


   事前にネットで調べた情報だとサイトは自由に選べるっぽかったのですが、G.W.ということで混乱しないように指定制になったのかな?

   どちらにしろ着いた時にはほぼ8~9割のサイトが埋まっていたので、選びようもなかったですが(^_^;)


ガラガラ山キャンプ場MAP

   ガラガラ山キャンプ場は名前の通り、山の中にあります。

   管理棟付近の標高は120mです。


   傾斜にできたキャンプ場のため敷地内で標高差があります。

   管理棟やオートサイトがあるセカンドゾーンが最も低く、遊具のある「こどもの広場」は一段高く、コテージ、テントサイト、健康遊具広場のあるトップゾーンが最も高くに位置します。

ガラガラ山キャンプ場 MAP

   健康遊具広場まで歩いて登るとそれだけでかなりの運動になります。


   まずはテントを張ったオートサイトから順番に紹介していきます。


オートサイト

   オートサイトは管理棟のすぐ裏です。

   車道の左右にサイトが段々に並んでいて、全部で16サイトあります。

   入口から奥に進むほど標高が低くなり、海に近くなります。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトへ

オートサイトNo.1

   受付で指定されたのはオートサイトNo.1です。入口に近く、海の反対側です。

   ネットの情報だと海が見える右サイドのNo.15,16などがおすすめで、逆に海の見づらい左サイドのNo.1~3あたりはハズレというコメントがありました。

   え〜、ハズレかよ〜と、出鼻をくじかれた気分。


   でもまあ実際に行ってみないとどんなところかわかりません。


   実際のNo.1サイトがこちら。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.1

   駐車場に対してテントを張る場所は一段高くなっています。(ほぼどのサイトもこの形です)


   No.1サイトに上がって場内を見渡してみます。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.1から見える海

   なんと、ここからでも遠くに海が見えるじゃないですか!

   真っ青な空と海。

   これぞキャンプ〜って感じの景色ですね。すばらしい。


   No.1サイトは奥細りの形状のため、テントをどう張るかちょっと迷いました。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.1

   結局、奥の方に寄せて張りました。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.1 ゼインアーツ KUKU-2

   テントはゼインアーツのKUKU-2です。今回が初投入。


   5月なのに日中は暑かったのでテントの両サイドもメッシュにして風を通すようにしました。

ゼインアーツ KUKU-2 両サイドメッシュ

   テントを張ってみてわかったのは、後ろの林が西日を遮り陰を作ってくれるので、日中は涼しく過ごせるということです。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.1 ゼインアーツ KUKU-2

   隣りのNo.2サイトとの距離感はこんな感じ↓

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.1 ゼインアーツ KUKU-2

   No.2が一段下がっているし、サイトが広くて遠いのでお隣さんと目線が合うことはほとんどありません。


   No.1サイトのネットでの評価はネガティブなものが多かったですが、実際にテントを張って1泊してみると、そんなに悪くはなかったです。

   むしろ管理棟(=トイレ)に近いし、裏の林のおかげで日中は陰ができて涼しいし海風の影響も多少和らげてくれるし、テントから一歩出れば遠くに海も見えるので、良いところが多いです。No.1サイト、いいですよ!


オートサイトの様子

   テントを張って一段落したので、オートサイト内を歩いてみます。

   基本的に一本道です。


   僕らが泊るNo.1サイトは一番手前にあるので、サイトの奥に向かって歩いていきます。

   入口から奥へは下り坂になっていて、奥が海側になります。


   テントサイトは車道を挟んで両脇に並んでいます。

   左サイドがNo.1~No.8、右サイドがNo.11~16です。


   まずは左サイドのNo.3~No.6。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.3,4,5,6

   左サイドの後ろは林が生い茂っています。

   午後は日陰になります。暑い日は助かりますね。


   また、各サイトが段々になっていて、隣りの人と目線が合わないようにできています。


   道は緩やかに曲がっていきます。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.6-13

   車道の突き当りがNo.9,10です。

   ここは目の前に海が広がっていて、眺望が一番良いです。

   ただ海風をまともに受けるので、風が強い日は大変かもしれません。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.9,10

