長男が今年でもう小学6年生です。息子全員が小学生の間に、最後にもう一度兄弟そろってキャンプに行きたいなーと思い、息子3人と僕の4人で秋のキャンプに行ってきました。
寒さの苦手な妻は今回も留守番です。
11月のキャンプは初めてなので、寒さ対策として電源の使える西俣キャンプ場のオートサイトを予約しました。
最近ゲームばかりやりたがる長男。
兄弟喧嘩が絶えない長男次男。
まだまだアスレチックで遊びたい三男とそんな年頃でもない長男。
夜は寒い11月。
果たして男4人のキャンプは無事に過ごせるのか??
料金と注意点
オートサイトは3700円(100円値上げした模様)で、電源代は別途500円必要。
使用人数による加算はありません。
ゴミ代がない代わりに、ゴミはすべてお持ち帰り。
灰捨て場は管理棟の裏の1箇所のみ。
auはつながりません。(’22年11月時点)
チェックアウトは少し遅くて11時までです。
オートサイト25
サイトは予約時に選べます。
なので予約するときにホームページのMAPを見ながら電話することをおすすめします。
今回は25番を選びました。
ここにした理由は、炊事場・トイレに近いけど目の前ではない。対面に他のサイトが無いからです。
受付を済ませて25番サイトに行ってみると……、
サイトが広い!
写真の見えているところ全てが25番サイトです。
他のサイトも広いところが多いです。
去年までは小さなテントを使っていたのでサイトのサイズを気にしませんでしたが、あらためて見ると西俣キャンプ場はサイトが広くてよいですね。
これなら大きなベル型テントも5m級のタープも思う存分に張れます。
テント設営!
キャンプ道具を車から降ろして設営開始!
グランドシートを仮止めする次男。
ポールを組み立てる三男。
完成!!
テントは我が家の定番キャプテンスタッグの「DXオクタゴン 400UV」です。
今回、撤収の楽さを考えてタープは小さめのものを張りました。(せっかくサイトが広いのに)
用いたのはハイランダーのトラピゾイドタープ(3.6m)です。
トラピゾイドタープは五角形をしているので、トンガリハットを使ったり小川張りをしなくても、テントの出入り口を覆うようにタープを張ることができます。
ポイントは出入り口側にポールを2本使うことです。
なんて書きましたが実は今回初めてこのタープを使ったんですよね。
思った通りに張れてよかったです。
電源
電源のコンセントは番号の書いてある電灯のところにあります。
15A です。
10mのケーブルで十分に足ります。
木登り
僕がテント以外のいろいろを設営している間に子どもたちは後ろの木で何やら作って遊んでいたようです。
長男が枯れ枝を集めて梯子を作りました。
危なっかしいですがいちおう登ることができます。
インドアな長男が自然の中で創意工夫をして遊んでいると嬉しくなりますね。
こちらは次男と三男。
梯子というか、ただ枝が乗っているだけといった感じ。
auがつながらない……
一段落したらスマホでゲームをしたりyoutubeを観たいと駄々をこねる長男のためにWi-fiルーターを準備しようとしたのですが……au(povo2.0)がつながらないことが判明!
今どき日本アルプスの奥地でもないのにケイタイがつながらないことがあるのか。がっくし。
ネットができないと知った長男は肩を落として怨嗟怨嗟怨嗟。。。
でもゲームをしに来たわけじゃないからね。ここは我慢してもらうしかない。
西俣自然教室前の広場
ネットが繋がらず、ブーたれている長男を連れ出して少し離れた広場へ向かいます。
ここでコーンを並べて、4人でサッカーをしました。
手入れが行き届いていて荒れておらず、十分に広いのでボールを持ってくればサッカーでも野球でも伸び伸びとできると思います。
揉めたりしつつも楽しくサッカーをしていたのですが、最後の最後になって、プレイ中に長男が次男を羽交い締めにしたとかなんとかで大喧嘩になって、そこで終了。
なんだかな〜。
アスレチック広場
サッカーの後はとなりのアスレチック広場に移動。
初めは長男と次男が喧嘩したままで、僕が何を言っても険悪な雰囲気でしたが、長男をしばらく放っておいて鬼ごっこを始めたら歩み寄ってきてくれました。
鬼ごっこで2,30分は遊びました。
ターザンロープがあると盛り上がりますね。
アスレチック遊具は危ないと言うほどではないですが一部が壊れかけていたので、事前に大人がチェックしておくと良いと思います。
それにしても11月にもなると日が落ちるのが早いですね。
15時を過ぎると山の陰になる場所は暗くなり、16時半には夕暮れの気配が……
三男はまだまだ遊びたがっていましたが夕食の用意もあるのでテントに戻ることにしました。(長男は帰ってゴロゴロしたいと言ってました)
BBQとおでん
夜になりました。
夕食の献立は、
- スーパーのおでん(主に大根と玉こんにゃく)
- 焼肉 牛と豚 500g
- コンビニのおにぎり1個ずつ
です。
本当はおでんと(レトルトの)カレーライスの予定だったのですが、長男が焼肉を食べたいというので急遽変更してBBQの道具も持ってきました。
一人で炊飯まではさすがに手が回らないので、ご飯はコンビニのおにぎりで代替。
調理はただただ火を付けるのみです。面倒な調理はゼロ。
おでんは袋を切ってドバドバっとフライパンに入れて、ガスコンロで温めるだけ。
楽だし、味も間違いないし、みんなおでんの大根と玉こんにゃくが大好きなので喜んでくれます。
BBQは、僕が炭に火をつけて、子どもたちが代わる代わる肉を焼きました。
ただ牛も豚も脂身が多くて、牛を焼いていても豚だと思うくらい油が落ちて火が燃え立っていました。
子どもたちはファイアーするたびに、おっかなびっくりキャッキャッ言い、長男は「自分で焼いたからいつもよりも肉がおいしい」とほくほくの笑顔を向けます。
うんうん、こういう光景を見るとキャンプに来た甲斐があったというものです。
犯人は踊る!
