Spotifyが「世界で最も再生されたリリース年代別の国内楽曲」を発表しました。
そのなかから「ねとらぼ」が「1990年代のランキング」をまとめて記事にしていました。
「1990年代の楽曲」年間再生数ランキングTOP10! 第1位は宇多田ヒカルの「First Love」【2023年最新調査結果】
TOP10の結果は次のとおりです。
第1位 First Love/宇多田ヒカル
第2位 チェリー/スピッツ
第3位 丸ノ内サディスティック/椎名林檎
第4位 ロビンソン/スピッツ
第5位 空も飛べるはず/スピッツ
第6位 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子
第7位 真夏の果実/サザンオールスターズ
第8位 花火/aiko
第9位 Merry Christmas Mr.Lawrence/坂本龍一
第10位 楓/スピッツ
なんと、スピッツが10曲中4曲もランクインしているじゃありませんか!!
まるでファンによる組織票でもあったかのような。(そんな事実はありません)
ファンとしては嬉しくてしかたないですねー。
うちのスピッツが〜って誰かに自慢したい。ニヤニヤが止まりません。
内訳を見ると、2,4,5曲目の「チェリー」「ロビンソン」「空も飛べるはず」はミリオンセラーのヒット曲ですが、10曲目の「楓」はアルバムからのシングルカットで発売当時は特にヒットしていませんでした。
それが20年経って徐々に知られるようになり、たくさんの人にカバーしてもらい、じわじわと良さが浸透していったってことで、こうしてその年代のTOP10に入ったわけですから、他の3曲にない嬉しさがありますね。感無量です。
一方で、意外だったのがミスチルの曲がゼロだったことです。
イノセントワールドかTomorrow never knowsは絶対にTOP10入りしているだろうと思っていたので、えーー!ってなりました。
90年代、スピッツとミスチルはよく比較されていましたが、ミスチルには圧倒的な強者感がありました。
当時の売上はスピッツよりもミスチルのほうが大きかったですし、今でもCDやダウンロード数の売上総数はミスチルの方が上でしょう。(10年以上前の記憶ではミスチルの売上総数はスピッツの約2倍でした)
そんな強いミスチルが90年代のサブスクの再生数のTOP10ランキングに1曲も入らなかったのです。僕はミスチルのファンではありませんが、それでもぽかーんとなってしまいました。この20年の間に何があった……。
十代後半をスピッツ、ミスチル、GLAYやラルクを聴いて過ごした身としてはあの頃聴いていたバンドの曲がスピッツ以外TOP10に入ってこなかったのはちょっと寂しいです。
大ヒットすることと10年20年後に残ることはまた別なんでしょうね。
じゃあ何が後々まで残る要素なんだろうと考えたとき、スピッツ以外では宇多田ヒカルのFirst Loveやaikoの花火が入ってきていることが多少のヒントになるかもしれません。
なんとなくですがさらさらとして切ないものが残っているような気がします。(ざっくり過ぎ)
あとは残酷な天使のテーゼ。アニメ強しですね。
そんなわけでスピッツ4曲入りの快挙は嬉しいのですが、ライバル(?)のミスチルが入ってなかったことが寂しく、時間の流れを少し怖くも感じたランキングなのでした。
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