【レビュー】ワークマン バズヒートフライヤージャケット|寒い秋のアウターにおすすめ!

   ワークマンから発売されたアウターが久々の快作です!

   その名も「バズヒートフライヤージャケット」です。

ワークマン バズヒートフライヤージャケット

   軽くて暖かくて手触りもいい!

   寒い秋の朝や、夏のアルプスの防寒着にぴったりです。


外観と機能をチェック

   僕が買ったカラーは「アースグリーン」です。

   フードはありません。

ワークマン バズヒートフライヤージャケット

   正面のファスナーを開けたらこんな感じです。

ワークマン バズヒートフライヤージャケット

   このジャケットは肌触りがいいです。(下の写真は袖を裏返したところ)

ワークマン バズヒートフライヤージャケット ドライタッチ素材

   写真ではわかりづらいですが、生地がつるつるではなくサラサラしています。

   そのため手を通した瞬間にひやっとすることなく、ほわっと暖かく感じます。

(なお説明書きには「ドライタッチ素材」とありました)


   正面のファスナーの裏には防風用のフラップが入っています。

ワークマン バズヒートフライヤージャケット フラップ

   左右のポケットは裏起毛になっていて、手を突っ込むと暖かいです。

ワークマン バズヒートフライヤージャケット ポケット裏起毛


   また、胸ポケットは底が深いなーと思っていたら、実はポケッタブル仕様でした。

   胸ポケットを引っ張り出して……、

ワークマン バズヒートフライヤージャケット 胸ポケット

   服全体を裏返してぐいぐいと胸ポケットに服を押し込んでいくと……、

ワークマン バズヒートフライヤージャケット ポケッタブル

   コンパクトに収納できました!

ワークマン バズヒートフライヤージャケット ポケッタブル

着心地と保温性について

   肝心の着心地はどうでしょう?

   タグの説明書きには「自由な伸縮性!」「ストレスフリー」と書かれています。


   着てみるとアウターによくあるガサガサ感はありません。

   ものすごく伸びるということはないですが、スリムなフォルムにもかかわらず動きを妨げません。

   軽くて動きやすいのでアウトドアの行動着として十分に使えるレベルだと思います。



   そして最も気になる保温性についてです。

バズヒートフライヤージャケット

   タグに書かれた説明によるとバズヒートフライヤーは「独自に配合された高純度のセレミックス微粒子が繊維に織り込まれて」います。

   それにより「吸光発熱+6.9℃」「吸温発熱+2.4℃」「遠赤外線蓄熱+1.3℃」の保温効果を得ているそうです。

   なんかよくわかりませんが、普通の中綿よりも高機能ってことなんでしょう。


   早速、実際に着て外に出てみました。


   前日に雨が降って気温が10℃まで下がった10月の朝にバズヒートフライヤーをアウターとして着て公園まで歩き、ベンチに座ってぼおっとしてみました。

   しばらく呆けていても寒さを感じることはありませんでした。

   また途中から日が昇って気温が上がってきましたがファスナーを開けて温度を調整すれば、散歩しても蒸れることはありませんでした。

   ごっつい防寒着というわけではないので寒い日の運動(ウオーキング等)にももってこいです。


ULサーマラップパーカよりもコスパ高い

   僕はモンベルのULサーマラップパーカを持っていますが、バズヒートフライヤージャケットの方が暖かいです。

   両者を交互に着てみると、ULサーマラップは薄くペラっとしていて、空気層に包まれている感じがあまりしません。(それでも寒い時期に着れるのだからすごい)

   一方バズヒートフライヤーはふんわりと嵩があり空気層に包まれている感じがあります。ULサーマラップパーカよりもあきらかに暖かいです。

ワークマン バズヒートフライヤージャケット vs モンベル ULサーマラップパーカ

   もっともULサーマラップがフード有りで約250gに対してバズヒートフライヤーはフード無しで約340gなので、単純に上半身をカバーしている中綿の量が違います。フェアな比較とは言えません。

   では1ランク上のサーマラップパーカ(ULよりも中綿が多い。約320g)と比べるとどうでしょう?

   残念ながら家には女性サイズのサーマラップパーカ(子供が着てる)しかありません。

   それでも、無理くり着てみた感触では、サーマラップパーカとバズヒートフライヤーの保温性は同等か、バズヒートフライヤーの方がやや暖かく感じました。


   保温性は「バズヒートフライヤージャケット」に軍配が上がります。


   逆にモンベルの(UL)サーマラップパーカの優位性はフード付きなのに軽量であることと、ストレッチ素材で伸縮性が高く行動着として優れいてることです。

   ただ、価格が桁違いに高い。最近の物価高の影響もあり、いまモンベルのホームページを覗くとULサーマラップパーカは17,000円、サーマラップは20,000円もしました。

   対するバズヒートフライヤージャケットは2900円です。


   サーマラップパーカと同等の保温性能で価格が1/6なら、僕はバズヒートフライヤージャケットを推します。コスパ高すぎでしょ。


まとめ

   僕はワークマンの商品は手放しで誉める気はなくて、基本的には価格相応のパフォーマンスだと考えています。

   実際、登山や自転車旅行など高いパフォーマンスを要求されるシーンではワークマンの商品は不安があり、持っていくことはありません。

   しかしこのバズヒートフライヤージャケットは300g台で軽量だし、軽さのわりに暖かいので夏のアルプスに防寒用として持っていくのもありだなぁと考えています。

   ようやくワークマンでも登山に使えそうなものが出てきたか!


   普段使いなら晩秋までの寒さに耐えてくれると思います。

   ただそこまで厚くないので真冬には無理ですね。

   その代わり、スリムなフォルムなので中間着にできるかもしれません。

   そう考えて、冬にはアウターをもっと厚いジャケットにして、バズヒートフライヤーを中間着にするつもりであえてLではなくMサイズを購入しました。

   172cm、64kgの僕の体型でMサイズはジャストフィットです。

   この上から冬用のジャケットを着たら寒い金沢の冬も余裕で乗り切れる!(といいなぁ)


   ということで、これから秋が深まり寒くなっていきますので、バズヒートフライヤージャケット、おすすめです!


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