今年、かつて金沢市で開かれていた「金沢ロードレース」と「金沢百万石ロードレース」が一つになって新しく「金沢百万石ハーフマラソン」(以下、百万石ハーフ)が誕生しました。
過去の2つの大会は3月と10月に開催されていたのですが、「百万石ハーフ」の開催日はなんと冬の始まる12月4日です。
北陸金沢でこの時期にマラソン大会をやるなんて(天候的に)地獄を見そうですが、僕は春の加賀温泉郷マラソンは辞退し、秋の金沢マラソンは落選したので、今年は1つもマラソン大会に参加していません。
なので、走り納めも兼ねて大会に申し込みました。
初冬の金沢を練習ではなく大会で走るのはこれが初めてです。
大会自体も第1回ということもあり、果たしてどんな大会になるのか!?
コース紹介
ハーフマラソンのコースを紹介します。
スタート地点は西部緑地公園の陸上競技場です。
ここを出発して玉鉾、大豆田のあたりを1周して、金沢駅前に向かい、県庁を通り過ぎて海環を左に曲がって、再び陸上競技場に戻ってきます。
全体を通してフラットなのでタイムの出しやすいコースだと思います。
当日の天候について
金沢の12月なのでそりゃこんな天気だわなって感じで、朝起きたときから曇天で雨でした。
小雨がずっと続いている感じ。
でも思ったほど降らなかったし、思ったほど寒くはなかったかな。
雨のピークは疲れが出始めた後半の駅前の50m道路のあたりだったように思います。
50m道路は、早くゴールしてー、間違っても歩きたくねーと強く念じながら走り抜けました。
タイムについて
タイムは1時間45分を切れました。
ハーフで久しぶりにキロ5分のペースで走れました。やったぜ。
ラップを見ると、最初から最後まで1kmあたりのペースがほぼ変わっていませんでした。
フラットなコースのおかげですね。
給水所(エイド)について
給水所は4箇所と少なめです。
寒い時期なのでこれでもぎりぎり大丈夫でしたが、5箇所はほしかったと思います。
また水しかなく、食べ物はなし、スポーツ飲料系もなしでした。
大会の不満点
大会後にRUNNETを見に行くと、評価点が20点台と非常に低かったです。
実際僕もかなり不満だらけでした。
時系列で不満点を見ていきます。
大会前
- 看板関係が一切ないので受付がどこかわからない
スタート直前
- 当初、整列ブロックのプラカードが出ておらず、どこに並んだらいいかわからない
- スタート数分前に、スタートの方向を全員が間違えていたことが判明し、180度大回転するハメになる
- なんの前触れもなく突然号砲がなりスタート。全員苦笑
レース中
- km表示の看板が少ない
- 前述の通り給水所が少ない。水しか無い。またボランティアの人が明らかに少なく、給水が間に合わず空のコップが並んでいた
- 途中に時間表示がない(むかしは中間点に時計があったような?)
ゴール後
- ゴール前に時計がない。フィニッシュタイムがわからない
- 荷物預かり所に行く際にコースを横断しないといけない
- 記録証のダウンロードがアクセス過多のためか丸1日できなかった
- 月曜時点の記録証のタイムは手元の時計よりも10秒ほど遅かったが、水曜日に再度ダウンロードしたら10秒ほど早くなっていた。集計ミスがあった?
ボランティアの方々は雨のなか、とても頑張っていたと思います。
ただ、大会の隅々でずさんな運営だったなと感じました。
第1回とはいえ前身の大会があったわけなのですからノウハウは引き継げなかったものなのでしょうか。
とはいえ、金沢市のマラソン大会が10年前に比べて減っているのもあり、新しい大会が誕生するのは大歓迎です。
第2回があったらまた参加します。
ぜひ今回の反省をふまえて改善してきてほしいです。
もらいもの
最後に大会に参加してもらったものを紹介します。
完走後におにぎりとスポーツドリンクをもらいました。
また最初の受付の際にパンフレット(冊子?)とバスタオルと赤いブレスレットをもらいました。
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