今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「アート・ロックで漫遊記」でした。
アート・ロックって何?とりあえず「前衛的ですね」と答えておけばいいやつ?って感じでちんぷんかんぷんでしたが、草野さんが「アート・ロックの香りがあるようなないような」と言って選んだオープニングナンバーが「ほうき星」だったのでますます「!???」となりました。
アート・ロックとは
草野さんの説明によると、
- 60年代後半、色んな要素を取り込んでロックが芸術っぽくなっていった
- 当時ラジオを意識して1曲3分程度のものが多く、シングル曲中心だった。そんな商業主義にとらわれることなく、アルバム中心に長い曲も作られるようになった
- ビートルズがロックのアート化のきっかけとなった。ビートルズがやることでアート・ロックが世界基準になっていった
- オルガンが効いている曲が多い
ということだそうです。
僕はざっくり「いろんな要素が混ざってる」「曲が長い」「ビートルズも関係してる」と覚えました。
番組の最後に草野さんは「今日かけた曲たちが後々ハードロックやヘビメタ、プログレッシブにつながっていく」と話していました。
今僕らが聴いているロックの架け橋になった曲たちと思うとなんとなく愛着も湧きますね。
オンエアリスト
① ほうき星 / スピッツ
② You Keep Me Hangin' On / Vanilla Fudge
③ A Day In The Life / The Beatles
④ Astronomy Domine / Pink Floyd
⑤ In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly
⑥ Chasing Shadows / Deep Purple
⑦ Fire / The Crazy World of Arthur Brown
⑧ Understand / カルメン・マキ & カルメン・マキ Blues Creation
②「You Keep Me Hangin' On / Vanilla Fudge」について「アート・ロックと言われて真っ先に浮かぶのがこれ。常識を覆した」と話していました。とりあえずこの曲を聴けばアート・ロックに雰囲気をつかめるといったところでしょうか。
⑤「In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly」は「リフが印象的。アートロックといわれる曲はだいたいオルガンが効いているが、この曲も効いている」と話していました。放送ではシングルVer.をかけたそうですが、アルバムVer.は17分の超大作です。
僕はサブスクでアルバムVer.を聴いてみましたがたしかに長い!
でもオルガンの音色が印象的だったり、アフリカンなパーカッションがあったり、長いギターソロの後に徐々に静かになったり、曲の雰囲気が時間とともにガラッと変わるので、長尺ですがかなり楽しめました。
⑦の「 The Crazy World of Arthur Brown」は、フェイスペイント、スクリーミングボイス、炎を使った演出などいろいろな先駆けとなったアーティストだそうです。そしてなんと81歳現役!
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
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なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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