   No.10サイトからオートサイトを振り返ってみます。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.3-8, 11-13

   こうして見ると2桁のサイトの方が開放的で良さげですね。

   夏の日中は影が無くて暑そうですが。


   最後にNo.15,16。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNO.15,16

   この写真が一番、サイトが段違いになっているのがわかりやすいのではないでしょうか。


   どのサイトも形が違っていて面白いですね。大型のテントを張れるくらいの十分なスペースがあります。


管理棟

   続いてオートサイトのすぐ近くにある管理棟を見ていきます。

ガラガラ山キャンプ場 管理棟

   正面に木彫りの人形がずらっと並んでいるのが特徴的です。


売店

   なんと缶ビールが売っていました。

   他にはキャンプ道具や炭なども。


   売店は19時まで営業してます。


洗面所とトイレ

   洗面所もトイレもきれいで、数も十分にありました。

ガラガラ山キャンプ場 管理棟 洗面所

ガラガラ山キャンプ場 管理棟 トイレ

   今回は利用しませんでしたが、シャワー室もあります。


炊事場

   炊事場は4列あります。数は十分ですね。

ガラガラ山キャンプ場 管理棟 炊事場 電子レンジ

ガラガラ山キャンプ場 管理棟 炊事場 冷蔵庫

   そして電子レンジと冷蔵庫も備え付けられていました。


キャンプ場散策

   夕方からはBBQの準備で忙しくなるので、その前にみんなでキャンプ場内を歩いてみることにしました。

   目指すは最高点の健康遊具広場です。


芝生広場

   管理棟の横の芝生広場です。

ガラガラ山キャンプ場 芝生広場

   最初、ここでサッカーをして遊ぼうと思っていたのですが、残念ながらフリーサイトとして使われているみたいでできませんでした。


   夜には右側の三角の場所(焚き火台があるっぽい)でキャンプファイヤーをしているグループがありました。

   林間学校みたいで楽しそう。


こどもの広場(斜面遊具)

   芝生広場を過ぎて坂を登ると、斜面に作られた「こどもの広場」に出ます。

   ガラガラ山キャンプ場のなかで唯一遊具のある遊び場です。

ガラガラ山キャンプ場 子どもの広場

   ここで子供たちと20分ほど鬼ごっこをして遊びました。


   遊具の上に登ると見晴らしがとてもいいです。

ガラガラ山キャンプ場 子どもの広場

   レインボー色の遊具が青空に映えます。


キコリアサイト

   こどもの広場はまだまだ序の口です。

   ここからさらに上り坂を登ると、棚田を改造したキコリアサイトに出ます。

ガラガラ山キャンプ場 キコリアサイト

   こういう段々の地形に人工的に手が加えられた景色って、いいですよね。

   見てるとなんだかワクワクします。


コテージサイト

   まだまだ上を目指して登ります。

   ここからさらに傾斜が急になります。

   これはなかなかハードですね。歩いて登るものじゃないのかも。。。


   次はコテージサイトです。


   コテージサイトの入口にある駐車場からキャンプ場を見下ろした写真がこちら。

ガラガラ山キャンプ場 コテージサイトの駐車場からの眺め

   さっき通ってきたキコリアサイトやこどもの広場が見渡せ、遠くには海がキラキラ輝います。

   風も吹き抜けて、すっごく気持ちいい!


   三角屋根のコテージが十数棟並んでいました。どれもきれいです。

   そしてその周りには謎の木彫りの像がいくつも立っていました。

ガラガラ山キャンプ場 コテージサイト

ガラガラ山キャンプ場 コテージサイト

テントサイト

   コテージサイトを過ぎるとテントサイトです。

ガラガラ山キャンプ場 テントサイト


   手前に水場があります。

   目の前の広場と、その奥の一段上がった広場がテントサイトのようです。

   ただこの日は写真の奥の方にテントが1張あるのみでした。


健康遊具広場

   テントサイトの横の道を通ってあと少し上ると、ようやくゴールの「健康遊具広場」に到着!

