ロク漫 第307回|ロックのシャウトのパイオニア「ジャニス・ジョプリンで漫遊記」

 

 

   今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記はワンアーティスト特集で「ジャニス・ジョプリンで漫遊記」でした。


ジャニス・ジョプリンとは

   毎度の如く、僕はこの放送のときまで知りませんでした。(浅学……)


   草野さんによるジャニス・ジョプリンの解説を箇条書します。

  • 60年代のロックを聴きたいと思ったときには避けて通れないレジェンド中のレジェンド
  • 性別によらずロックのシャウトのパイオニア
  • ロックで初めて有名になったパワフルな女性ミュージシャン
  • 1943年アメリカのテキサス州生まれ。27歳で夭折している
  • ライブ音源が断然いい。スタジオ版がおとなしく聞こえる


   また夭折した「ジミ・ヘンドリックス」「ジム・モリソン」「ジャニス・ジョプリン」を聴くのが、草野さんが中学生だった当時のロック仲間の通過儀礼だったそうです。(なお3人とも27歳で亡くなっているとのことです)


オンエアリスト

① 雪風 / スピッツ

② Down On Me (Live at The Grande Ballroom, Detroit, MI - March 1968) / Janis Joplin

③ Nobody Knows You When You're Down and Out / Janis Joplin & Jorma Kaukonen

④ Combination of the Two / Big Brother & The Holding Company

⑤ Summertime / Big Brother & The Holding Company

⑥ Maybe / Janis Joplin

⑦ Move Over / Janis Joplin

⑧ Standing On My Side / OCEANLANE


   各曲について草野さんは次のようにコメントしていました。

③ Nobody Knows You When You're Down and Out :

まだシャウトする前で、声がかわいい。 ホームレコーディングで貴重な音源。後ろでカタカタ言ってるのはヨーマ・カウコネンさんの奥さんがタイプライター打っている音。その生々しさも良い。リモートワークで後ろに家族が映っちゃってるみたいな感じ。


④ Combination of the Two:

アルバム「チープ・スリル」収録。 アルバムジャケットがいい。草野さんが一番よく聴いたアルバム。


⑤ Summertime:

鳥肌が立つシャウト。エモーショナル


⑥ Maybe:

ホーンセクションが入っていてバックは豪華。 それでもエモーショナルなジャニスさんの声が際立つ


⑦ Move Over:

ラストアルバム収録。一番有名な曲。彼女の作詞作曲


27歳・・・

草野さんは番組の最後に

「ジャニスさんはスターゆえの孤独の中にあった。破天荒な生き方が命を削ってしまった。

若くしてお亡くなりになったことが本当に惜しい」

と話していました。

   またジャニスさんの妹によると「実像は知的でシャイな人だった」そうです。



   僕は今回初めてジャニスさんの歌を知ったわけですが、流れてくる楽曲を聴いていると60年代

のロックに浸っている気持ちになりました。いや雰囲気だけですが(^_^;)


   オンエアされた楽曲のなかではホーンセクションが華やかでボーカルもしっかりと聴かせてくれる⑥「Maybe」がよかったです。


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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