夏休みの最後の週、小学生の息子2人を連れて白山を登ってきました。
子供と白山を登るのは、子供が生まれたときからの夢(=自分のわがまま)だったので、ついに夢がかないました!
ちなみに、いっしょに登ってくれたのは次男三男です。
長男は山に興味なし(!)で、妻とお留守番。。。。。。
ということで、いつもはテント泊の単独行なのですが、今回は小学3年と6年の子供二人といっしょに白山を登りましたので、その様子をレポートします。
子供にとってどの辺りがきつくて、室堂のお泊りはどんな感じで、初めての白山は楽しかったのか?などなど。
目次[非表示]
1日目 別当出合から室堂へ
自宅から市ノ瀬へ
3時45分起床。4時20分に金沢の自宅を出発。
途中、道の駅「瀬女」で朝食休憩を取り、6時過ぎに市ノ瀬に到着。
6時20分発のシャトルバスで別当出合に向かいました。
吊り橋を渡り登山スタート!
別当出合で準備を整えて、6時40分から登山開始!
まずは子供にとって初めての吊り橋。
揺れるので怖がるかと思ったけど全くもって平気そうでした。
最初のチェックポイント「中飯場」までは緩やかな登りです。
中飯場で今日の行程の4分の1弱といったところ。
ここまでは愚痴も言わず順調に来ました。
問題は次のチェックポイント「甚之助避難小屋」です。
長いし、登りも急になってきます。
まだまだ樹木に囲まれているので景色もあまり変わり映えしません。
あきらめの早い次男がぼちぼち愚痴り始めます。「まだ着かないの?」「帰りたい」「もう無理」
手元の時計の高度計で100m上がるごとに「〇〇mまで来たよ、もう少しもう少し」と励ましながら、だましだまし、子供をどうにか奮い立たせて登り続けます。
初日の登りにしても翌日の下りにしても、中飯場から甚之助避難小屋までの長い道のりでどうやって子供のモチベーションを保つかが、兎にも角にも大変でした。
昼食、そして黒ボコ岩へ
9時過ぎにどうにかこうにか「甚之助避難小屋」に到着。
小屋の前にテーブルと椅子があるので、ここで早い昼食にします。
昼食はスナックパンとソーセージ。
子供たちも休憩して少しは復活した模様。
次目指すのは南竜分岐、そして黒ボコ岩です。
黒ボコ岩は小屋から見えます。(下の写真の赤矢印)
見えてるけどけっこう遠いんですよね。さあがんばるぞーー!
しばらく歩くと、まずは南竜分岐に着きます。
このあたりから景色がアルプスっぽくなってワクワクしてきます。
子供のテンションもちょびっと上がってきた感じ♪
南竜分岐を過ぎるとガスが上ってきました。
普通は視界が悪くなり眺望がなくなるので、ガスるとつまらない気持ちになるものですが、次男は「雲の中に入れる!男のロマンや!」と言って喜んでました。
なるほど、雲の中に入る、か。そういう考え方もあるかも。
もっともガスの中に入っちゃうと雲のなかって感じはなくてただ白いだけなんですけどもね。
しばらくするとガスも晴れて、黒ボコ岩が近くに見えてきました。
岩に上っている人影が見えたからか、子供たちのスピードが急に速くなります。
僕は3人分の荷物を一人で背負っているので全然追いつけない……。
10時半過ぎに黒ボコ岩に到着!!
先に行った子供たちが岩の上に登って顔を出してお迎えしくれます。
岩の上の絶景を観ながらエナジーゼリーを飲みます。
最後の地獄坂を登り、室堂到着!
黒ボコ岩を過ぎれば本日のゴールである室堂まではあとちょっと!
ほぼ水平な弥陀ヶ原の木道をのんびり歩きます。
この後、標高差約100mの地獄坂が待っています。
これが最後の難関です。
次男も三男もへとへとになり音を上げ始めます。特に次男が「帰ろう」と言い出したのにはまいった。
いやいや家に帰るよりも室堂のほうが絶対に近いから!!
