古いNASが壊れて新しいNASを購入しましたので、その顛末を書きます。
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NASが壊れた
年末に長年使っていたIODATA製のNASが壊れてデータを読めなくなりました。
年の瀬の忙しいときになんてこったーーー。
慌ててNASの中身のHDDを取り出して外付けHDDケースにセットしてパソコン直挿しでデータを確認しようとしましたが、データを開けません。
ネットで調べてみたところNASのHDDのデータ形式はパソコンとは異なるため直接読めないということでした。
なんと、NASにそんな制約があるとは!
ただ「ディスクの管理」から見る限り、HDDは正常そうです。
おそらくNASのCPUなりマザーボードなりが壊れたものと思われます。
復旧サービスでも利用しない限り、壊れたNASからデータを取り出すのは難しそうです。
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壊れたIODATA製NASと2TB の内蔵HDD |
写真は助かったが音楽データが完全消失
壊れたNASには家族の写真とCDからリッピングした音楽データが大量に収納されていました。
音楽データはバックアップしていなかったため全て消えてしまいました。CDを何百枚も取り込んだ作業が全てパーです。涙
写真についてはデジカメのマイクロSDカードからNASに保存する際に、外付けHDDにも忘れずに保存していたのでバックアップができていました。おかげでほぼ全ての写真が生き残りました。よかった。
NASが壊れたことでバックアップの大切さを痛感しました。
NASか外付けか
「バックアップは大切」とわかったので、壊れたNASの代わりに新しいNASか外付けHDDを早々に買わなければなりません。
NASと外付け、どちらがいいか?
今回の故障で僕のなかでNASに対する信用度が下がりました。
NASの故障はHDDが壊れることもあればシステムに関わる部品が壊れることもあり、後者の場合、仮にHDDが無事でもデータの修復はほぼ不可能です。
NASは故障要因が複雑です。パソコンに詳しくない素人が手を出していいものか……
バックアップ手段としてならば外付けHDDでも十分です。シンプルだし価格も安いし。
NASはもうやめようとも思いかけたのですが……
一家に一台DLNAサーバーがほしい!
撮りためた写真をリビングのテレビで共有して家族で眺めたい!
ネットワークオーディオで音楽を聴きたい!
という欲求が強かったのでやっぱりNASを買うことにしました。
1ベイか2ベイか
そうなるとNASの冗長性の向上、即ち信頼性の向上のためにRAID化をしたくなります。
実は壊れたNASは1ベイしかなくRAID化していませんでした。
HDDを2台搭載できる2ベイのNASを買えばRAID1(ミラーリング)を利用できます。
RAID1ならば片方のHDDが壊れてももう片方が正常ならデータが消失することはありません。
NASにデータを保存するなら今回の反省を活かして2ベイのNASをRAID1で使用するのがいいはずです。あと、RAID1でNASを運用しているとなんかかっこいい!
でもちょっと待ってください。
今回壊れたNASの故障原因はHDDでしたっけ?
NASのHDDは正常で、それ以外のシステム部分が壊れたという推測だったのでは?
