【感想】金沢マラソン2023｜4時間切れず駅前で猫ひろしに抜かされる

   今年、2年ぶりに金沢マラソンに当選し、7回目の出場を果たしました。

   去年は自分も含めて周りの人はほとんど落ちていたのですが、今年はほぼ全員受かってました。（なんなんでしょね、この当選率のムラは）

   おかげで仲間といっしょに待ち合わせして気合を入れあってからスタートブロックに向かえたので、楽しかったです。

   で、走りの方はというと、10月に入ってからは練習でハーフマラソンを4回走り、うち2回はキロ5分のペースを切ることができたので、かなり調子が良い。これなら久々にサブ４イケるかも！？

   と自信を持って本番に挑んだのですが、残念ながらネットタイムでなんとか4時間15分を切るので精一杯でした。

   むむむ、無念。

   そんなわけで、金沢マラソン2023の大会前日から本番、ゴール後までをレポートします。

大会前日受付

   大会の受付は前々日と前日（20時まで）に金沢駅の地下で行われます。

   僕は前日の午後に行ってきました。

   エントリーのハガキと身分証明書が必要です。

   金沢駅の鼓門には「KM2023」の大きな垂れ幕が下がっていました。

   駅ナカはすでに受付をすませてKM2023と書かれたナップサックを担いでいる人をたくさん見かけました。

   いつもよりも賑わっていて、祭りのムードにあふれています。

「おもてなしメッセ」のなかで記念Tシャツを受け取って、Shokz（イヤホンメーカー）の出店で新作のイヤホンを視聴して帰宅しました。

KM2023 記念品

   記念品の大会Tシャツは2020年ごろから大会カラーになっている黄色です。

   今年はスピッツもYOASOBIもアルバムジャケットがイエローなので黄色尽くしですね。

   大会当時はナップザック（写真左）に名前の書かれたシールを貼って荷物を詰め込んでトラックに預けます。

大会当日スタート前

   当日明け方に雨が降っていたので天候を心配しましたが、結果的にはスタートブロックに整列してからゴールまで晴れていました。

   下の写真は7時45分頃のしいのき迎賓館前の公園の様子です。

   奥の方に手荷物預かりのトラックが並んでいます。

   こちらは整列時間前のFブロック〜Gブロックのあたりです。

   僕は今回遅めのタイム（たぶん4時間半くらい）で申告したのでGブロックに整列しました。

   Gブロックは第1ウエーブで8：30スタートでした。

KM2023コースと個人タイムについて

   コースはこれまでの大会と基本的に同じです。

   県庁前スタート、西部緑地公園ゴールです。

   ただし、一部変更があり、昨年開通した福久付近の「うみかん」がコースになっていました。（写真の上のあたり（25〜29km）です）

   ここはバイパスにあたるので道路が上にあり、上がって下がって上がって下がってを繰り返します。レース後半にこのアップダウンはちょっときつかったです。

   それ以外は例年通り。

   コース前半に野田の上り坂があり、12kmを過ぎると下りになります。元気な前半に体力を位置エネルギーに変えられるし、その後は基本的にはずっと下りなので、基本的には走りやすいコースだと思います。

   そもそもスタートよりもゴールが海側にあるのでトータルで標高はマイナスですし。

   さてさて、僕のタイムですが、残念ながら目標のサブ４は達成できませんでした。

   コースMAPの色はスピードを表していて、赤が速くて、黃、緑、青となるにしたがい遅くなります。

   これを見るとわかるのですが、25kmを過ぎた頃から緑が目立ち始め、3 5kmからは青一色になっています。完全に失速です。

   ハーフまではかなり軽快に走れていたので、ネットタイムで3時間55分も夢じゃない！？と思ったのですが。

   金沢駅前で、4時間のペースランナーの猫ひろしさんに抜かされ、ゴール1km前で4時間15分のペースランナーに抜かされて散々でした。

    35kmあたりから足が吊り出して上がらなくなり、歩かないのが精一杯でした。

   さらにゴールした後に足の吊りがひどくなり、医務室に運んでもらって筋肉のマッサージをしてもらう始末。（トレーナーとスタッフの方にはお世話になりました。ありがとうございます）

   サブ４どころかフルマラソンを走れる身体すらできてなかった……。

   ゴール後の手荷物受け渡し場では僕以外にも足が吊ってスタッフに伸ばしてもらっている人がたくさんいましたし、突然前のめりに倒れる人もいました（危ない）。

   例年よりも体調が悪くなった人が多かったように感じました。

   途中から晴れて気温が上がったからかなぁ。

   いちおう、水分は毎エイドごとに補給してましたし、塩タブレットとエネルギージェルは持参して、5kmごとに補給していたんですけども。それでも足りなかったのか。

   金沢マラソンだけではないですが、30km以降がやはり鬼門ですね。

   走り終わってからマラソンで足が吊る原因と対策をネットで調べたら「太ももの筋肉で走るようにする」という記事がありました。

   筋肉の少ないふくらはぎで走ると吊りやすいので、筋肉の多い太ももで走るように歯車を回転させるイメージで足を動かして走る、というものです。

   そう言われてみると、僕はふくらはぎで走ってるかも。

   よし、次からは太ももを意識して走るぞ！

   そんなわけで、僕としては課題と改善策を考えさせられた金沢マラソン2023でした。

KM2023 完走賞

   タイムには満足いきませんでしたが、完走できたのでフィニッシャータオルとメダルはゲットできました。

   タオルのデザインはお洒落ななかにも勢いがあってかっこいいです。これはお気に入りになりそう。ちなみに英語のロゴはシューズの形を表しているそうですよ。

   記念メダルは少し寄った位置に穴が空いているシンプルなもの。

   これはこれで趣があっていい。

   ゴール後には他にも、スポーツドリンクと、ご当地フライドポテト（おかし）と、ゴーゴーカレー（レトルト）ととり野菜みそ、そしてバナナ（なんと2本！）ももらいました。

   地味にバナナが1本ではなくて2本なのが嬉しかったです。太っ腹！と思っちゃいました。