11時15分。どうにかこうにか室堂到着!!
やったどーーー!!!
しかし、まさかの室堂の宿泊受付が13時から。
あと1時間半以上も待たなければなりません。
それを知って、同じ格好で崩れ落ちる兄弟。
仕方ないので時間になるまで、食堂で一杯のラーメンを3人で分けて食べたり、近くを散策して岩の上に座ってぼおっとしたりしていました。
見よ、黄昏る少年たちの姿を。
くろゆり荘でまったり
三男が先に並んで早く受付すませよーと言うので、15分前から受付前に並んで一番に受付を済ませます。
料金は、大人1人、子供2人、雑魚寝、夕朝食ありで、約28,000円でした。
案内されたのは「くろゆり荘」です。
部屋に入ってすぐの左手前の1段目(No.1)と2段目(No.5)が割り当てられました。
No.ごとに2人分のスペースがあるので、3人で4人分のスペースをもらえたことになります。
子供たちは「2階が男のロマン」とか言って、2階を占拠しました。
本当は夜に梯子を下りるのは危ないから子供は1階がよかったんだけどなぁ。
服を着替えて、汗に濡れた行動着を乾燥室に干して、一段落したら、持ってきたカードゲームをして遊びました。
「ナナトリドリ」という「大富豪」の進化版のようなゲームです。
この後、売店でお菓子を買って、15時まで開放されている食堂でお菓子を食べながら再びカードゲームをして遊びました。
15時になると子供たちは部屋に戻っていきました。疲れたのでしょうねぇ。
僕は一人残って、白山を見ながらスキットルのウイスキーをちびちびやったり、食堂の裏のテラスで関西から来られた男の人と語らったりして過ごしました。
で、ついつい話し込みすぎて、気がつけば17時。
しまった、子供を昼寝させすぎた!
あわてて部屋に戻りますが、案の定、ふたりともベッドで爆睡してました。
二人を叩き起こして、再び食堂に戻ります。
17時20分から夕食タイムです。(時間制)
夕食はミート・オア・フィッシュ。
僕はハンバーグを選びましたが、んー、味は微妙だったかなぁ。
ベッドでまた少しカードゲームをしたりしましたが、明日も早いので19時には就寝モードに。
ただ、夜になっても暑い!
フリースを着てましたが暑くて脱ぎました。
夜半には雨も降り出し、雷の音も。
天気予報では明日は晴れ〜曇りのはずなのですが……お願い!晴れてー!
そして寝始めて1時間が経った頃、どたーん!と言うものすごい音が。
なにごと!?と思ったら、三男がはしごを降りてきて落っこちたのでした。
話を聞くと、となりの次男が寝てしまったのに自分は寝れなくて、部屋は消灯して真っ暗だし怖い、と言うのでした。
仕方ないので僕も毛布を持って2階に上がって、3人で寝ることにしました。
両脇が子供とはいえ、2人分のスペースに3人だと、んー狭い。
それでも疲れていたのか早朝までぐっすり眠りました。
2日目 御前峰を登頂し下山
早朝、果たして天気は!?
3時45分。腕時計の目覚ましが鳴ります。
周りは3時過ぎから少しずつ騒がしくなっていました。
昨夜は雨と雷の音がすごかったですが、果たして天気は!?
トイレに行きがてら外を覗いてみると、おお星空が見える!
ということで、予定通り夜明け前に登山を決行します。
ご来光をめざして
……と書きましたが、日の出が5時20分に対して出発が4時50分。
微妙に山頂でのご来光は間に合わないのはわかっていての早朝登山です。
暗いなか、ライトを照らして登山道を歩いていきます。
少しずつ夜が明けて周りが見えてきます。
毎回思うのですが、朝の山は気がつけば明るくなっていて、夜と朝の境目がどこにあったのかわからないのが不思議です。
標高差で山頂まで100mを切った辺りで、ガスの中に入りました。
夜明けです。
写真だとわかりづらいですが、ガスの中の夜明けは世界がピンク色に染まっていてファンタジーな雰囲気でした。
ついに山頂!
