今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記はワンアーティスト特集で「ロッド・エバンスで漫遊記」でした。
ロッド・エバンスはディープパープルの初代のボーカリストです。
しかし2代目イアン・ギラン、3代目デイヴィッド・カヴァデールと比べるとなぜか“不当に”評価が低い、でも草野さんは好き、ということで今回はロッド・エバンスにスポットを当てて漫遊することになったそうです。
オンエアリスト
① スターゲイザー / スピッツ
② Only Time Will Tell / M.I. 5
③ Hush / Deep Purple
④ Listen, Learn, Read On / Deep Purple
⑤ Anthem / Deep Purple
⑥ Raging River of Fear / Captain Beyond
⑦ Drifting In Space / Captain Beyond
⑧ どっかいっちゃった / 東京少年
ロッド・エバンスとは?
ロッド・エバンスについて番組中で紹介された内容をまとめました。
- 1947年 イギリス バークシャー生まれ
- 66年からバンド「MI5」で活動開始
- その後、ディープ・パープルの前身のラウンドアバウトを経てディープ・パープルでボーカルを務める
- しかしもっと激しくシャウトできるボーカルを求められチェンジ(ロックバンドにもクビがあるんかい……)
- 脱退後、キャプテンビヨンドを結成(主流のハードロックではないが草野さんは好き)
- 1980年に偽ディープパープル事件を起こし裁判沙汰になり当時のレートで1億円以上を払った
- それ以来音楽業界から身を引いた
なかなかハードな人生ですね……。特に後半。
草野さんは4曲目の「Listen, Learn, Read On」について、ディープ・パープルの好きな曲ベスト3に入る、と話していました。
理由は「途中にポエム(語り)が入っていて渋い。その感じがロッドじゃないと出せない」からだそうです。
ガンガンシャウトする系のボーカルではないけれどその渋さが草野さんにとってのロッド・エバンスの魅力なのかもしれません。
そのせいなのか、それともただたんに年代が古いからかわかりませんが、今回は渋い曲が多かったですね。
唯一、7曲目のラテンフレーバーな「Drifting In Space」だけは弾けていて楽しかったです。
これぞ青春!?自転車で行きたいな
⑤「Anthem」について草野さんはこんなエピソードを話していました。
むかしロック仲間の山崎くんと夜中に自転車で博多から太宰府まで走ったことがあった。
そのとき山崎くんが自転車のかごにラジカセを入れてこの曲を流していた。
だからこの曲を聴くと真冬の国道3号線の景色を思い出す。
夜中に自転車で友達と自転車で走り出す、っていうのがなんかめっちゃいいーー!
これぞ青春!って感じがしますね。
そして思い出の景色と紐付いた音楽って特別なものがありますよね。何年経っても色褪せないというか。
僕も、20年前に自転車で山陰を旅行したときに毎日「ハネモノ」を口ずさみながら走っていた思い出があります。
だから今でも「ハネモノ」を聴くと山陰のひなびた海沿いの街並みを思い出して懐かしくなります。
喜劇映画のような
草野さんは番組の最後にロッド・エバンスについて次のように話していました。
「激動、喜劇的な人生で映画が撮れそう。
情けない過ちもあったが残したものは素晴らしいものばかり。
これからも聞き続けていきたい」
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
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なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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