「OK, Google」ーーいやいや、全然OKではありません。
今年に入ってから家のスマートスピーカをAmazonのアレクサ(Echoシリーズ)からGoogleのNest Hub/miniに乗り換えました。
しかし使ってみてわかったのは、アレクサで当たり前にできていたことがNest Hub/miniではできない、ということです。
便利になったことよりも不便になったことの方が多いです。
ということで、今回はGoogle Nest Hub/miniに乗り換えてがっかりしたことを話します。
目次[非表示]
アレクサからGoogleに乗り換えた理由
リビングルームに置いてあるEcho Show5の画面にノイズが出るようになり買い替えの時期に入りました。
また音楽系のサブスクリプションサービスは僕用のYouTube Musicと家族共用のAmazon Musicの2つを使っていましたが、これをYouTube Premium Familyに統一したいと常々思っていました。
そこでEchoShow5の買い替えタイミングを機にAmazon Musicをやめて、YouTube Premium Familyを契約し、家のスマートスピーカをGoogle系に総入れ替えすることにしました。
サブスクを1つにまとめてすっきり!スマートスピーカをGoogleで統一!
というのが乗り換えた理由です。
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Google Nest Hub セット内容 |
我が家のNest Hub/miniの設置状況
数年前にGoogleから無料で送られてきたNest miniがあり、それを自分の書斎に設置しています。(あまり使ってはいませんでしたが)
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書斎に設置したGoogle Nest mini |
今回さらに追加でNest Hub 1台とNest mini 3台を購入しました。
Nest Hubはリビングルームに、Nest miniは寝室と次男の部屋に置きました。
残り1個は長男の部屋に置く予定です。(設定が面倒くさくてまだやっていない)
これで1階のリビングと2階の全部屋をカバーしたことになります。
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追加購入した3台のNest mini |
Nest Hub/miniの基本的なこと
基本的にはスマートスピーカで思いつくことは何でもできます。
音声で命令して、音楽を再生する、今日の天気を聞く、ニュースを聞く、わからないことを調べてもらう、などです。
YouTube Premiumを契約しているので音楽はYouTube Musicで再生します。
Nest Hub/miniでできないこと
いよいよ本題です。
Nest Hub/miniを買ってみてできなかったことを紹介していきます。
別の部屋のNest miniと通話できない
これが買ってからわかって一番驚いたことです。
なんとNest Hub/miniはデバイス間で通話ができません!
アレクサはリビングに置いたEcho Showと子供部屋に置いたEcho Dotとで通話ができます。
リビングで「アレクサ、子供部屋に呼びかけて」と言えば子供部屋につながり、「ご飯だから降りてきなさい」「はーい」というやりとりができます。
しかしこれがNest Hub/miniではできません。
ネットで検索すると一見できそうに見える情報がたくさんありあれこれ試してしまいましたが、「通話はできない」が結論です。(「デバイス間で通話はできません」と説明にはっきり書いてほしい!)
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子供部屋に設置したNest mini |
いちおうコミュニケーションを取る手段はあります。「ブロードキャスト」というメッセージ送信の機能を使います。
これについては 後述します。
Nest Hubに歌詞が表示されない
Nest Hubにはディスプレイがあります。
そのため音楽再生時には歌詞が表示されるものとばかり思っていました。
アレクサのEcho Show5も歌詞が表示されていましたし。
しかしNest HubでYouTube Musicを再生しても歌詞は表示されません!
なお、音楽再生中に「OK,Google. 歌詞を表示して」と言ったら、歌詞という単語の意味について国語辞典のように語りだしました。違う、そうじゃない!
スマホのYouTube Musicアプリでは昔から歌詞が表示されますから、歌詞情報自体は持っていると思うんだけどなぁ。
再生される楽曲がおかしい
音楽再生リストについてはアレクサも微妙ではあったのですが、Googleはもっと微妙です。
例えば「徳永英明の◯◯をかけて」と言うと、誰か知らない人が徳永さんの曲をフルートで弾いている動画や、過去のライブ映像の切り抜きが流れたりします。
YouTube Musicには素人がアップした歌や動画も全て含まれているためです。
頼むから、スマートデバイスでは公式の楽曲だけ再生してくれ!
あと、1曲目でスピッツをかけても何かけても何故か自動再生で続く2曲目が毎回同じ曲なのも嫌です。
その曲を僕がリクエストしたことは1回もない(タイトルも知らない)ですし、毎回「次の曲に行って」と飛ばしているのに、なんで毎回推してくるんだろう。
スマホでアラーム設定ができない
nest miniはディスプレイがないスピーカのみのモデルです。
アラームを設定する際は音声で入力します。
しかし何故かうまく認識してくれません。
「OK,Google.毎週土日の朝の7時にアラームを設定して」と言っても「わかりました。19時にアラームを設定しました」と答えてきます。朝も土日も無視してその日の夜にアラームを鳴らそうとします。
僕の発音が悪いのかと思って何度もやり直しますがなかなかうまくいきません。
いろいろ試してみて朝の7時前や夜の9時以降に試すとうまくいくきました。
どうやらアラームの時間を次の7時で判断しているようです。そんなあほな。
スマホにはGoogle Homeというアプリがあり、これによってスマートデバイスこのアプリを管理しています。
このアプリを開けば、nest miniに個別に設定されたアラーム時間を確認することができます。
しかしアプリから各デバイスのアラームを設定することはできません。あくまで確認のみです。
フリック入力でアラーム時間を設定できたら簡単ですごく楽なんだけどなぁ。
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Google Homeより |
カメラがない
これは買う前からわかっていたことですが、Nest Hubにはカメラがありません。
したがって、ビデオ通話はできますが、こちらの顔を映すことはできません。
単身赴任で遠く離れた家族とビデオ通話したいと思っても音声だけです。ちょっとさみしいですね。
価格が高い
これも買う前からわかっていたことですが、価格が高いです。
Amazonと違ってセールもほとんどありません。
ディスプレイ付きのNest HubとEcho Show5を比較すると、
Nest Hubが11000円に対して、Echo Show5はセール価格で4980円です。
倍以上の価格差!
