今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「マーク・ボランで漫遊記(前編)」でした。
なんとワンアーティスト特集史上初の前後編の2週構成です!
マーク・ボランとは
マーク・ボランさんは、僕も名前は聞いたことがある「T-REX」のボーカルです。
グラムロックシーンの申し子だそうです。
すごい人なんですね。洋楽に疎いので全然知りませんでしたが(^_^;)
そんなマーク・ボランさんは、
1947年にイギリス東ロンドンで生まれ、
15歳で中学を退学処分になり、
17歳でスカウトされ、
18歳でデビューしたそうです。
「ボラン」はボブ・ディランを縮めた名前なのだとか。
歌唱としては「ちりめんビブラート」が特徴。
「ちりめんビブラート」とは細かいビブラートを指します。
草野さんの造語だそうです。
マーク・ボランと草野さん
草野さんは後追いでマーク・ボランさんのファンになりました。
そもそも草野さんは思春期の鬱屈した気分をヘビメタで解消していました。
しかしヘビメタは真似できないと悟った草野さんは、80年代当時、時代遅れになっていたマーク・ボランのグラムロックを聴くことで「時代にとらわれない俺かっけー」となり自己肯定につながった、と話していました。
おー、マジョリティに属さない感じがロックっぽい。というかただ天邪鬼なだけか(^_^;)
また番組の最後に、草野さんはマーク・ボランについて「オリジナルな音楽性、オリジナルなキャラクタ。陰キャ時代の青春ソング」と称していました。
陰キャて。
でもそれを言うなら「スピッツは陰キャ時代の青春ソング」って言う人もいっぱいいるんじゃないかなぁ。とりあえず挙手!!
オンエアリスト
① エスペランサ / スピッツ
② Metal Guru / T. Rex
③ The Wizard / Marc Bolan
④ Desdemona / John's Children
⑤ Chariots of Silk / Tyrannosaurus Rex
⑥ Diamond Meadows / T. Rex
⑦ Ride A White Swan / T. Rex
⑧ Bang A Gong (Get It On) / T. Rex
⑨ solid gold easy action / T. Rex
⑩ Zen Zen ブルース / 中山千夏
③「The Wizard」は歌手としてのデビュー曲。
⑥「Diamond Meadows」のアルバムジャケットがかっこいいと称賛。ギターを持ったマーク・ボランさんの写真。
⑦「Ride A White Swan」は草野さんが高校1,2年のときにハマった曲。
ちょうど曲を作り始めたころで、Aメロ、Bメロ、サビの展開がマストと思っていたが、この曲はサビすらない。でもポップ。
草野さんは「え、これでいいんだ」となって気持ちが楽になり形式こだわらなくていいと思うようになったそうです。
ということで⑦は草野さんの曲作りの参考になった曲でもあるんですね。スピッツ史における重要曲かも??
⑧「Bang A Gong (Get It On)」は代表曲。シンプルでリフが耳に残る。
チェリーの「気がしたよ」の「し」
オープニングトークで「チェリー」のサビのメロディについて意外な話がありました。
最近「美しい鰭」がチャートインしている影響で古いスピッツの曲もチャートインしている。特に「チェリー」がよく聴いてもらえている。
と前ふりした後に「実は……」と始まりました。
なんでも「強くなれる気がしたよ」の「し」は下がるのが正しいのだそうです。
でもCDでは草野さんがうまく歌えなくて上がってしまったのだとか。
なのでライブでは正しく「し」を下げて歌っているそうです。
たしかにライブ音源では「があぁしたよ」ってなっててちょっと違いますね。
ここ、僕はずっと草野さんの歌い方のクセなのかと思っていました。
まさかCD発売して20年以上経ってからそんな事実が判明しようとは。
でもCDの方に耳が慣れちゃってるからどっちが正しいとも言えないかなぁ(^_^;)
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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