ロク漫 第280回|スピッツのライヴの指針にも!?「R.E.M.で漫遊記」

 

 

   今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記はワンアーティスト特集で「R.E.M.で漫遊記」でした。


   オンエアされた曲はどれも良くて、個人的には当たり回でした。


R.E.M.とは?

   R.E.M.は1980年に結成され1981年にインディーレーベルからデビューし、2011年に解散しました。

   オルタナロックの火付け役と言われています。

   草野さんは当時音楽雑誌でアメリカの最先端のバンドとして紹介されていたのをきっかけに知ったそうです。


   すごいバンドのはずなのですが、日本では欧米ほどの人気はありません。

   その理由について草野さんは「日本のロックファンはわかりやすいキャッチーさやテクニカルなものを求める傾向があるから、人気が出づらかったのかもしれない」と分析していました。


バンド名のREMはwikiによると「リメンバー・エブリ・モーメント」の略だそうです。但し、諸説あり、とのこと。


オンエアリスト

① アケホノ / スピッツ

② Radio Free Europe / R.E.M.

③ Pop Song 89 / R.E.M.

④ Losing My Religion / R.E.M.

⑤ What's The Frequency, Kenneth? / R.E.M.

⑥ Imitation of Life / R.E.M.

⑦ Supernatural Superserious / R.E.M.

⑧ 小さな星 / FAIRCHILD


   ④「Losing My Religion」はR.E.M.最大のヒット曲で収録アルバムも1000万枚以上を売り上げました。

   草野さんは「マンドリンが印象的」「歌詞もラブソングにも哲学的にも聞こえる」「MVもすごく美しい」と話していました。


   MVはギリシャ神話をモチーフにしているのか独特な空気感がありますね。

   そして大きく腕を振って踊るボーカルの姿がインパクトあります。


R.E.M.のライヴを観て

   草野さんはR.E.M.の武道館ライブを観に行ったことがあるそうです。

   まず、登場したボーカルの動きがパントマイムと暗黒舞踊(なに?)のようだった、と話していました。

   そして派手な演出はなく「とにかく曲を聴いてくれ!」という姿勢に感銘し、それが後のスピッツのライヴの指針になった、と話していました。

   なるほど!

   スピッツのライヴがシンプルな作りで歌と演奏だけに集中できるのはR.E.M.のライヴから得たものだったんですね!

   と納得しました。


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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