今年の春からファミリーキャンプのテントにはキャプテンスタッグの「DXオクタゴン 400UV」を使っています。
DXオクタゴン400UVは大型のベル型テントです。
室内空間は広いですし出入り口は斜め前にせり出しているので、当初はタープがなくてもテントのみで過ごせて雨の日も出入りしやすいものと思っていました。
しかし実際に使ってみるとやはりタープがないと過ごしにくい。
特に雨の日は出入り口に庇(ひさし)にもなるタープがほしくなります。
ということで今回はDXオクタゴン400UVとタープを連結して出入り口に庇をつけるアレンジをした報告をします。
0)テントのみ
初めにテント単体で張った状場合とテントとタープをバラバラに張った場合をご覧ください。
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白山吉野オートキャンプ場にて |
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閑乗寺公園キャンプ場にて |
晴れてる日はこれでもいいですね。
ただ雨の日やサイトが狭い場合はテントとタープを重ねて張りたくなります。
1)小川張り
まずは定番の小川張りを試してみました。
小川張り用のロープはキャプテンスタッグ製です。長さは約4mです。
後ろ側の出口ぎりぎりにポールを立ててロープを前に延ばします。
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三国山キャンプ場にて |
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石川健康の森キャンプ場にて |
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奥飛騨温泉郷オートキャンプ場にて |
小川張りと言うと普通は延長ロープがテントの真上を通過していくところですが、DXオクタゴン400UVは最頂点が2.5mもあるため、2.4m長のポールでは延長用ロープが真上まで上がらず、テントの横を通過していきます。
そのため正面から見るとタープの中心が左右どちらかににズレてしまい不格好です。
また風が吹いたときにロープがテントの側面に擦れる音が気になります。
2)とんがりハット
続いて、ワンポールテントで重宝したとんがりハットを試します。
下の写真はとんがりハットがDXオクタゴン400UVの頭にうまく載って、きれいにタープを張れた状態です。
小川張りと違って、タープが真正面にきてくれます。
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能登島家族旅行村Weランドにて |
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能登島家族旅行村Weランドにて |
しかし、DXオクタゴン400UVは大きくて高いため、とんがりハットを頭に載せたままセンターポールを立てるのが困難です。
実はこのときはうまくいきましたが、この次のキャンプのときは失敗しました。
何度やってもセンターポールを立てるときにとんがりハットが落ちてしまうんですね。
あきらめて小川張りに変更しました。
3)ペンタゴンタープ
ヘキサタープだとどうしても中心線に2本のポールを立てないといけないため、後方のポールは出入り口の真ん前に来てしまいます。
それを避けるために小川張りをしたりとんがりハットを使ったりするわけですが、いっそヘキサタープを辞めてしまったらどうでしょう。
ということでタープをペンタゴンタープに換えてポール3本で立ててみました。
ペンタゴンタープにはハイランダー製のトラピゾイドタープ(3.6m ver.)を用いました。
下の写真では180cm長のポールを3本使ってタープを張っています。
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西俣キャンプ場にて |
テントの出入り口の脇にポールを2本立てて出入り口をタープで覆うようにしました。
これならとんがりハットなどの特殊なアイテムを必要としません。
なお、後方2本のガイロープを付属の2m品から4mに付け替えています。
この写真の翌日に雨が降りましたがタープと出入り口がうまいこと連結できたので、テントの出入りの際に雨に濡れることはありませんでした。
む す び
キャプテンスタッグ「DXオクタゴン 400UV」はセンターポール1本のみの構成なので、設営が簡単で室内が広いです。
最大の欠点はタープとの連結がしづらいことです。
このテントを買った後に気づいたのですが、一般的なベル型テントは出入り口のフレームのところにチョボが出ていてここにトンネルタープを連結できるようになっています。
しかし「DXオクタゴン 400UV」にはそれがありません。
そもそも出入り口の形がA型ではなくてΠ型で変わってますし。
そのため、こんな風にタープの連結に悪戦苦闘していたのでした。
今回紹介した1)~3)のどれがいいかですが、小川張りが一番簡単なのでおすすめです。
ただ延長ロープがテントの横を通って左右非対称で見た目が悪いのがいまいちなんですよね。。。
次回は、キャプテンスタッグ「DXオクタゴン 400UV」を一年間使ってわかった良いとこ悪いとこ、そしてベル型テントをこれから買う人に向けて何に注意したらいいかを書きます。
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