ちなみにスピーカのみのNest miniは6050円です。
昔はNest HubもGoogleストアや楽天モールで半額セールをよくやっていましたが、最近はやっていないようです。
さすがに定価だと高すぎるので、僕は全て新品・未使用品をメルカリ等のフリマサイトで安く購入しました。(販売額は半額強くらいだったと思います)
Nest Hub/miniのよかったところ
悪いところばかり書いているとGoogle先生に怒られそうなので良かったとろこも書いておきます。
画面が大きい
対抗馬と思われるEchoShow5が5インチに対してNest Hubは7インチです。
画面が大きいので、見やすいです。
また筐体が大きいおかげでやや音質も良い(気がします)。
Googleフォトに保存した家族写真が見られる
家族共用アカウントに保存している家族写真をデジタルフォトフレームのように画面に映すことができます。
EchoShow5でもAmazonのクラウドに写真を保存していれば同じことはできると思うのですが、我が家はGoogleのクラウドに写真を保存しているので、こちらの方が馴染み深いです。
ディスプレイに映す写真は「家族や友達」「お気に入り」「最近のハイライト」など選ぶことができます。
スライドショーの間隔も変えることができます。
たまになつかしい写真や変顔の写真が流れたら、話のタネになるし、みんなできゃっきゃっと盛り上がります。
このデジタルフォトフレームの機能はすごく家族受けがいいです。
MVが観られる
公式のMVがアップされているYouTubeの利点としてNest HubにMVを映すことができます。
「OK, Google. スピッツの美しい鰭の動画を再生して」と言えば音楽をMVで楽しめます。
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スピッツ「美しい鰭」より |
画面や音声をキャストできる
スマホの画面やアプリを簡単にキャストできます。
さすがGoogle系!アンドロイドとの相性がいいです。
YouTubeやYouTube Musicはもちろんdアニメもキャストできます。
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dアニメより |
上の方で書いたように、音声入力で音楽を再生しようとすると聴きたい楽曲を再生してくれないことが多いのでスマホから直接キャストするのが便利です。
プレイリストを作っておけばなお良し、です。
ブロードキャストはそれなりに便利
さて、Nestデバイス間では通話ができないという大きな弱点がある、と上の方で書きました。
では1階のリビングから2階の寝室や子供部屋とコミュニケーションを取ることはできないのか。いいえ、できます。
そこで登場するのが「ブロードキャスト」機能です。
例えば次のように言います。
「OK,Google. 子供部屋に『……』とブロードキャストして」
すると『……』の部分のメッセージが送信されて子供部屋で再生されます。
『……』の部分に「ご飯ですよ」などの決まったワードを入れると、呼びかけた人の音声ではなくてプリセットされた音声メッセージが再生されます。
ブロードキャストを使えばデバイス間でメッセージのやり取りが可能です。
ただ、面倒くさいです。子供の頃に遊んでいたトランシーバーを思い出します。
また日本人には「ブロードキャストして」という命令文がどうしても馴染めません。
ネットの解説を読むと「呼びかけて」でもいけるようなのですが何故かうまくいきませんでした。
長文をブロードキャストするときはメッセージを省いて「OK,Google. 寝室にブロードキャストして」と言うのが便利です。
すると「ブロードキャストするメッセージをどうぞ」と返してくるので、この後一呼吸でいっきにメッセージを読み上げます。
「おはようございます、7時30分です。おはようございます、7時30分です。おはようございます、7時30分です。おはようございます、7時30分です。おはようございます、7時30分です。もう起きましょう。もう起きましょう」
土日の朝はいつも寝坊助の子供たちを起こすために早口でメッセージを連呼するのが習慣になっています。
ちなみに一呼吸でまくしたてる理由は、一息つくとメッセージが終わったと判断されて送信されてしまうからです。
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寝室に設置したNest mini |
まあこれだけ「おはようございます」を連呼してもやつらは全然起きてこないんですけどね。
通話できたらもう少し対処の仕様もあるんだけどなぁ。
なお、部屋名を言わない場合は、全ての部屋(デバイス)にブロードキャストされます。
夕飯時に、全部の部屋にご飯ができたことを伝えるにはまあまあ便利です。
まとめ
以上、Amazon系のアレクサからGoogle系のNest Hub/miniに乗り換えたら使い勝手の違いに困ってしまったぞ、というお話でした。
通話ができないのが特にショックでした。一時はどうしてくれようかと思いましたよ。
ブロードキャストでなんとかやってはいますが、ここは大幅なマイナスポイントです。
ただ、Googleフォトのスライドショーはすごくいいですね。
毎日、昔の子供たちのかわいい姿を見ては癒やされております。
まとめると、
ほとんどの人にはアレクサ(Echoシリーズ)をおすすめします。
理由はセールで安く手に入りデバイス間で通話もできるからです。
一方、GoogleフォトやYouTube Premiumを使っている人にはGoogleのNestシリーズをおすすめします。
理由はGoogle系のサービスで固めているなら相性が良いからです。
僕はもう乗り換えちゃったので、向こう数年はNest Hub/miniとお付き合いしていく予定です。
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