今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「マーク・ボランで漫遊記・後編」でした。
先週前編があったマーク・ボランさん特集の後編です。
今回はT-REXの曲を中心にオンエアされました。
グラムロックについて
「グラムロック」はグラマラスロックの略です。
草野さんの解釈によると「きらびやかな衣装を着てキャッチーなロックンロールでみんなで盛り上がるロック」だそうです。
ただ、僕は先週今週放送された曲を聴いてもきらびやかな衣装でみんなで盛り上がる、というイメージが湧きませんでした。僕だけ?
時代の違いですかねぇ。
マジックパウダーとストレンジャーおじいちゃん
T-REXの全盛期以降(今回の5,6曲目あたり)、マーク・ボランさんはリズム・アンド・ブルースに接近するなどいろいろ試みを行ったそうです。
ただ「いろいろやってみてもT-REXはT-REX」というのが草野さんの感想でした。
そして「どんな食材でもマーク・ボランさんは独自の1種類のマジックパウダーで味付けしちゃう感じ」と言い「マジックパウダー自体はめちゃくちゃ美味しいのでハマる人はハマるが飽きてきちゃう人もいる」と話していました。
例えば「デビッド・ボウイさんはトマト味とかクリーム味とかいろいろな手法を見せてくれる」と言っていました。
なお草野さんはマーク・ボランさんのマジックパウダーに深くハマったほうの人だそうです。
番組の最後に草野さんは「マーク・ボランさんがもしも早逝されていなかったら、その後どういう作品を生み出されていたか想像してしまう」と言い「今も変わらずレスポールを抱えてグラムロックを奏でて、ストレンジャーなおじいちゃんだったのではないか」と話していました。
そのブレない感じが草野さんの琴線に触れたんですかね。
ストレンジャーなおじいちゃん!かっこいいです。
そしてマジックパウダーの例えもおもしろかったです。
自分にとってスピッツの音楽はマジックパウダーなのか、いろいろな調理方法を見せてくれるタイプなのか、考えてしまいました。
スピッツはスピッツという気がするので、マジックパウダーかな〜。
でも1種類ってことはないですね。メンバー4人で4種類のマジックパウダーがあって、そのかけ合わせ?
深くハマるからやっぱりマジックパウダーって気がしますね。
オンエアリスト
① 迷子の兵隊 / スピッツ
② Telegram Sam / T. Rex
③ Jitterbug Love / T. Rex
④ 20th Century Boy / T. Rex
⑤ Electric Slim & The Factory Hen / T. Rex
⑥ Venus Loon / T. Rex
⑦ Light Of Love / T. Rex
⑧ Dandy In The Underworld / T. Rex
⑨ F・L・Y / スペクトラム
②「Telegram Sam」はT-REXの代表曲。
③「Jitterbug Love 」は、草野さんがときどき無性に聴きたくなる曲。軽快なAメロからサビでゆったりするのが気持ちいい。
④「20th Century Boy」、浦沢直樹さんの「20世紀少年」のタイトルはこの曲から来ているそうです。この曲くらいまでがT-REXの全盛期だそうです。
⑤「Electric Slim & The Factory Hen」、ここらへんから売れなくなってきているが、「タンクス」は草野さんが最初に買ったレコードなので思い入れがある
⑥「Venus Loon」はソウルフルなコーラスが加わる。リズム・アンド・ブルースへの接近を試みている。
⑦「Light Of Love」はCMで使われていた(と思う)。軽快でポップ。
⑧「Dandy In The Underworld 」は音楽界がパンクロックに移行した後の曲。
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
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なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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