5時30分、日の出に遅れること10分。
遅れていた次男もなんとか合流し、ついに家族3人で白山登頂成功です!
一瞬の雲の切れ間を狙って、朝日をパシャリ。
残念ながらガスっていて眺望はゼロ。
仕方ないので「御前峰」の標識を囲んで記念撮影。
しばらく山頂で待っていたのですが晴れたなかったので泣く泣く下山。
室堂から別山の方は晴れてたので、下山途中でも記念撮影。
室堂に戻るとちょうど朝食の時間になっていたので、朝ごはんにします。
朝食は「魚」を選びました。
夕食のハンバーグよりも美味しかったかな。
エコーライン経由で下山
朝食のあと、部屋を片付けたら、別当出合にむけて出発です。
あとは下るだけですが、下りのほうが転倒やスリップの危険があるので気は抜けません。
帰りは黒ボコ岩ではなくエコーラインから下ります。
雲が自分の目線にあるというのが素敵ですね。
木道が終わった後、振り返ると、白山の雄大な姿を見ることができました。ここが白山の見納め。
こんなに晴れているのに山頂はガスってますね。んー、この日は一日ずっとこんな感じだったのかな?
水平道との合流手前。
先に歩いていく息子たちとバックには南竜。
ここが高原らしい景色の最後ってことで写真を撮りました。
あとは南竜分岐→甚之助避難小屋→中飯場と、昨日とは逆の順に下っていくのみです。
ただ、やっぱり甚之助避難小屋から中飯場が長かった!
子供の口から「まだ着かないの?」「全然進んでない」という不平不満のオンパレード。
どうにかこうにかなだめて、歩かせます。
それでも中飯場を過ぎて傾斜が緩くなってからは子供たちのスピードが速くなり、重い荷物を背負っている僕は追いつけなくなりました。
最後は3人一緒に吊り橋を渡りたかったのですが、後ろを行く僕を子供たちは待つことなくちゃっちゃと橋を渡り終えちゃいました。
か、感動のゴールのはずが……。
ということで最後はバタバタと下山しましたが、11時20分、別当出合到着!
2日間の登山、無事終了。おつかれさまでした!!
まとめ
2日間の歩行時間
1日目は、別当出合〜砂防新道〜黒ボコ岩〜室堂のコースで4時間32分(休憩込み)でした。
コースタイムが約4時間なので、休憩を除けばほぼコースタイムどおりです。
2日目は早朝の御前峰往復と、室堂〜エコーライン〜別当出合のコースで5時間30分(休憩込み、但し食堂での朝食等は除く)でした。
コースタイムは1時間10分+3時間10分=4時間20分なので、休憩を除いてもコースタイムに対してやや遅いくらいでしょうか。
これは三男が下りでよく転ぶので、超慎重になっていたためです。
でも慎重に下りていたおかげで後半は転んでなかったので良かったと思います。
小学生の足なら、休憩込みでコースタイム+1時間は見ておくのが良さそうですね。
感想
ということで、子供と登った白山1泊2日の旅日記でした!
2日にまたいでいるとはいえ、標高差1500mを登るのは子供にとってはきつかったと思います。
それでもあきらめずに登ってくれたので、3人で白山山頂に立つことができました。
ようやく子供と白山に登る夢がかないました!嬉しかったです。
できれば白山山頂の絶景を子供たちにも見せたかったのですが、あいにくのガスでした。絶景は次回(あるのかな?)に持ち越しですかね。
さてさて、帰ってから子供たちに感想を聞いてみると、黒ボコ岩に座ったことと、室堂でカードゲームをしたことが楽しかったようです。
あと、室堂のランチタイムに食べたラーメンが美味しかったと笑ってました。(逆に夕食がいまいち)
そして想像よりも歩行時間が長くて疲れたとも言ってました。
見てると、中飯場から甚之助避難小屋までの道が長くて変化に乏しくて辛そうでした。
まあ大人でも嫌ですしねー。
お子さんと登るときは、モチベーションを下げないように工夫して、どうかこの区間を乗り切ってください!!
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