   上り坂きつかった~。ここまで歩いて登って来られるならもう十分健康なのではないでしょうか。

ガラガラ山キャンプ場 健康遊具広場

   芝生の周りにはイエローカラーの健康遊具が並んでいます。

   先ほどのこどもの広場と違って平坦です。ここならサッカーやバドミントンもできるぜ!


   ということで、早速持ってきたバドミントンセットの簡易ネットを組み立てて、みんなでバドミントンをしました。

ガラガラ山キャンプ場 健康遊具広場 バドミントン

   ネットがあるのとないのとでは大違いで、ネットがあるとどこに向かって打てばいいのかがわかるので、バドミントンが3倍楽しくなります。

   5,6回ラリーが続くとみんな大喜び。かなり盛り上がりました。


   バドミントンが終わったら来た道を戻ります。

   帰りは下りなので楽ですね。

ガラガラ山キャンプ場 コテージサイトからの帰り道

夕暮れと夜

   テントに戻ったのは17時ごろです。

ゼインアーツ KUKU-2

   夕方のあの何とも言えない雰囲気がキャンプ場を包みます。

ガラガラ山キャンプ場 オートサイトNo.1からの夕景

   日中は暑かったですが日が沈み始めるとちょっと肌寒くなってきました。


   晩飯は、ご飯を炊いて、BBQで焼肉。

BBQ

   食後は巨大マシュマロ。

マシュマロ

   夜はみんなで面白いYouTubeの動画を観たりして、22時前には就寝。


   21時過ぎたらキャンプ場はかなり静かでした。


翌朝とチェックアウト

   夜半、風が強くなりだして風の音がすこしうるさかったですが、テントが飛ばされることもないので気にせず寝ました。

   あと、この時期は寝るときの格好が難しいですね。夜もけっこう暑かったですが、薄着だったりドアを開けっぱなしにしておくと風邪を引きそうだし。


   翌朝は6時ごろに起床しました。


   テントのリビングルームの正面をメッシュにして覗いた朝の景色。

ゼインアーツ KUKU-2 フロントメッシュ

   朝食は初めてホットサンドメーカーを使ってホットサンドに挑戦しました。

ホットサンド

   具材はとろけるチーズとハムのみ。味付けはマヨネーズとケチャップ。シンプルですがおいしかったです。


   撤収は8時ごろから始めて9時45分に完了。

ゼインアーツ KUKU-2 撤収

   チェックアウトは10時までなのでなんとか間に合いました。


   チェックアウトの手続きは不要です。


近くの観光スポット

   ガラガラ山キャンプ場に向かっている途中で変わった島をみかけたのが気になって、2日目の帰り道に立ち寄ってみることにしました。


「鉾島」と言います。

   ガラガラ山キャンプ場から北へ15kmほど行ったところに浮かんでいます。

   いちおう観光地のようで駐車場もありました。


   島の形が冒険心をくすぐります。

   連絡橋があるので島に渡ってみることにしました。

福井 鉾島

   島の頂上まで登ります。

福井 鉾島

   風や波が強いと怖いですが晴れて無風なら大丈夫。


   頂上には祠があり、下の写真のような景色を眺めることができます。

福井 鉾島 頂上からの景色

   ほとんど知られていない観光地のようでG.W.なのに観光客も少なめでした。穴場ですね。

   晴れていたらぶらっと立ち寄って頂上に登ってみることをおすすめします!


まとめ

   ガラガラ山キャンプ場、よかったです!

   初めてテント泊しましたが、サイトはきれいだし、敷地が広くて探検できるし、何よりも高台からの眺望がすばらしい!

   オートサイトからもちょこっと海が見えますが、景色を堪能するならコテージサイトまで登ってみることをおすすめします。

   晴れていたら青い空の下、近くには棚田状に色とりどりのテントが並び、遠くにはキラキラ輝く海が広がっていて、絵のように美しいです。


   またリピートしたいキャンプ場です。


<メモ>

・長男 13歳、 次男 12歳、 三男 10歳

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