ロク漫 第328回|ジャケット愛炸裂!「邦楽ロックの好きなジャケットで漫遊記」

 SPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記


   今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「邦楽ロックの好きなジャケットで漫遊記」でした。


   以前にもジャケットをテーマにした漫遊がありましたが、そのときは洋楽オンリーでした。

   今回は邦楽縛りになります。


   草野さんは以前番組のなかで「楽曲作りは歌詞先でもメロ先でもなくジャケ先」(歌詞でもメロディでもなくジャケットが先に湧いてくる、みたいな)と話していましたし、曲紹介のときもよく「ジャケットがいい」というコメントをします。

   そんなジャケット好きの草野さんだけあって、今回はいつもよりもテンションが高く、トークも熱かったですね。ジャケット愛が溢れていました。

   聴いている僕らも草野さんの紹介を受けてジャケットアートを画像検索たりしていたので、忙しかったです。おかげで耳で聞いて目で見て、いつもの2倍楽しめました。


オンエアリストとジャケット紹介

   今回はジャケットともにオンエアされた楽曲を紹介していきます。


① i-O (修理のうた) / スピッツ

   オープニングナンバーは最新アルバムから「i-O(修理のうた)」でした。

   ちなみにスピッツのジャケットに対する草野さんの評価は「自分が写っているCrispy!だけは、んー」だそうです。


② カラーゲ / The ピーズ

   草野さんは「こういう絵を描きたいと思っていた世界観」と話していました。


③ まちがいさがし / 米津玄師

   ジャケットは米津さん本人が書いているそうです。

   草野さんは「米津玄師の歌だと知らなくてもジャケ買いしたくなる」と絶賛していました。


④ 踊ろよベイビー / 遠藤賢司

   草野さんは「見ていて飽きない不思議なジャケット。落ち着く。でっかいポスターにして部屋に張りたい」と話していました。


⑤ 黄色いロールスロイス / 松任谷由実 & 加藤和彦

   草野さん「ゆーみんの可愛らしさが出ている。いろんなところを旅している絵巻物のよう。写真と水彩画の間のようなタッチ」


⑥ ファンからの贈りもの / RCサクセション

   これは絵画統覚検査という心理テスト(?)に用いられるイラストだそうです。

   草野さんは「具合が悪くなったパートナーのために食事の支度しているところに見える」と、自分の解釈を話していました。優しい。


⑦ エヴリデイ・エヴリナイト / FISHMANS

   これまで紹介したジャケットはイラストでしたが、ここから写真になります。

   このジャケットについて草野さんは「彩度、コントラス強めだがそれでいて毒々しいわけじゃなくかわいらしい」と言っていました。

   また「空も飛べるはず」のシングルCDのジャケットはこのイメージでお願いしたのだそうです。


⑧ 水銀 / THE STALIN

   草野さんは「この頃の日本のロックは悪い意味でかっこつけている」と批判しつつ、このジャケットについては「イカシテル。センスがいい。映画のスチール」と称賛していました。

   ん、んん、これはかっこいいのかなぁ、どうなんだろう(^_^;)


⑨ STAY TUNE / Suchmos

   ラストはサチモスというバンドです。

   今回紹介されたなかで個人的に一番好きな曲です。おしゃれでかっこいいです。


   サチモスのジャケットはこのアルバムに限らず基本は写真を使っているそうです。

   トロピカルだったりデニムだったり……でもずっとロゴが同じでジャケットのポリシーに一貫性がある。

   草野さんはこういうるのを「自分がやりたかった」とちょっぴり羨ましそうに話していました。


   こうして草野さんの好きなジャケットを並べてみると、イラストは空想系というか不思議なものが好みなのかなーと。

   イラストじゃない場合は、写実的というか淡々としてクールものが好きなのかな。

   いろいろなジャケットを見ることができたし、草野さんの趣味の世界を覗けたようで、楽しい回でした。


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

  • ロック大陸漫遊記 2024 No.3
  • ロック大陸漫遊記 2024 No.4

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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