秋の夜は寒いので、夕飯をすましたらテントの中に入り、トランクカーゴをテーブル代わりにしておやつパーティです。
定番のクイズを出し合いながらおやつを食べます。
その後はカードゲームパーティ。
新しく買った「犯人は踊る」というカードゲームで遊びました。
犯人カードを持った犯人を探偵が当てるとゲームと言うと人狼ゲームのようですが、実際にはそこまで心理戦の要素はなく、ゲーム時間も最長4ターンで終わるので短く、気楽に楽しめます。
その後は次男の提案でトランプの「大富豪」をしました。
盛り上がって、もう一回もう一回とみんな言うのですが、さすがに21時を過ぎたので歯磨きをして寝ることにします。
電気ストーブと電気毛布
夜になると外の気温は10度くらいまで下がり吐く息が白くなりました。
子どもが風邪を引かないように電気ストーブ(セラミックファンヒーター)とガスストーブをWでオンにします。
電源サイトだと暖房として電気機器を使えるのが嬉しいところ。
ガスや石油と違って一酸化炭素中毒を気にしなくてよく、手軽なのがいいです。
室内は直径が4mありかなり広いのですが、室温は20℃まで上がりました。暖かい。
晩秋までなら電気ストーブとガスストーブだけでなんとか寒さを凌げそうですね。
就寝時はガスストーブは消して、代わりにエアーマットの上に電気毛布を敷きます。
電気毛布は今回初めてキャンプに投入します。
パワーは「強」だと暑すぎるかもしれないので「中」〜「弱」に設定。
エアーマット→電気毛布→シュラフの順に設置します。
シュラフに入って寝てみると、しばらくしたら背中側がほんのり暖かくなってくるのがわかります。
これくらいの暖かさが寝汗もかかずちょうどいいかな?
夜半に雨が降り出し気温が下がりましたが寒くなることなくよく眠れました。
電源サイトだと、暖を取るのが楽でいいですね。
翌朝
翌朝は雨予報だったので覚悟はしていたのですが、思っていたよりも真面目に(?)雨が降り撤収が大変でした。
しかも朝食を食べ終わると長男が「後片付けをしたくない」と愚図りだします。
場の雰囲気が悪くなるのが嫌だったので長男には車の中で待機してもらうことにしました。
本当は後片付けもいっしょにやって、何かしら成長の糧にしてもらいたかったんだけどなぁ。
次男と三男は本心はどうかわかりませんが進んで後片付けをしてくれたので助かりました。
終わりに
実は記事に書いてないところで、兄弟喧嘩が多発するは、愚図って言うこと聞かないは、僕も怒鳴ってしまうはで、想像以上に大変な2日間でした。
長男1人、次男三男2人それぞれバラバラにキャンプに行ったときは撤収含めてわりと上手くいったんですけどね。兄弟3人がそろうとうまくいきません。3本の矢にはならないですね。
帰りの道中に、僕も怒り過ぎたかなーと少し反省しました。
でもまあ、みんなで焼いたBBQや夜のカードゲームは盛り上がったので、100点ではなくても70点くらいではあったかな。
新しいアイテムの電気毛布(じんわり暖かかった!)も試せて、11月でも寒くないキャンプを楽しめるとわかったのも良い体験でした。
我が家の今年のキャンプはこれで終了。次回は春、長男が中学生になったら、かな。
果たして長男は付いてきてくれるかな?
キャンプ場の様子いろいろ
炊事場の前の道から管理棟を見る。
炊事棟とトイレのある棟。
炊事場。
夕方ごろの炊事場前。
<メモ>
・長男:11歳、次男:10歳、三男:8歳
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