最近のHDDは強い
ここ10年を振り返ってみるとHDDそのものが壊れたという経験がありません。
2年前に買い替えたデスクトップPCも電源ユニットやビデオカードは壊れましたがCドライブのHDDは無事でした。
外付けHDDを複数所有していますがHDDが壊れた事例はまだありません。
意外とHDDはしぶとく生命力が強いようです。
だとするとNASにおいても壊れる可能性が高いのはHDDはではなくそれ以外のシステム部分と考えるのが妥当です。
そしてシステム部分の故障は2ベイでRAID化しても救えません。
また物理的なダメージ(子供に蹴飛ばされるなど)での故障に対しても2ベイは無力です。
同じ場所にHDDが2台あるということは、子供に蹴飛ばされたりしたときにどちらも壊れる可能性が高いということです。
だとするとデータ保管はHDD2台を別々の場所に置き、NASは1ベイにしてコストを安く抑えるのがベストなように思います。
ということでNASは1ベイに決めました。
(補足)BUFFALOのRAIDの説明ページにも「RAIDはデータ保護に有効な機能ですが、データの完全な保護は保証いたしかねます。重要なデータはバックアップと併用ください。」と書かれており、RAIDにしてもバックアップが必要なことがわかります。
NASをバックアップストレージにする
考えた方を逆転します。
これまではNASをメインのデータ保管庫にして、それとは別の外付けHDDをバックアップにしていました。
これをやめて、内蔵HDDにデータを保存して、そのバックアップにNASを利用します。
こうすれば突然のNASの故障に困ることもなくなります。
内蔵HDDに元のデータが必ず保存されているわけですから。
そしてNASへのバックアップはバックアップソフトを頼ります。
これにより自分の手をそれほど煩わせずにデータのコピー(ミラーリング)ができるようになるはずです。
IODATAかBUFFALOか
1ベイのNASをバックアップソフトを使って運用するということろまで決まったので、あとはどのメーカーのどの機種にするか?です。
家庭用のNASなら、コストも安くセッティングも楽な完成品(NASキット+HDD)がお得です。
メーカーはIODATAとBUFFALOの2択です。
前回はIODATA製品でした。壊れてしまいましたが5年は使用できたので信頼してもいいでしょう。地元のメーカーなので応援したくもあります。
しかしNASののラインナップを見比べてみるとBUFFALO製品の高速モデル「LS701Dシリーズ」はヘキサコアCPUを搭載していて高速で安定性も高そうです。一方のIODATAはデュアルコア止まりです。
価格も1ベイであればそれほど高くありません。1ベイかつ4TBの「LS701D401」ならば2万円台前半です。
ということで今回は「BUFFALO LS710D0401 LinkStation」を購入することに決めました。
ヘキサコアCPUが決め手です。
バックアップソフトについて
バックアップソフトはいろいろ調べて「FreeFileSync」を使うことにしました。
これが自分がやりたいことを最も簡単にできるソフトでした。しかもフリーです。
詳細はまた次回。
なお、BUFFALOのLinkStationに付属している同期ソフトは痒いところに全く手が届かないので使い物にはならなかった、ということは先に記載しておきます。
まとめ
年末に長年使っていたNASが壊れ、新しいNASを買うことにしました。
その際にいろいろ調べたり自分でも考えたりして、新しいNASは2ベイではなく1ベイのものにしました。
2ベイにしなかった理由は、
- HDDが壊れる可能性は低い
- 2ベイにしてもシステム部分が壊れたらデータを簡単に復活できない
- 2ベイにしても物理的にHDDが2台とも破壊される可能性がある
です。
また1ベイの信頼性の向上と利便性の改善のために次のようにNASを運用します。
- PCの内蔵HDDにメインでデータを保存してNASをバックアップとして利用する
(不慮のNASの故障が起きても内蔵HDDにデータが残っているので大丈夫!) - バックアップは差分バックアップが簡単にできるフリーソフト「FreeFileSync」を用いる
NASの用途は主に家族写真と音楽データの保存なので上記のような運用で特に支障はないと思われます。
実際に購入したNASは「BUFFALO LS710D0401 LinkStation」です。
1ベイ、4TBで、購入価格は約22,000円でした。
選んだ理由は高速・安定のヘキサコアCPUです。
果たして、「LS710D0401」は当初の思い通りにバックアップストレージとして機能するのか?
音楽や各種メディアのDLNAサーバーとして快適なデジタルライフを提供できるのか?
バックアップソフトとの組み合わせはうまくいったのか?
ヘキサコアCPUの効果は?
次回、詳細をレポート!!
⇒【レビュー】BUFFALO LS710D0401 LinkStation|NASをDLNAサーバー&バックアップとして使おう
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