【感想】徳永英明コンサートツアー 2023 ALL BEST 2 @金沢|音良し、セトリ良し!ALL BSETの名にふさわしいライブでした

    昨年のライブハウスツアーに続いて、徳永さんのコンサートツアー「ALL BEST 2」に行ってきました!

   久しぶりに地元金沢に来てくださったので、妻と二人での参加です。


   先に感想を述べると、セトリも良くて、音も良くて最高のライブでしたよ!


   後半でセットリストにも触れるのでネタバレ注意です。


会場や時間など

コンサート会場

   会場は「本多の森 北電ホール」です。

   徳永さんが本多の森に来たのは7年ぶりだそうです。

   僕が最後に本多の森に来たのはいつだろう。ちょっと思い出せません。最近はスピッツ他、歌劇座の方が多かったですからね。


公演時間

   15:15開場、16:00開演。

   途中に休憩を挟んでの二部構成。

   アンコールありで、終演は18時ごろ。

   約2時間のライブでした。


MCについて

   MCがはほぼありませんでした。

   むかしターバンカレーを食べたことがある、と言っていたのだけが記憶に残りました。

   21世紀美術館の近くのあのターバンカレーかな?

   もう少しトークもあったほうがよかったかなーとは思いましたが、その分、歌に集中できた、とも言えなくもないので、それはそれで良し、とします。


座席

   座先はI列の真ん中らへんでした。

   けっこう近いし、真ん中なので見やすいし、目線が徳永さんと同じくらいだったし、ベストな座席だったと思います。


   ということで、次からライブのレポートになります。(ネタバレ注意)


第一部

セットリスト

  1. 青い契り
  2. 輝きながら
  3. 夢を信じて
  4. 時代
  5. 誰より好きなのに
  6. 僕のそばに
  7. 永遠の果てに
  8. レイニーブルー
  9. あの日のポセイドン


第一部の感想

   オープニングナンバーは「青い契り」でした。

   まずこれが1つ目の嬉しかったことです。

   ずっとライブで聴きたかった曲!!

   しかもまさかの一曲目という意表を突く構成!

   嬉しいやらびっくりするやらで気持ちが混乱しておかしくなってました。

   サビの高音(違う明日を♪)のところで痺れました。


   3曲目の「夢を信じて」はセルフカバーVer.のゆっくりめの方。

   僕は「夢を信じて」はオリジナルのアップテンポの方が好きなのですが、「青い契り」「輝きながら…」の流れで聴くと、セルフカバーVer.が格段良く感じました。「輝きながら」からの「夢を信じて」の流れがなんときれいなことか!

   スローテンポで言葉一つ一つを丁寧に歌うので「明日へ走れ 破れた翼を胸に抱きしめて」という歌詞にグッときました。

   歌は前後の流れも大事だなと思いました。


   この後、3曲カバー曲が続いて、その後、「『僕のそばに』を聴きたい?」という謎の問いかけの後に「僕のそばに」と「永遠の果てに」を披露。

「永遠の果てに」はセルフカバーVer.でした。このアレンジ大好き。アウトロの盛り上がりは昇天しそうになります。

    徳永さんの声も力強く、壮大な演奏に負けじと天まで昇っていくような感じ。ラストの「悲しみのせいじゃない」という歌声に心が震えました。

    演奏の後に徳永さんが土方さんのギターのチューニング(!?)を絶賛していましたが、ホントそのとおり。

   歌声もギターも最高でした。


   9曲目の「レイニーブルー」は徳永さんの「デビュー曲のレイニーブルー聴きたい?」という謎の問いかけで始まりました。聴きたい!


   一部のラストは「あの日のポセイドン」でした。最新アルバム「LOVE PERSON」から唯一の演奏です。

   一曲でも「LOVE PERSON」から聴けたのは嬉しかったですが個人的には「心を鎮めて」か「心をあずけて」を聴きたかったかなぁ。


第二部

セットリスト

  1. DAYS
  2. 情熱
  3. Wednesday Moon
  4. 壊れかけのRadio
  5. 最後の言い訳
  6. Nostalgia
  7. 魂の叫び


第二部の感想

   第二部はスタンディングで盛り上がる曲が3曲続きます。

「DAYS」「情熱」「Wednesday Moon」はライブでは鉄板ですね。(DAYSの音源化まだ?)

「情熱」では徳永さんの歌声が咆哮と化して、全身からロックシンガーのオーラが出てました。かっけー。


   ハイライトは「最後の言い訳」のラストの「一番遠くへ行くよー」です。

   体をくの字に曲げて高音をシャウトしていて、若い頃の歌い方が戻ってきていました。

   これですよ、これ!魂をマイクに叩きつけるようなこのスタイル!これを見たかったし聴きたかったんです!


   昨年末のライブハウスツアーで歌ってくださった「Nostalgia」と「夢」を今回もう一度歌ってくれました。

   妻にも聴いてもらえたのがよかったなと。

   特に「夢」はライブで化けますね。後半の上昇感やサウンドの広がりがハンパないです。


   そして今回のセトリで2つ目に嬉しかったこと!

   それは「魂の願い」です。

   初めてライブで聴きましたー!やったー!

   後半のサビを2度繰り返すところは「Live1994」と同じでした。

「目を閉じれば 光の中」からの「目を覚ませよ 空は青い」、そして「頑張れ」の連呼。

   初めてライブ盤の「魂の願い」を聴いて「かっこいい!」と思ってから30年弱。ついに生で聴けました!感無量です。


むすび

   ということで、セットリストが最高でした。

   メジャーどころ、定番曲は押さえつつも、コアなファン向けのマニアックな、でも聴きたかった曲もちゃんと入れてきていて、「ALL BEST 2」というツアータイトルにふさわしい内容だったと思います。


   そして徳永さんの歌声がすごく太くて力強くて、それでいて伸びやかで。惚れ直しました!

   ただ声が出ていたというだけではなくて一言一言がクリアで、歌の内容が耳にしっかり入ってくるんですよ。

   それからバンドサウンドもよかった。徳永さんが途中で絶賛していたように土方さんのギターも迫力があったし、ドラムの渡嘉敷さんはすごく楽しそうに叩いているのがわかったし、ベースもなにかの曲でキーボードと合わせてソロを弾いているのが素敵だったし、坂本さんのキーボードもキラキラしてたし。

   それでいて音がうるさすぎることがないんですよね。ボーカルとバンドが対等で最適なバランスを保ってる。

   自分の席が真ん中の方だったというのもあるのかなぁ。過去一番の音の良さでした。極上です。

   いっしょに来ていた妻も音については絶賛していたので、僕だけの感想ではなかったと思います。


   セトリ良し、音良し、で最高のライブでした。


   ちなみに、この後、片町に寄って妻と居酒屋で飲んで食べて帰りました。

   うん、終わりも含めて素敵な夜でした。


コメント